クリスマスの今宵は、中野ZERO小ホールに出かけて、ゴスペルコンサートを楽しんだ。いつも感動するが、今回は特にGopelSeedがひときわ光っていて、生演奏ならではのミスを生じたが、それをみごとに挽回した。普段から路上ライブ、ゴスペルライブの場数を踏んでいるからだろうか。私には今回このチームの歌が心に残った。さらににトークも良かった。
毎回映像を用いたコンサートなのだが、今回は会場が違ったからだろうか。映像が出演者と重ならなくてよい。最もスクリーンが両脇にあるので、目移りして困ったが・・・。その中でローディ(ステージ上のマイクや譜面台、楽器の接続配線などをする黒子役)の動きが、一段とよかった。ストレス無く各讃美隊が歌えるためには、PA(音響)とともにローディが的確に動いてこそ可能になる。今まで少しぎごちないところがあるとされたローディだが、ここ1年来、定着したメンバーとなり、実によくなったと思う。
ほんとうは総出演者、PAとかローディ、受け付けや会場係からCSのスタッフに至るまで、全員をステージに上げて、「神様とみんなの力です。感謝します」と労いたいと思うコンサートであった。(ケパ)