ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

「硝子はオバサン(演劇企画集団Jr.5)」@ウエストエンドスタジオ

2021-12-28 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

2021年最後の観劇です。
場所はライフと同じウエストエンドスタジオ。



今回は青木君と寺岡君の出演は無し。
また,キャスト入れ替わりでの上演だったので,
小野君の出演も見られませんでした。
なかなか小野君見られないなぁ。

近未来的な雰囲気もある,立体的なセットが舞台に組まれています。
一番下にはバーカウンターがあり,飲み屋であることをうかがわせます,

シングルマザーで2人の子を育てる硝子(山村涼子)を中心とした物語。
幼馴染の春子(長尾純子)が経営するスナックで働き始める硝子は
シャンソン歌手になりたい,とお客そっちのけで歌いまくります。
そんな硝子を暖かく見守る常連客の一条(奥田努)と同僚の英里華(日高ボブ美),
やや冷やかな目で見るチーママ的な美優(綾野アリス)と,客の栗山(山下直哉)。
反抗期の息子・幸太(力徳旺)と,どこかつかみどころのない長女・千鶴(田中佑果)。
高校3年の幸太の交際相手,バツ1子持ちの雪江(和田真季乃)。
「春子」と呼び捨てにする修二(姜暢雄)の登場で
春子の秘密にしていたプライベートが明らかになり…。

頑張って生きる女性たちを描く作品です。
生きるって大変。
でも生きてれば,いいこともあるよ,と背中を押してくれる作品。

息子の交際相手のことで喧嘩になったり,
自分に好意を寄せてくれていると思っていた一条が
実は春子に想いを寄せていることが判明したり,
傷ついた時の,ガラスが割れるような効果音が入ります。
段々効果音が長くなっていくので,
立ち直れなくなったらどうしよう…と,ちょっとドキドキしましたが
持ち前の明るさで立ち直る硝子。
出ずっぱりでの熱演でした。

春子さんは,キリッとして美しいです。
口紅をつけてるかつけてないかで,雰囲気がガラリと変わってました。
美優さんはお肌つやっつやでおキレイ。
接客のプロを目指す姿がカッコ良かったです。
ダイナマイトバディの英里華さんは,とってもいいヤツだし,
雪江さんも控えめながら芯の強さがあって,ステキでした。
どこかはかなげだった千鶴も,最後は元気な姿を見せてくれて良かったです。

一条さんはちょっとお調子者。
歌う場面が多いので,姜君の一条役も見てみたかったなぁ。
栗山さんは見た目は冴えないですが(失礼!),
駄々っ子みたいに駄々をこねたり,
スタッフの代わりに洗い物したりする姿がステキでした。
修二さんはイケメン高収入っぽいのに,
風俗に行っているというギャップが…w
幸太くんはとても真っ直ぐな高校生で,好印象でした。



カテコは撮影OK!とのことで撮ってきました。
これだと,セットの感じが分かりやすいですね。



3人くらい,目線いただいている感じのショットw

小野君の作品は,期待を裏切らないですねー。
次回作が楽しみです!

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