イギリス映画「僕が星になるまえに」を観にいった。
29歳のジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)は末期がんで、30歳になるまで生きら
れないことを知っている。自分が死んだ後の家族の悲しみを思うと辛いが、哀れみの目で
見られるのはもっと嫌だ。ジェームズは死ぬ前にひとつだけ望みを叶えたいと思っている。
それは「世界で一番行きたい場所」である、バラファンドル湾への旅だ。ジェームズの願い
を叶えるために3人の親友が集まってくれた。失業中で現在はジェームズの世話をしている
デイヴィー(トム・バーク)、テレビ番組の制作をしているが、仕事や恋人としばらく距離を
置きたいと考えているビル(アダム・ロバートソン)、作家だった父の影響を受け、作家へ
の夢を捨て切れないまま会社経営をしているマイルズ(JJ・フィールド)。彼らはジェームズ
の支えになり、旅に同行することを決めた。ジェームズをカートに乗せ、彼らは旅立った。
ジェームズの家族に、必ず連れて帰ると約束して。しかしバラファンドル湾への道のりは
容易ではない。ジェームズの体力も徐々に失われていき、モルヒネを飲む回数も増えていく。
感動的な映画だったのだが、うーん…私には今一つだった。この映画はイギリスだけでなく
他国からの評価も高かったらしい。レビューを読んでも皆高評価だ。
登場するのはほとんどメインの4人だけだが、旅の中でいろんな人々との出会いがあったり、
ケンカをしたり仲直りをしたり、ロードムービーとしてはおもしろかった。
余命いくばくもないジェームズの願いを叶えるための旅が、デイヴィー、マイルズ、ビルに
とっても人生を見つめ直す機会になる。その過程は共感出来る。容態が悪くなっていく
ジェームズを見ていると、胸が痛んだ。悟っているように見えるジェームズも、本音は
「もっと生きたい」のだ。
ただラストが私は気になる。あのラストに泣く人も多いかもしれないが、キリスト教国で
あるイギリス映画で、あのラストはどうかなー、と思った。
出来れば違う形のラストにして欲しかったな。映像はとてもきれいだった。
29歳のジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)は末期がんで、30歳になるまで生きら
れないことを知っている。自分が死んだ後の家族の悲しみを思うと辛いが、哀れみの目で
見られるのはもっと嫌だ。ジェームズは死ぬ前にひとつだけ望みを叶えたいと思っている。
それは「世界で一番行きたい場所」である、バラファンドル湾への旅だ。ジェームズの願い
を叶えるために3人の親友が集まってくれた。失業中で現在はジェームズの世話をしている
デイヴィー(トム・バーク)、テレビ番組の制作をしているが、仕事や恋人としばらく距離を
置きたいと考えているビル(アダム・ロバートソン)、作家だった父の影響を受け、作家へ
の夢を捨て切れないまま会社経営をしているマイルズ(JJ・フィールド)。彼らはジェームズ
の支えになり、旅に同行することを決めた。ジェームズをカートに乗せ、彼らは旅立った。
ジェームズの家族に、必ず連れて帰ると約束して。しかしバラファンドル湾への道のりは
容易ではない。ジェームズの体力も徐々に失われていき、モルヒネを飲む回数も増えていく。
感動的な映画だったのだが、うーん…私には今一つだった。この映画はイギリスだけでなく
他国からの評価も高かったらしい。レビューを読んでも皆高評価だ。
登場するのはほとんどメインの4人だけだが、旅の中でいろんな人々との出会いがあったり、
ケンカをしたり仲直りをしたり、ロードムービーとしてはおもしろかった。
余命いくばくもないジェームズの願いを叶えるための旅が、デイヴィー、マイルズ、ビルに
とっても人生を見つめ直す機会になる。その過程は共感出来る。容態が悪くなっていく
ジェームズを見ていると、胸が痛んだ。悟っているように見えるジェームズも、本音は
「もっと生きたい」のだ。
ただラストが私は気になる。あのラストに泣く人も多いかもしれないが、キリスト教国で
あるイギリス映画で、あのラストはどうかなー、と思った。
出来れば違う形のラストにして欲しかったな。映像はとてもきれいだった。