Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

しずかな生活

2013年10月27日 | Life
肺がんで入院していた義母が退院し、実家にもどってきた。
がんが根治したのではなく、末期がんでもう治る見込みがないので、余生を家で過ごすことを選んだのだ。
10年か20年くらいまえに読んだ「病院で死ぬということ」でテーマとなっている末期医療が、いよいよ自分の身近な問題として迫ってきた。
妻は3ヶ月の介護休暇をとり、先週末から実家に帰っている。
愛犬アルタもつれて帰ったので、現在わが家は息子とわたしの二人暮らしである。



朝夕の散歩がなくなり、早起きする必要もなくなったのだけど、あいかわらず6時まえには目が覚める。
愛犬の世話なんて面倒なことばかりだが、いざ愛情を注ぐ対象がいなくなってしまうとさびしいものである。
また食事の用意は朝は自分の分だけ、夜は二人分になり、妻のためにつくらないとなると気合いがまったく入らない。
いきおい簡単なメニューになって、品数も少なくなってしまった。息子にはわるいけど。
その息子はたいていアルバイトで帰りが遅いので、一人でたべる夕食の味気ないこと。
録画しておいたTVドラマを妻といっしょに見ながら、ちびちび呑むこともなくなり、就寝までの時間をもてあましてしまう。
ついこの間までと、まるで生活が変わってしまった。

だけど自分だけの自由な時間がふえたわけだから、これを利用して肥やしになるような本を読んだり、音楽を聴いたり、なにかあたらしいことをはじめるのも可能だ。
まずは夕食の時間をうしろにずらし、そのまえにジョギングするというのが順当な過ごし方かもしれない。

最新の画像もっと見る