ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

Summer of 85

2021-09-06 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

最近Twitterを見る時間が格段に増えたのですが,
結構な頻度で広告入りますよね。
その中で気になる映画があったので,
人生で初めて!オマケ付ムビチケを買いました。
今まで,後から「へー,そんなのあったんだ」と思うだけだったので




それが,こちら。
左下の小さいカードがムビチケで,
スクラッチ部分をこすって出てくる番号で,チケットを予約します。
当日持参しなくていいのねー。

このご時世だからか,3日前までしか予約できなくて,
あー,だから私はあまり映画に行かないんだわ,と。
この日に行きたい!って思ったら,即チケット取りたいんですよねぇ。
ふらりと行ける気軽さが良い,という人もいるでしょうが。

85年,フランスの田舎町を舞台にした作品。
16歳のアレックスと18歳のダヴィッドの,
出会いと別れを描いた作品です。
天真爛漫で笑顔がキュートなアレックスに対して,
ダヴィッドにはのっけから「影」がつきまといます。
学業を諦めた心の痛み,どこか生き急いでいるかのような言動。
それを暗示するかのように,絵的には楽しそうな2人の場面でも,
ずーーーん,とほの暗い音楽が添えられているのが印象的でした。

2人はひどいケンカをして,永遠の別れを迎えることになるのですが,
ダヴィッドの真意はどこにあったんだろうか…と。
本当にアレックスとの関係を終わらせたかったなら
バイクで追いかけなくていいし。
出会って早々「どちらかが死んだら,その相手の墓の上で踊る」
ことを誓わせたり。

ちょっと哀しくて美しい作品でした。
アレックス役のフェリックス・ルフェーヴルが
リバー・フェニックスを彷彿とさせるいでたちで,とても魅力的!
今後の活躍が楽しみです。



プログラム買ってきました。
黄色の袋入り。



ダヴィッドのお店をモチーフにしたシールが貼られています。
凝ってますねぇ。



そして,絵葉書まで!
チケットについてきたのより,一回り大きいサイズです。
プログラムを見て,ダヴィッドのお母さん役の方が
「歓びのトスカーナ」に出ていた方と知り,
ちょっと驚きました。
年に1本くらいしか映画見ないのに,出演者がかぶるとかすごくないですか?w

劇中で,「Sailing」がメインで使われていて,
とても懐かしい気持ちになりました。
原作本も買ってきたので,読んでみようと思います。

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