2004年のアメリカ映画「シークレット・ウインドウ」。
売れっ子作家のモート・レイニー(ジョニー・デップ)は、妻との離婚問題が
遠因でスランプに陥っていた。そんな彼の前に、「自分の作品を盗まれた」
とモートの盗作を告げる謎の男ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)が
現れる。盗作したことを世間に公表しろ、と執拗な嫌がらせを受けるうち、
周囲で不可解な事件が続発し、モートは精神的に追い詰められていく。
スティーヴン・キングの小説「秘密の窓、秘密の部屋」の映画化。妻と別居
中の売れっ子作家モート・レイニーの前にジョン・シューターという男が現
れ、モートが自分の作品を盗作した、盗作を世間に公表しろと言う。最初は
相手にしないモートだったが、シューターが置いていった原稿を何気なく読
むと、それはモートの小説と結末が違うだけで、後はすっかり同じだった。
愕然とするモート。それ以降シューターはモートの前に度々現れるようにな
り、ある日モートの愛犬が殺される。モートはやがて、事件の黒幕は妻の新
しい恋人なのではないかと思うようになる。
原作は未読だが、なかなかおもしろかった。だが、オチが途中で読めてきて
しまうのが残念。でもそれでもラストはゾッとした。モートの犬が殺され、
知り合いが殺され、妻の家が放火され、盗作ではないという証拠の雑誌も焼
失してしまう。スティーヴン・キングらしい不穏な雰囲気が漂っていて引き
込まれる。キングの不気味な世界にジョニー・デップの演技がよく合ってい
たと思う。
結構おもしろかったのだが、これはやっぱりジョニーを見る映画。とにかく
かっこいい。髪型や眼鏡も似合っていたし、終盤の狂気に満ちた演技も良か
った。
ネタバレになってしまうかもしれないが、私はこの手の映画では「殺しのド
レス」「エンゼル・ハート」「マシニスト」が特に好きである。
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売れっ子作家のモート・レイニー(ジョニー・デップ)は、妻との離婚問題が
遠因でスランプに陥っていた。そんな彼の前に、「自分の作品を盗まれた」
とモートの盗作を告げる謎の男ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)が
現れる。盗作したことを世間に公表しろ、と執拗な嫌がらせを受けるうち、
周囲で不可解な事件が続発し、モートは精神的に追い詰められていく。
スティーヴン・キングの小説「秘密の窓、秘密の部屋」の映画化。妻と別居
中の売れっ子作家モート・レイニーの前にジョン・シューターという男が現
れ、モートが自分の作品を盗作した、盗作を世間に公表しろと言う。最初は
相手にしないモートだったが、シューターが置いていった原稿を何気なく読
むと、それはモートの小説と結末が違うだけで、後はすっかり同じだった。
愕然とするモート。それ以降シューターはモートの前に度々現れるようにな
り、ある日モートの愛犬が殺される。モートはやがて、事件の黒幕は妻の新
しい恋人なのではないかと思うようになる。
原作は未読だが、なかなかおもしろかった。だが、オチが途中で読めてきて
しまうのが残念。でもそれでもラストはゾッとした。モートの犬が殺され、
知り合いが殺され、妻の家が放火され、盗作ではないという証拠の雑誌も焼
失してしまう。スティーヴン・キングらしい不穏な雰囲気が漂っていて引き
込まれる。キングの不気味な世界にジョニー・デップの演技がよく合ってい
たと思う。
結構おもしろかったのだが、これはやっぱりジョニーを見る映画。とにかく
かっこいい。髪型や眼鏡も似合っていたし、終盤の狂気に満ちた演技も良か
った。
ネタバレになってしまうかもしれないが、私はこの手の映画では「殺しのド
レス」「エンゼル・ハート」「マシニスト」が特に好きである。
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