涼しくなったので・・・
お兄ちゃーん
仕方ないなぁ~~。
チョビ子は春~夏中、ほとんど家に入ることがなくて、
入っても不安気にフニャンフニャン鳴いて出て行ってしまう。
お兄ちゃんが意地悪してる疑惑だったんだけど、
涼しくなってきたらお互い暖を取りたくなるのね。
でもまだ本格的じゃなくて、一眠りしたら出て行ってしまった。
残留のお兄ちゃんは、ソファ独り占め。
どうせならゴキ田見つけて退治してくれんかな。
行きはミュンヘン経由だったけど、
帰りはフランクフルト経由。
ま、どっちでも同じことなんですけどね。
つまり、ドイツでビールを飲んで、ヴルスト(ソーセージ)を食べる!
@ゲーテ・バー
デフォでこの量。
私はニュルンベルガー
だって、ザワークラウトが食べたかったの。
ダンナは全部盛り!
ちょっと違うけどユーロのマークに見える。
ポテトもついてるのに、
パンも付く。
トランジットに3時間以上あったもんだから、
余裕でゆるゆるしてたんですよ。
さすがはドイツ、量が半端じゃないね。
私らもびっくりしたけど、周りの人も驚くし、
どっかのアジア人が写真を撮らせてくれって来るし。。。
そんな和やかな空気が・・・・。
通路を挟んだ隣で、飲んでた老人と息子の二人連れ。
こっちを見て笑ってたのに、
なんか緊迫した感じになってる。
息子がお父さん(老人)に忍んだ声で何か言ってる。
笑ってたはずのお父さん、表情が固まり蒼白。
息子はお店の人に声を掛けたいんだけど、タイミングが合わない。
一瞬席をはずして、中央に何かを言いに行った。
それからが、まるで映画のよう。。。
静かに静かにスタッフが行動している。
ウェイトレスが何かできるかと、息子に聞くと、
「残念ながら、あなたに出来ることは無い。」
と答えたのが聞こえた。
若いお兄ちゃんスタッフが走り、空港職員が来る。
静かに1人掛けの席からベンチシートの席に、 老人を移す。(まだ何とか歩けた、)
ベンチシートにシーツ(テーブルクロス?)を敷いて、老人を寝かせる。
息子が常備薬を出す。ニトロか??
空港の救急士が来る。
心臓マッサージをしてる。
AEDの準備もしてる?(よく見えない)
少し意識が戻った。でも身体を起こせない。
ストレッチャーかと思ったら、手押し車のような折り畳みの車いす。
私たちの席周りは、皆気付いていたけど、
あまりに静かに展開してるんで、他の席の人は誰も気づいていない。
息子「ありがとう。迷惑をかけた分を支払いたい。」
店員(責任者)「いいのよ、そんなもの。助けるのは当たり前じゃない。」
そして、二人がいなくなった後、席を消毒する店員。。。
全てが片付き、
何事も無かったかのように、また旅行者が食事するために席に着く。。。
毎日何万人と利用客がいる国際空港のこと、
こんなことは日常茶飯事なのかもしれない。
それにしても、あの息子も大騒ぎすることなく対処してた。
大きな声で「誰か助けてください!」と声を上げてもよさそうだが、国民性なのか。
何もできずに、様子を心配して見てるだけで、頭がいっぱいいっぱいになっちゃった。
願わくは、旅行が出来るほど、お父さんの調子が戻りますように。
これでポーランド紀行、一貫の終わりでござります。
長々とお読みくださり、ありがとうございました。
旅行前のリサーチで、
ピエロギとポンチキの他にも、
食べたり見つけたりするのを楽しみにしていたものがある。
バームクーヘンの起源か?と言われるセンカチュ
製法は同じだけど、
生地がイガイガとげのようになっているらしい。
でも、見たのはワルシャワのお菓子屋さんのウィンドーで、
普通のバームクーヘンだけだった。
クラクフではベーグルを楽しみにしていた。
どうもイメージと違ったけど、これがそうらしい。
タウンウォーク日本語Aチームガイドのアンナが「難しいよ」って言ったけど、
確かに難しい名前。
オブヴァジャーネック
街のあちこちに屋台があって、
どこもよく売れている。
1つ1.5ズヴォティ~
他の人の話だと、
トラックがやってきて屋台に搬入しているらしい。
おじちゃんやおばちゃんはそれを売り切ったら、その日は店じまい。
アンナによると、子供も大人もおやつに食べたりするんだそうだ。
で、1つ買ってみた。
ケシ、ゴマ、チーズの3種類があるが、
アンナ推奨のケシ。
適度な塩味、飲み物が欲しくなるほどではなく、確かに美味しい。
食べ歩きにピッタシ。
ギャラリア・ショッピングモールで
ここのは2.0ズヴォティ
アメリカのベーグルは、ポーランドからのユダヤ人移民が作ったのが発生。
それもホロコーストから逃れた人たち。。。
クラクフでは特にユダヤ人が多く、イディッシュ文化も継承されているので、
このオブヴァジャーネックも街独自の食べ物になっているようだ。
(ワルシャワでは見かけない)
因みに、トルコでも似たような輪っかのパンを売っていて、
ゴマがコーティングされてて美味しかった。
でも、製法が違って茹でてないからベーグルとは別物。
空港でも1つ買って、クラクフの味を最後まで楽しんだ。
ポーランドではアイスクリーム屋さんも大人気と言う事だったので、
楽しみにしていたのだけど、
ワルシャワではハズレ。
ダンナがアイスだって言うのに、ソフトクリームにしちゃって、
練乳っぽい味で盛り下がってた。
私は一人で、クラクフのギャラリアの中のアイスクリーム屋さんでトライ
バニラにチョコやらベリー系のソースやら混ぜ込んであって、
この世の幸せでごんす。
今カツの美味しさでした。
あぁ、これを食べるためにだけでもクラクフへ飛びたい。
結局、今回の旅で一番美味しかったのは、このアイス
ワルシャワ新市街でお昼
プラムをお肉で巻いて煮てある
伝統的なポーランド料理 豚肉のプラム包み
鶏と野菜の串焼き
私が料理を選ぶときの基準は、
付け合わせにポンフリが付いてるかどうか。。。
ポンフリ=ポテトフライ
そうすると、メインはあっさりと焼いただけってのが理想的なんである。
ここのはカリカリに揚がってたから美味しかった。
サラダは白菜。
美味しいのはきゅうりのピクルス
ポーランドのピクルスは酢漬けじゃなくて塩漬け発酵モノ。
甘くなくて美味しいです。
(ロシア漬けも同じ)
こうやって並べてみると、ポーランドが色々な国の文化の交差点と言うのが分かる。
ユダヤ人のベーグル
ドイツのバームクーヘン
串焼きはトルコか・・・
漬け物はロシア
ピエロギはアジア
国の歴史は悲しいけれど、食べる分には面白美味しいポーランドだった。
これで、ポーランド紀行はだいたい終わり。
次は番外編
(まだ続くのか!とか言わないでね。)
はい。今回は朝食編ですよー。
副題はポンチキ!
ワルシャワで泊まったホテルは、観光局で紹介されてたブティックホテル。
そういうオシャレなホテルって泊まってみたかったのぉ~~。
でもちょっと観光する旧市街とは遠い。
どれぐらい遠いかと言うと、
科学宮殿が遥か彼方~~。
ま、いっかぁ~~。
そのステキなホテル、朝食代が少しお高いと思ったのだけど、
外に出るのも億劫だったので、試してみました。
あれぇ~?なんか普通~~。
ハムとかも無いし、変ね~。
お姉さんが、コーヒーか紅茶かを聞いてくれるのはデフォルト。
パンを切ってたら、何か言ってる。
持ってくるから座って待ってて・・・みたいな。
でジュースを飲みながら待ってたら、、、
バーーーン!
何じゃこりゃぁっ!
お姉さんは、玉子はどうする?って聞いてくる。
いや、これで充分だから、もういいです。。。
おまけにステキなデザートあるし。。。
パンは全粒のとかクロワッサン。
ハムは美味しいし、カッテージチーズ、ブルーチーズなどなど。
いやん、お腹いっぱいだわ。
びっくらこいて、初日はこれだけになっちゃったので、
リベンジで2日目も食べに降り、
玉子を頼んだのでした。
あ、写真は撮らなんだ。
フライドエッグ=目玉焼きは2玉。
ついでに、このホテルのルームサービス
歩き疲れて外に食べに出たくなかったので、
1人前頼んだら丁度良かった。
クラクフへ向かう朝は忙しいのでホテル朝食はパス。
駅でコーヒーとパン
ってか朝ポンチキ
ポンチキ!
それは揚げドーナッツの世界。
中には木苺のジャム。
ドイツでもベルリーナの名で似たのが売られていて、皆大好き。
ポーランドのポンチキは四旬節の前の木曜日=脂の木曜に食べるそうで、
現地で食べられるかどうか心配だったのだけど、
ぜ~~んぜんOK。
どこでもあるじゃーん。
かな~~りカロリーが高いので、
ドイツに住んでた時は、自分にご褒美の日だけにしてたのだけど、
ポーランドでは歩け歩けのご褒美で、食べまくり~。
あぁ、幸せのポンチキ。
(正しくは単数形ボンチェク)
クラクフのホテルの朝食
朝6時半から提供
かなりゴージャス。
お姉さんが聞いてくれるのは、玉子の料理法のみ。
もう驚かないぞ。
しかし、カバノス(サラミ)は食べる。
サラダは白菜!
ここのポンチキはベタベタ系
朝ポン万歳!
チーズ系も美味しい
フライドエッグ
ハムオムレツ(ダンナ)
ふわふわ~~
玉子は小ぶりなので、2玉でも小さい。
美味しい玉子。
私的には、今までに2番目に美味しかった。
(一番はバリ島)
ポーランド滞在中、4ポンチキ。
でも歩いたから増量なし。
逆に食べてなかったら歩けなかったと思う。
朝ポンは必然だったのだ。
次回はその他に食べた物
つづく
お待たせしました?
ポーランド食事編です。。。が、フランス、トルコに比べ、ややパンチに欠けるかと。。。
ま、隣国の影響を受けまくった国ですから、
独自色はどうなのかって感じました。
でも、だいたい美味しくいただいたので、訪問する方は心配ご無用。
先ずは、すっごく楽しみにしていた
ポーランド餃子!
トルコもモンゴルも攻めて来たし、
ロシアの影響もあるしで、
餃子、あって当たり前なのだ。
ポーランド餃子の名前は「ピエロギ」
@ワルシャワ
ザワークラウト(ドイツ風)が入ったのと、マッシュルームと牛肉が入ったのを注文。
上に散らしてあるのは、カリカリラード。
(カリカリ玉ねぎだと良かったんだけど。。。)
脂がかけてあるので、一つ目は美味しいけど、だんだん脂が厳しくなる。
そういう意味で、ザワークラウトの方が美味しい。
あぁ、辛子醤油で食べたい。
お伴はビール
@学会のオープニングバンケット
上品な味。
中身はマッシュポテト。(ロシア風)
メインのお肉もあったんだけど、写し忘れ。
そして記憶も無くした。。。
ピーマンのライスグラタンが美味しい。
これは真似したろっと。
この時のサラダ
サラダは日本と同じようなお味で美味しかった。
あ、あのね、国によってマヨネーズが濃すぎたりとかあるから、
「日本と同じ」って珍しい気がしまふ。
ブッフェだから自分で盛り付け。
この頃は野菜が嬉しかった。。。
@クラクフ中央広場
ヴィエリチカ岩塩坑の後で、疲れてて画像なし。
一皿10個で、ほうれん草、ポテト、 牛肉の3皿を3人で注文。
シェアして食べる。
ほうれん草のが一番美味しい。
お肉は重い。
酢醤油が欲しい。
今回、残念ながら ピエロギ専門店に行けなかった。
そこへ行くと甘いピエロギもあったはず。
レディースプログラムの「軽い昼食」がピエロギだったら良かったのに。。。
街の市場でも、出来合いのピエロギを売ってる店があったのよ~。
もっとピエロギを堪能したかったーーーー!
と言う訳で、2回あった「軽い昼食」
シンドラーのホーロー工場=歴史博物館の後で食べた軽い昼食
ナスと生ハム、アボカドのサラダ
&パン
これだけ。
数種類から選べて、鶏肉のサラダとかもあったのだけど、
サラダに違いは無い。
何となく、これでいいのか??状態。
飲み物は紅茶を選択。
それなりのレストランっぽかったので、
お金を出してもいいからもっと食べたかった。
アウシュヴィッツの後の昼食
ツナのサラダ
&ガーリックトースト
これはこれで美味しかったけど、
サラダはサラダ。
しかも!飲み物はペットボトル。
ファストフードに毛が生えたぐらいの店。
お金を払ってもいいからもっと・・・・以下同文
まぁ、あれだ。
市場を見ても葉物が少なかったから、
これはこれでご馳走なのかもしれない。
でも、ご馳走でなくていいから、もっと・・・・・。
それともあれかな。。。
ホロコーストを見て食欲が落ちてるんじゃないかと気を遣ったとか。
いやいや、イスラエル人、ドイツ人、オランダ人の仲良し3人組なんか、
ウォッカやビールで気炎を上げてましたよ。
消沈してる日本人だって、もうちょっと食べたいと思ったさ。
いまさら言っても仕方ないけど。。。
盛り下がったところで、
ユダヤ地区のレストランSZARAで音楽を聴きながら食べた夕食
肉のパテ
鶏肉(がちょう?)のローストにベリーとワインのソース
付け合わせの小さいコロッケが美味しかった。
ねぇ、素朴なビジュアルでしょ??
アップルクランブル
素朴で、美味しかった。
急に野菜が無くなるのね。
お味は良かったんだけど暗いんで、
何だかよく分からないね~って言いながら食べた。
とにかく、メニューが無いんで、闇鍋状態。
この辺がどうもポーランドらしい。
いや、ユダヤ人地区のレストランだからなのか??
音楽が楽しかったし、美味しい煮は美味しかったのだから、
ここはこれでいいです。
次回は朝食編