一度行ってみたくて、でも夜はおまかせコース(7350円のみ)という
強気なお店なので、友達とは行きにくいなぁ・・・と思っていた
阿佐ヶ谷の蕎麦屋、みや野。
伯母様が上京してくるというので、行ってみることにしました
薄暗い入口から階段を上がって2階へ。
古い民家を改築したお店でした。
ピアノに古いトランペットが置いてあるあたり、
さすがジャズの街、阿佐ヶ谷。
ジャズイベントなどに参加しているお店のようです。
竹の皮(?)に毛筆で書かれたドリンクメニューから、
とりあえずはプレミアムモルツ生をチョイス。
小ジョッキサイズで700円はちぃと高いね
んで持ってきていただいてからこぼれるこぼれる
落ち着くのを待ってからいただきましたが、
ティッシュ2枚分のプレミアムモルツを無駄にしてしまいました。
勿体ないっ!!!
ちょっと減点
まずは最初に出てきた味噌焼き。(一口食べた後)
ふきのとうが入っていて、ほのかに苦味があり
塩気は控え目で美味しかったです
続いて蕎麦掻です。
たまり醤油&柚子胡椒、オリーブオイル&塩
どちらかにつけていただきます。
柚子胡椒は良いものを使っていて、
かなり香り高く辛いものでした。
オリーブオイルは少し酸味も感じられるくらい、
青い、まさしくバージンオイルという感じの味。
個人的にはお醤油の方が好きかも♪
お造りです。
三陸の鮑の酒蒸しと湯葉と、
まぐろの顎の下のところ、だそう。
上に載っているのは山葵の葉。
クレソンみたいな香りがしました。(食べられます)
赤味はあまり好まないのですが、
これは適度な脂の載り具合で、美味しかったです。
あと、山葵が美味でした
そら豆のウニソースがけ、みたいな。
お料理の名前は適当です(爆)
だってお料理メニューはなかったんだもん
隣のテーブルに座ったお客様に
「夜はコースのみで2時間半~3時間かかります」
と説明しているのが聞えてきて、ギョッとしてしまいました。
に、2時間半ですか?!
いや、まぁいいんですけど・・・
どおりでドリンク以外は出てくるのが異常に遅いわけですね
このそら豆なぞ、お通しで出てきても良さそうなんですけど・・・
きっと食べる直前に茹でてらっしゃるんでしょうね。
鱈の白子&たらの芽のグラタン。
バターは使ってませんとおっしゃってました。
こうやって調理すると、くどさを感じずに食べられますね。
かなーり塩分控え目なお味でした。
どこ産のお肉だったかなぁ?
牛のお尻のところ、というのは覚えてます(笑)
炭火で焼いてらっしゃるのだと思うのですが、
焼き加減は絶品でした。
かなりレアですが、くどくなくサッパリといただけました。
欲を言えば、一口サイズにカットされてると
食べやすくて良いな、と
メインです。
蕎麦です。
まずつけつゆと浅漬けを持って来られて
「今お蕎麦打ちあがりましたので、すぐお持ちしますね」
とおっしゃるので、ハイハイ、と。
しばらくして、ん?と。
今‘打ちあがった’?
ってことは今から茹でるのね?
こりゃまた待ちそうだね・・・と思ったら、
やっぱり待ちました
で、ようやく出てきました。
やや白っぽい、表面がザラザラした感じのお蕎麦。
辛味大根を好みで付けつゆに入れていただくと・・・
驚くほどのコシの強さ。
ここまでコシのあるお蕎麦は初めてです
讃岐うどんのように噛み応えのあるお蕎麦で、
ガシガシと食べてきました。
つゆの味も丁度良くて美味しいお蕎麦でした。
ランチで是非又来たいですねぇ
甘酒のゼリーです。
ちょっと見た目がアレですね
え~、途中お部屋がすごく寒くてですねぇ、
鼻がズルズルしてきてしまいまして
甘酒のほのかな味&香りをしっかり感じられるほど、
嗅覚が鋭くなくなってしまってました。。。
でも甘さ控え目で美味しかったです。
で、「今お茶お持ちしますね」とおっしゃってから、
茶葉を煎るというこだわり具合。
デザートもすっかり食べ終わって、しばらくして
ほうじ茶が出てきました。
所要時間はやはり3時間弱。
う~ん。
もうちょっとサクサクお料理を出していただいた方がいいなぁ。
あ、久しぶりに日本酒を飲みました
月夜の何やらと獺祭にごり、をいただきました。
どちらもスッキリと飲みやすいお酒で、悪酔いも全くナシ
ま、半合で出してるお店なので、2種類飲んでも1合。
(でも値段は良かったのよね・・・)
このくらいならヨユーです。