ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

副鼻腔炎の手術のことなど

2016-03-28 12:03:28 | 特別

手術なんて、人生でそうそうあるものでもない(あって欲しくない)ものなので、
もうちょっと詳細を振り返っておこうと思います。 

 手術当日

朝8時半からの手術で(実際のスタートは9時前かな)、
手術前日は通常通りの生活・食事でOKで、
夜中の12時から絶食、当日朝6時から絶飲でした。
いつもの薬を飲まないといけないので、当日は5時45分に起きて
水と薬をがぶがぶ飲みました。

というのも、脱水状態になると血管が細くなるんですかね?
点滴の針が刺しにくくなると聞いたのです。
7回やってもダメで・・・なんて話していらっしゃるのを聞いて、
7回って・・・と・・・。
点滴用の針は、手首から肘の間で取るのがベストで、
それがダメだと手の甲とかになるようです。
手の甲は痛いらしいです
さらに、数日間刺しっぱなしになる場合、手の甲だと色々動きが制限されると思います。
1回の失敗で取れて良かった・・・。

話が前後しますが、手術前に静脈瘤の予防のため、
専用のひざ下ストッキングをはきます。
着用に時間がかかる、と言われていたので、どんだけ強力なのかと思いましたが、
すんなりとはけました。



こんな感じ
このストッキングはもらえます。
足がむくんだ時にいいそうですw
先のところ、穴が開いているのは何でしょうね?

手術着は、肩のところがスナップで外れる形。
心電図を取りますからね、いちいち脱ぐわけにはいかないので。
そして、手術着の下は、全裸www

命に別状があるアレではないので、看護師さんと歩いて手術室へ向かいます。
病院のエレベーターってなかなか来ないですよね。
来ても、満員で乗れなかったりとか。
当日もなかなか来なかったので「階段でいいですよ」と、
階段で降りました。

複数の手術室が並ぶ手前で一時待機。
病棟の看護師さんが、病室の看護師さんに申し送りをしている間、
他の看護師さんや麻酔医とご挨拶。
不織布のキャップをかぶって、髪の毛はキャップの中に納めます。

申し送りが済むと、「今日は3番の手術室です」と案内され、中へ。
事前に聞いてましたが、手術用のベッドはかなり狭いです。
寝返りは打てません。
仰向けで横になり、点滴の針を取り、
床ずれ防止のための謎のテープを尾てい骨のところに貼ってもらいます。
準備の途中で看護師さんが「そういえば朝の薬は飲んだのかしら」と話していらっしゃるので
「飲みました!」と
「申し送り受けてない!」っておっしゃってましたwww

そして、口にマスクを当てられて「段々眠くなりますよー」と。
しゅーっと出ているのが麻酔なんだろうな、これを吸わないとなかなか落ちないんだろうな、などとw
2人の看護師さんに「さぁ、落ちろ」と見守られている感じだったので
しっかり吸い込んで、すーっと落ちました。
執刀医はお膳立てが全て済んでから登場するようで、
意識がある間に執刀医の姿は見ませんでした。

意識が戻ったのは、どうやら手術が終わってすぐぐらいのタイミング。
人によっては病室に戻ってからもしばらく目が覚めないらしいですが、
手術室で目覚めました。
「分かりますかー」「手を握ってみてくださーい」と声をかけられ、
しっかりを手を握り返せたので、目覚めは良かったようです。

ベッドのまま、ガラガラと病室に戻りましたが、
おおー、ベッドで運ばれている!と、妙なところで感動www
病室に戻り、点滴をされながら3時間はじっとしていてください、と。
そこに執刀医がいらして「悪いところは全部取りましたから。
予定通りにお帰しできると思いますよー」などと説明していただきました。

酸素マスクもされていて、そのまま寝れば良かったのでしょうが、
まず、電気毛布が暑い・・・。
手術室は色んな機器を使うため、かなり気温が低いのだそうで、
電気毛布だので体温を保ってくれるのだそうです。
「暑いです」と、早々に電気毛布を取ってもらいましたが、
それでも、なんか、暑い・・・。
特に、下半身。

タイツは履いたままだし、カテーテルを入れられているのであんまり動けないし
このまま3時間・・・何の修行だ・・・と
看護師さんにお願いしてタイツは脱がしていただきましたが、
そうこうするうちに、鼻からつつーと何やら流れてくるし、
酸素マスクも暑い!苦しい!wwww
勝手に外して「3時間はつけておいてください」と、看護師さんに言われ、
一瞬つけてみるも、暑い!!!
つけては外して、を繰り返し、鼻コットンを何度か交換してもらって、
ようやく3時間経過。

起き上がって、水を飲んでみてください、と。
一口飲むと、完全に鼻が詰まっているので、空気の逃げ場がなくて苦しい
完全なる鼻づまりとはこういうことなのか・・・と。

カテーテルも抜いてもらい、点滴だけになったので自由に動けるようにはなりましたが、
気が抜けたのか、猛烈に眠くなり、ちょっと横になりました。
そのタイミングで、別の先生が複数で回診にいらっしゃいましたが、
眠いので、反応悪しw
すぐにお帰りになりました 

当日は抗生剤とかの点滴が複数あり、
6時間×2、1時間×1、だったのかな。
点滴が終わるのが夜中になります、申し訳ないけど起こしますね
と言われていたのですが、
ほぼ1時間おきに鼻コットンを交換したので、看護師さんがいらした時は余裕で起きてました。
数日にわたって点滴をするので、結局4日間点滴の針は刺しっぱなしでした。


 術後の経過など

同じ手術をした方のブログを見ると、
術後にガーゼを取るのがかなり痛い!とあって、
事前に聞いてみたところ、基本的には使いません、と。
ただ、出血があまりにひどい場合にはやむを得ず使うこともありますが、
吉川先生(執刀医)の場合は使うことはほとんどないですね、とのことでした。
溶ける綿みたいなのを詰めて止血するようです。

そして手術当日は結構出血して、喉に落ちてくると思いますが、
気持ち悪くなるので飲まないでください、と言われていて、
いつ、どう落ちてくるのか?!と待ち構えていたのですが・・・。
なんか、塊みたいなので鼻から喉に落ちてきて、これ、何?と思う間に、飲み込んじゃいましたwww
左右、1回ずつ。
おぉ、これが溶けるコットン的なやつか?!と。
2回目に落ちてきた時は、頑張って出してみました。
なんか、溶けた繊維の塊、という感じでそこまで血は混じってませんでしたね。

入院中は毎日医師に入らないものを吸い取ってもらったりしますが、
退院後は朝晩、鼻洗浄をします。
こういうやつを退院までに買ってください、と言われ、売店で購入しました。

ハナクリーンEX
 
メーカーサイトからいただいてきた画像です。
ぬるめの温度にした生理食塩水で、せっせと鼻洗浄。
ちょいちょい、血みたいなのは出てきますが、思ったほど大物はまだ出てきてません。
そうこうしている間に、昨日(術後10日)、久しぶりに塊を飲みこみましたwww
全部取れるまで、もう少しかかるのでしょうか。
そのせいで、嗅覚と味覚もまだ不安定です。


 鼻のこと、喉のこと

味覚と嗅覚は安定しませんが、退院翌日から左鼻は空気は通るようになり、
術前の2倍くらいの空気がごーーーーっと鼻に入ってくる感じです(当社比w)。
冷たい空気を吸うと、鼻がつーんとすると思いますが、あの感じ。
鼻コットンは乾燥防止のため、ということもあるそうなので、
退院後しばらくは寝る時も詰めてましたが、口が渇いて目が覚めるので、
通りの良い方の鼻コットンを外して寝るようにすると、良く寝られるようになりました。

手術は内視鏡で行うので、体への負担はかなり軽いです。
が、内視鏡の熱で鼻の入口のところが低温火傷状態になり、
術後しばらくは鼻が茶色くなってましたww
が、退院までには日焼けした皮膚が剥けるように取れて、
見た目は問題なくなりました。
オリーブオイルとか塗っていたのが良かったかな・・・どうだろう。

あと、全身麻酔の間は口にチューブを入れて酸素を送り込んでもらうため、
場合によって、声枯れしてしまうことがあるそうです。
それは麻酔コンサルの時に、喉を使うので・・・とお話しすると
細いチューブを使うなどして注意しますね、と。
おかげさまで、喉が痛いとか声が枯れることはなかったです。
まぁ、あまり関係なくなったんですけどねー。

退院翌日から出勤したのですが、さすがになんかきつかったです。
あと、頭が回らない・・・
1週間ほど、ぼんやりと本を読んでゲームして過ごしてたら
手術とか関係なくそうなりますかねwwww

運動できないし、体脂肪率が増えるだろうなぁ・・・と心配していたのですが、
意外と、入院前と大差ない感じ。
むしろ、体脂肪が増えない感じ。
これはきっと、お酒を飲まないからに違いない、と(爆)

あ、手術後、右腕が何か痛くて、何だろう?とめくってみてビックリしたんですけどね。



真っ青(爆)
明らかに、液漏れしていた模様・・・。
両手で点滴するんですかね・・・?
夏場でなくて良かったです。
最初失敗したところも青くなってるし、
DV被害者みたいですwwww

手術は3時間15分ほどかかったようです。
レセプトに書いてありました。
鼻~目の間の狭い部分の手術だし、
視神経があるので、細心の注意が必要みたいですね。

執刀医は一番偉い先生なので、日々の処置は別の先生がしてくれるのですが、
術前の説明の時に、何度も「吉川の手術なのでそれは大丈夫と思います」とおっしゃっていて、
信頼の厚い先生なのだなーと、安心できました。
改めて、紹介していただけて良かったです。
紹介状って大事ですね。
飛び込みで行ったら、絶対診てもらえないですから。 

今回の手術で、要らない部分を切除するのと同時に、
鼻中隔の修正もやってもらいました。
もともと鼻中隔が曲がっていて、左の鼻腔が狭くなっていたのです。
その矯正のため、まだシリコンプレートが鼻に入っているので、
あまり鼻はいじれません。
顔を洗って拭くのにも、人生で最大級の優しさでやってます
問題なければ、次回の外来でプレートは取ってもらえるはず・・・。

こちらについてはまたレポしようと思います(*゜▽゜)ノ
 

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