猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ブリタニー・マーフィー

2010-03-07 15:13:58 | 日記
録画しておいた深夜映画を、2本観た。
まず「アップタウン・ガールズ」。ブリタニー・マーフィーの主演映画。
親の遺産で勝手気ままに暮らしている女の子が、財産管理人にお金を
持ち逃げされてしまい、ある日突然一文無しになってしまう。
働かなくてはいかなくなったのだが、何しろ働いた経験がなく、
常識も大人としての自覚もないので、なかなかうまくいかない。
ある日8歳の少女のシッターをやることになったのだが、この子は
とても生意気で大人びていて、主人公を受け入れない。
しかし……というアメリカ映画にありがちなストーリーである。
(昔「おもちゃがくれた愛」という映画を観たのだが、生意気で傲慢な
大金持ちの家の小学生の男の子が、黒人の召し使いと心を通わせる
うちに、優しい子になっていく、という話で、それと似ていると思った)
ブリタニーのキュートな魅力全開の映画である。
よくある話なのだが、ブリタニーと子役のダコタ・ファニングの
チャーミングさで、なかなか面白い映画になっていた。

ブリタニー・マーフィーは昨年の12月に突然亡くなってしまった。
まだ32歳の若さだったのに。
この人の映画は他に3本観たことがある。特別ファンではないのだが、
映画を観たことがある俳優さんが亡くなると、ショックで、悲しい。
もっとたくさん映画に出たかっただろうなあ。
あまりにも若過ぎる。


もうひとつはケビン・コスナー主演の「コーリング」。
オカルト・ホラーかと思って期待したのだが、オカルトではあるが
感動ものでちょっとがっかりした。
妻を不慮の事故で亡くした主人公は、遺体と対面していないため
なかなか妻の死を受け入れられない。
やがて彼の周りで不可思議な出来事が起きるようになり、彼は妻が
どこかで生きていて、そのことを知らせようと、妻の魂が彼の魂に
呼びかけているのではないかと思うようになる。
もちろん周囲の人たちは、有り得ない、早く彼女の死を受け入れなさいと
言う。しかし彼は、妻からのメッセージに違いないと思える、ある
体験をする。
…というお話である。ラストは感動的だった。いい映画だと思う。
いい映画だけど、やっぱりホラーが観たいっ。
コメント
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