猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

フライト・ゲーム

2020-03-21 21:52:00 | 日記
2014年のアメリカ映画「フライト・ゲーム」。

ニューヨーク発ロンドン行きの旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル・
マークス(リーアム・ニーソン)。しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億
5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫
メールが届く。やがて1人目の犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷
物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない。2人目、3人目と犠牲者が
続く中、やがて犯人の指定する口座がビルの名義だと判明。ビル自身にも疑惑
の目が向けられてしまう。

旅客機の中を舞台にしたサスペンス・アクション映画。航空保安官のビルは、
過去のある出来事が原因で酒に溺れ、心は荒みきっていた。一般客を装いニュ
ーヨーク発ロンドン行きの便に乗り込んだビルは、普段と変わらない様子で任
務を開始した。ところが、ビルの携帯電話に差出人不明のメールが入る。その
メールには「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内
の誰かを殺害する」と記されていた。
ただのいたずらとは思えない内容に危惧の念を抱いたビルは、独自に捜査を開
始するが、次々と犠牲者が出てしまう。しかも、指定された口座の名義人はビ
ルであり、それが公になったことで味方であるはずの国土安全保障省や乗務員、
乗客からも彼自身が犯人なのではないかという疑いをかけられてしまう。
誰が犯人なのか全く予想がつかず、ハラハラドキドキしておもしろかった。ビ
ルはアルコール依存症で、そのことをニュースで報道されてしまい、テレビを
見た乗客や乗務員たちから疑われてしまう。何より送金の指定口座がビルのも
のなのだ。皆ビルの捜査に協力しようとせず、ビルは孤立無援の中で闘わなけ
ればならなくなる。それでも信用してくれる乗客や乗務員も出てきて、ビルは
彼らと共に捜査を続行する。
飛行機という密室の中での犯罪というのが怖い。空を飛んでいるので逃げ場が
ないのだ。誰もが怪しく見え、ビルは一瞬たりとも気を緩められない。やがて
起きる機内での爆発や銃撃戦は迫力満点。リーアム・ニーソンも頑張った。彼
はこういう役が似合うなあ。サスペンスフルで見応えのある映画だった。


中華系カフェの台湾アフタヌーンティー。台湾スイーツは見た目もかわいくて
おいしかったです。

コメント (4)
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