ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

都響×のだめカンタービレ シンフォニック・コンサート@東京芸術劇場

2007-04-13 16:53:25 | クラシック
4月12日(木) 19時開演

○ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
○ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18
○ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68

   ~  ~  ~
○ドヴォルジャーク:チェコ組曲「ポルカ」(アンコール)

   指揮:ジェイムズ・デプリースト
   ピアノ:若林顕
   司会:朝岡聡

                    

当日会場に行くまで‘司会’がいることに気付いていませんでした
演目からいって、せいぜい1時間3~40分かな?って思っていたのですが、
トークやら指揮者へのインタビューやらアンコールやらで
2時間半に及ぶコンサートでした。
長っ

2月に引き続いての都響のコンサート。
生ラフマとゆーことで、かなり期待して行きました。
期待していたのですがぁ・・・
正直、あまりグッとこなかったんですよねぇ。

若林さんはとても優しい音を出される方で、
テクニックも素晴らしく、見ごたえがありました。
何故‘見’ごたえかとゆーと、
オケの音にピアノの音が消されることが多かったから・・・
生ってあんなものなのでしょうか??

チケットを頼む時「左右どちらかご希望ございますか?」と聞かれ
「特に無いです~」とノーテンキに答えて、
あちらの配慮で下手側の席だったのですが、
冷静に考えるとピアノ演奏ある時は下手側ですよね
おかげで手の動きがよく見えて、
音が聴こえない時は手の動きで音を想像して観てました。
せっかくの熱演だったと思うのですが、
ちょっと勿体無いなぁ、と。
ソロ演奏を聴いてみたいと思いました。

そして、オケなのですが。
「ローマの謝肉祭」と「チェコ組曲」は、音がキラキラして聴こえたのですが、
それ以外の、特におとなしめの楽章の時は、
な~んか、もっさりしてるというか、キレがないというか。
楽しんで演奏してますか~?みたいな。

          

ホールの音響のせいもあるのかもしれませんが、
個々の楽器の音がイマイチ際立たなくて、
ぼやけて聴こえてしまった気がします。
読響の演奏をサントリーホールで聴いた時は、
楽器を変えて脈々と受け継がれる主題がクリアに聴こえてきて、
それぞれの音色を楽しむことができたのですが、
今回はなんかイマイチでした。
前回が‘音が溶け合う’感じだとすると、
今回は‘音が混ざり合う’感じ、とでも言いましょうか。

今回のホルンはノーミスでキレイな音が出ていたのですが、
全体的に控え目過ぎ、な印象を受けてしまいました。
特に気になったのがトランペット!
若干メタボ気味な奏者(失礼)の方がいらっしゃって、
その方が演奏しない時にはダルそうに背中を丸めて座っていて、
演奏する時もシャッキリしないんです。
読響の時は、ソロパートではなくても演奏の時にはスッと背筋を伸ばして
楽器も高く構えて、文字通り‘高らかに吹き鳴らす’感じだったのに比べると
イヤイヤ演奏してるのかな・・・みたいな。
そんなに姿勢悪くて良い音出るの?とも。

カテコでの楽団員の方々の表情も、な~んかね~。
「やり終えたぜっ」っていう充足感が無いような気がしてしまって。。。

        
   
っていうわけで、な~んかスッキリしない気持ちで会場を後にしたのでした。

あ、ふと思ったのですが、某ミュージカルみたいに
「本日の出演者」を教えてもらえると面白いな、と。
全員が出るわけではないですからね。
昨日のフルートは2月の人とは違うと思ったのだよなぁ。
気のせいかなぁ。
時々竜笛っぽい音になるのがちょっと気になって・・・。

あと特筆すべきは・・・アンコールの前に、客席に怒鳴り声が響いたこと!
何かあったらしいです。
オジサンが怒鳴ってました。
ドキドキ

ま、とりあえず色々聴いてみることにします。
昨日の朝日新聞にアルブレヒトさんが取り上げられていて、
先月の演奏、行って良かったな~と改めて思ったのでした
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