息抜きのキャラモデルが終わってまたクルマに戻りました。
とりあえず手頃で簡単なものにしておこうと積んであったBMW320Turbo Gr.5を出してきました。
これ30年ほど前、ルーフがつぶれたエッシーのキットを作って結構気に入っていましたが、経年ですこし劣化が出始めていたので数年前にオクで処分。
また作り直せばいいや、とタミヤのやつは積んであったのですが、昨年イタレリからエッシーのキットが再販されましたね。
模型映えするFruit of the Loomの仕様に再度チャレンジ。
イタレリのキットを見てみるとほぼエッシーのまんまなんですが、何故かリヤウイングが違う形のものになっています。
形状が違うので調べて見ましたが、あのままで良かったのに何故変えたのか不明。
一応キットは78年のDRM:ノリスリング200マイルの仕様ですがキットのままでは修正が必要です。
フロントフェンダーやスポイラー、リヤウイングなど実車はこんな感じです。
You tubeにもアップされていますが以下動画の最後の10分に、このクルマとエッシーの箱絵にもなったブラックラベルの320の息もつかせぬ大バトルが繰り広げられます。
この時代のシルエットフォーミュラは凄かったですねえ。
1978 | DRM's Norisring Geldrennen ("Money-race") | 1080P 60FPS
ちなみに78年ノリスリング200マイルの選手権のかかったメインレースはこれとは別でこれは非選手権イベントです。
動画のタイトルにあるように〝Geldrennen〟賞金レース?とあります。何がどう違うのかわかりませんが。^_^;
私も混同していて知らなかったのですが調べた検索結果で優勝車が異なるので、あれ??と思っていました。
選手権のほうのウィナーはDiv.1がマンフレッド・シュルティの935、Div.2がハラルド・アートルの320i。
この非選手権のほうはミントグリーンのVaillantカラーの#2番934/77を操ったボブ・ウォレクです。
タミヤのボディと並べてみましたがタミヤは低くてワイドです。
タミヤはワークスのIMSA仕様ですが数年前に再販したイエガーマイスターはDRMの仕様。
あれの完成画像を見ると、元がスピード競技用だからなのかなんだかタイヤ(特にリヤ)が小さい気がしました。
ちなみにイタレリのタイヤと比べるとこんなに違います。
オマケにタミヤのホイールはリムがとっても深いんです………..なんで??。
タイヤ/ホイールはイタレリの方が違和感ないのでそちらを使用することに。
イタレリはグリルも2灯(77年仕様か?)でライトも一体成型、エッシーのキットではちゃんとガラスパーツもありましたがこのイタレリ版はありません。
実車は4灯で内側2灯が塞がれています。
そんなわけで4灯のタミヤのグリルをエッシーのボディに移植しましょ。
左右のウインカー部分は横まで回り込まないので切断してあります。
ここはあとでクリアレジンかプラで作ります。
キットのフロントフェンダーからノーズまわりを全部パテ埋めして形状を修正しました。
ボンネットのルーバーは裏側から削って開口しています。
リヤのトランクにある給油リッドはDRM仕様はありませんのでパテ埋めしてあります。
レース事にフェンダーやウイング、細部が異なっているようですが大体こんな感じでいいのかな。
エンジンですが別に魅力的でも無いので(笑)昔もそうでしたが今回も省略してプロポーションモデルにしちゃいます。
これの〝次に控えているやつ〟が結構大変なので、BMさんは軽く流しておきますよん。