猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

墨攻

2013-06-22 03:12:14 | 日記
2006年の中国、韓国、香港、日本合作映画「墨攻」。
紀元前370年、趙と燕の大国間の争いに巻き込まれた小国の梁は、趙軍の大将軍・巷淹中
(アン・ソンギ)率いる10万人の敵を前に、没落寸前だった。
梁の王は、墨家に助けを求めた。墨家とは、攻撃をせずに防衛をする、”非攻”の精神を
持つ戦闘集団である。
だが墨家から派遣されてきたのは、天才戦術家・革離(アンディ・ラウ)1人だった。
革離を好敵手だと見なした巷は、攻撃の準備に入った。
革離は天才ぶりを発揮し、大軍に挑む策を立て、見事に趙軍を撤退させることに成功する。
梁国の人々も、革離を信頼するようになり、女隊長・逸悦(ファン・ビンビン)は、革離に
想いを寄せるようになっていた。
ところが革離から預かった趙軍の捕虜を、梁の将軍が皆殺しにしてしまう。
墨家には「戦うことをやめた兵士を殺してはならない」という掟があり、自責の念に苛まれる
革離は、彼の支えになろうとする逸悦のことも遠ざけてしまう。

とにかくアンディ・ラウがかっこいい。あのストイックな姿。攻撃せず勝つということを
信念にしている墨家というのは、当時の中国に本当に存在したそうだ。
だが忽然と現れ、いつの間にか消え、詳細はあまりわかっていないらしい。
スペクタクル大作といった感じで、おもしろかった。
それにしても中国の映画って漢字が難しいな~。あらすじを書くのにえらく時間がかかって
しまった。日本人も漢字を使う民族なんだけどなあ。

他の映画を見にいった時、映画館の中にこの映画のポスターが貼ってあって、アンディ・ラウ
が弓を引いている姿と、「1人で10万人の敵に立ち向かう」というキャッチ・コピーを見て、
「これ絶対見るっ!!」と思った。
私は、侍や刀や弓矢が好きなのだ。
コメント
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