ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

路傍のベンチ

2012年05月07日 | 生活

 今私たちは信州のドルカスの家に来ている。Photo
 ところで写真のみかげ石のベンチは、大きな道路の歩道に面している。
 でもここは公園ではないし、バス停があるわけでもない。どうも個人の土地にあるようだ。

 これは信州はドルカスの家の前に置いてあるベンチで、道行く人がいつでも座っていいように、私製だが公道に提供されているベンチだ。実にめずらしい。

 このベンチには散歩の親子が休んだり、買い物帰りの人が腰をおろして一服している(タバコの吸い殻を私は掃除した)。


 このベンチにはもPhotoう一つの不思議があって、写真ではよくわからないが、実は中央部に碁盤が彫ってあって、その手のことが楽しめるようになっている。玄関の角には道標のような道しるべもあって、実に変な家である。
 種を明かせばドルカスの実兄が造園家で、この家を単なる個人の家にして独り占めにするのではなく、少しだが人々のお役に立ちたい願いを形にあらわしたものなのだ。昨日のテーマ、分け合うことのすばらしさを実践したものと言える。  (ケパ)

コメント
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