ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

黒ねこジジとレイラ

2012年12月20日 | 感謝

 信州に住んでいた時、私は愛猫2匹と住んでいました。猫のいない生活はあったのかと思うほどいつも猫が一緒でした。そのうちで特に、「ジジとレイラ」には思い出深いことが沢山ありました。 Photo_2

と、過去形で書きますが、実はジジを引き取って家族の一員として下さったT牧師婦人から今日、「ジジが死んだわ」と悲しい電話が届きました。この11月ごろからいつ息がなくなってもおかしくない程の状態の末期ガンでした。その状態の時にT牧師ご家族は、手厚く手当てをして下さってました。私はいつも夫妻の優しさに頭が下がり、感謝し、主に祈りました。写真→は11月最後に会ったジジです。
悲しいけれど、あえて私は今日ジジの思い出を書きます。


 97年春頃の生まれと推測してます。迷い猫で我が家に引き取られた黒猫でした。ですからちょうど15歳半程で全うしました。このジジが家に来て直後、ヒマラヤンのレイラもやってきました。このレイラは生まれて1ヶ月も満たなくて、先に来ていたジジをまるで母猫かのように、すり寄って甘え、お乳をまさぐるのです。幼い雄猫のジジにはどうしてやることも出来ず、ただただ見守って遊んでいた姿はけなげでした。ちょうど小学生になったばかりの男の子が2歳ほどの妹を面倒見るようなことでしたから。

Photoそんな2匹の猫はずっと仲良く、つかず離れず、見ていても微笑ましい程の異母兄妹だったのです。幼い頃から優しさの漂った?ジジはちょっぴり気が弱く。少しの物音にも耳を立て、気の強いレイラが追いかけるとレイラにはついて行けない高い場所に逃げる。という雄猫でしたが、狩りは上手で、よく私に勝利を届けてくれて・・・困りました。
 とくに雄猫は甘え上手ですが、ジジは女性には、メス猫のようなかわいらしい鳴き声で甘え、大好きな煮干しのある場所へ連れて行き、出してくれるのを待つ・・・・さらに目的が達成されないと、ずっとおしゃべりし続ける事が特技のようなでした。

 レイラは純血種のためか11歳半のにはやはり皮膚ガンで死んでしまったのですが、その時も牧師夫妻が看取って下さり、ずっと2匹は大事にされ生活していたのです。

 ジジとレイラを家族として最後まで大事にして下さったT牧師家族のために、私の出来ることは、そのことをして下さったことを知人に証しをして、どうしてこの家族がこのようなことに心を置いて下さったと言うことをお伝えしていきたいと思います。神様。そのように示して下さり感謝します。 ドルカス

コメント
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