ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「決闘 Sable(Studio Life)」@ウエストエンドスタジオ

2023-03-29 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

今年最初のライフの公演は、「決闘」でした。
再演の作品ですが、初演は拝見してないんですよねー。



出演者は5人のみ。

ジョエル(曽世海司)とエーリク(宮崎卓真)は、
フェンシングを愛する親友同士。
フェンシングの腕はあるものの、すぐに羽目を外す2人を
ソープ先生(伊藤清之)は厳しくも温かく指導をします。
エーリクが想いを寄せるのは、顔にあざのある
同級生のルイーズ(松本慎也)。
何かにつけて2人に絡んでくるスケリー(当麻創太)は
ルイーズに言い寄るも、冷たくあしらわれ
思わずあざについて侮蔑的な言葉を投げかけてしまいます。
それを聞いていたジョエルとエーリクは激怒し、
スケリーに決闘を申し入れ…

何となく、若者の群像劇的なのを想像していたのですが、
なんかね、難しいんです。
ジョエルの人となりが、何とも掴みにくいんですよねぇ。
この子、サイコパス?と。
実際に、ルイーズにもスケリーにも「おかしい」「狂ってる」
的なことを言われていたし。

曽世ジョエルは、サイコパス感がにじみ出ていて、
ルイーズに、顔のあざがいかに美しいかを語り掛ける場面など
新興宗教の教祖のような雰囲気すらありましたね。

松本ルイーズは、「女子高生」な雰囲気があって
キュートです。
そしてスカした同級生役のスケリーを演じる当麻さんは
客演の方なのですが、
シュッとして小顔で、イケメンですねー。
最初は「ヤなヤツ」でしたが、最後はちゃんと可愛かったです。

一番若い伊藤君が、先生役という意外なキャスティングでしたが、
ピシッと厳しく指導する姿は、様になってました。

100分という見やすい長さの作品に仕上がっていました。
別キャストの感想もアップしまーす。

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