今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

どたばた旅行記その10

2009-09-30 11:34:53 | 日記とか


宝石店で上手く値切りきれず高い買い物をしたことを散々娘達に指摘されて落ち込みながら再びバスへ

宝石店のある川主寺周辺が海抜3000メートルで、ここまでは舗装された道を比較的楽に走ってきたが、ここからは本格的に登ったり降りたりしながら4000メートル級の山越えとなり、黄龍までは2時間以上の移動距離である。
ということで、ガイドさんから高山病に備えて酸素ボンベ支給~。
      
    
初めて見ました 軽いけど結構でかい。

山道に入ると道幅が急に狭まって道路状況も悪くなる。
黄龍への道は今までもある程度舗装整備されていたものの、冬は凍結して封鎖となるため冬でも黄龍観光ができるようにと只今工事中なのだそうだ。

というわけでバスはこんなところを走ります

上からは落石の危険、下は谷底…

道幅は大型バス2台がやっとすれ違える位なので崖側を通るときはスリルとサスペンス
しかも頭が180度振れるくらいのものすごい揺れ
カフェオレ親子は大丈夫だったけど、車に弱い人は確実に酔います
しかもそんな道を2時間以上走るんだもんね。
ツアーメンバーのほとんどが寝てたけど、この山越えで寝ると睡眠中に酸素摂取量が減って高山病になると聞いてたのでカフェオレは寝なかった。
てか、スリルとサスペンスっていうのもあったけど、景色が凄すぎて寝てる場合じゃなかった

雲が道と同じ高さにありま~す

ただ、工事している人はチベット人らしき人達がほとんどだった。
重機も使ってるけど、かなりの割合で大きな石を砕いたり移動させたりするのは人力のようで、現代でありながらさながら万里の長城を作ってるがごとく
それに出稼ぎなのか政府の命なのか、夜は全く電気もないような岩がゴロゴロした道沿いに張られた簡易テントで、駆り出されて工事に携わっている多くの人達が暮らしているようだった。
工事の人達はセーターを着ている人、マフラーを巻いてる人、Tシャツの人、チベットの民族衣装の人などまちまちで、女性もたくさんいた

自分も観光に来てて何だけど、こうやって山を切り崩して自然破壊してるのを目の当たりにしたら複雑な気持ちになった

さて九寨溝から3時間かけてようやく黄龍の入り口付近に到着。
まずはレストランで早めの昼食をとる。

ぜいたく言っちゃいかんけど、やっぱりイマイチなお味。

世界自然遺産「黄龍」の入り口。
さらにロープウエイで5合目位まで登ります。

ロープウエイを降りると気温12度。ちょっと寒い。
ここから約1時間強を徒歩で登る。
平坦な遊歩道と聞いていたけど、目的地の五彩池近くになるとロープにつかまりながらのほぼ登山状態
高山病というより日ごろの超運動不足がたたっての酸欠で酸素ボンベを初めて使った(笑)
山頂の黄龍後寺 ここは海抜3560メートルです。

お寺の後ろに回ると…

五彩池が広がっていま~す
マリンブルーの湖沼が点在する九寨溝とは違い、黄龍はこんなふうに石灰岩でできた棚田状の池が何千もあって、水の色がスカイブルー




どこもかしこも圧巻です。

そしてこの日は黄龍観光が終わった後、直接空港から成都へ行くことになっている
つまり飛行機の時間が決まっているので絶対に観光を時間内に終わらせなければならないのだ。
各自のペースで3時間以内に観光をして麓まで降りることになった。
各自のペースというから、ちょっとのんびりしていたらツアーメンバーの方たちがカフェオレ一行を待ってくださっていた。
さすがに3日目となるとメンバーの結束も固くなり、写真のベストスポットで場所取りをしてくれたりお互いに写真を取り合ったり。
結局みんな一緒に行動することになったのだが、私より年配のメンバーさんの足取りが軽いこと、軽いこと。
一番酸素ボンベ使ってたの、お母さんだったよね
と娘達に言われました

黄龍の景観。
途中、こんなところも

まだ木道は整備中のところもあり、なんと人力で木材を運んでた。
恐るべし、チベットパワー

さすがに高地での4時間半ハイキングは疲れたけど秘境の世界自然遺産を堪能し、無事時間内に麓の集合場所到着
そしてまたバスに乗り込み一路空港へ。

あら、霧かしら?と、思いきや雲でした。


行きは朝早かったので工事もあまりやってなかったけど、帰りは重機が道いっぱいになって作業するため時々工事渋滞。果たして飛行機に間に合うか。

でも景色は絶景です
途中の町で早めの夕食

はい、ここのお料理もイマイチでした
最後に味付けして混ぜてないのか、例えばチンゲン菜の炒め物なんか1枚のチンゲン菜で全く味のない部分とすっごくしょっぱい部分があった
中国人の客はこれで満足できるのか
少なくともこの店の料理は田舎料理だから口に合わないという以前の問題だと思うけど…。

いよいよ空港へ…

搭乗便の到着が1時間遅れたため出発も遅れたが、夜9時には成都に着きホテルへ。
朝が来たらいよいよ中国ともお別れだ。

 

旅行記11に続く

 

 

 

コメント
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