1953年のアメリカ映画「私は告白する」。
カナダ・ケベック市の神父マイケル・ローガン(モンゴメリー・クリフト)は、ある夜、教会で
働くオットー・ケラーから、強盗殺人を犯したとの告解を受ける。犯行時にケラーが僧衣を
まとっていたことからローガン神父に疑いがかかるが、神父は戒律によりケラーの告白を
他言することができない。しかもローガン神父は犯行のあった夜、国会議員の妻ルースと
会っていたために、ますます警察から疑われてしまう。
アルフレッド・ヒッチコックのサスペンス映画である。ドイツからの移民であるケラーは、夫
婦で教会に職を得て、ローガン神父には親切にしてもらっていた。そのケラーが強盗殺人
を犯し、ローガン神父に告解をする。そのことでローガン神父は事件に巻き込まれてしまう。
被害者の家から神父が出てくるのを見たという情報により、警察は町中の教会の神父を
調べるが、アリバイがはっきりしないローガン神父に疑いがかかってしまう。
ケラーはなかなか悪い男で、自分に良くしてくれていたローガン神父に、恩を仇で返すよ
うなこともする。一方で、ローガン神父が警察に自分のことを言わないかとハラハラしても
いる。警察に疑われても本当のことが言えないローガン神父は、気の毒である。彼は神父
になる前に恋人だったルースと会っていたことがわかり、ますます窮地に立たされる。
追い詰められていくローガン神父を、モンゴメリー・クリフトが繊細に演じている。悲惨な
結末だが、おもしろかった。ただ、ラストがちょっとあっさりしすぎていたのが気になる。
まあ古い映画だし、仕方ないのかな。
モンゴメリー・クリフトは美形俳優だったが、45歳の若さで亡くなった。残念である。
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カナダ・ケベック市の神父マイケル・ローガン(モンゴメリー・クリフト)は、ある夜、教会で
働くオットー・ケラーから、強盗殺人を犯したとの告解を受ける。犯行時にケラーが僧衣を
まとっていたことからローガン神父に疑いがかかるが、神父は戒律によりケラーの告白を
他言することができない。しかもローガン神父は犯行のあった夜、国会議員の妻ルースと
会っていたために、ますます警察から疑われてしまう。
アルフレッド・ヒッチコックのサスペンス映画である。ドイツからの移民であるケラーは、夫
婦で教会に職を得て、ローガン神父には親切にしてもらっていた。そのケラーが強盗殺人
を犯し、ローガン神父に告解をする。そのことでローガン神父は事件に巻き込まれてしまう。
被害者の家から神父が出てくるのを見たという情報により、警察は町中の教会の神父を
調べるが、アリバイがはっきりしないローガン神父に疑いがかかってしまう。
ケラーはなかなか悪い男で、自分に良くしてくれていたローガン神父に、恩を仇で返すよ
うなこともする。一方で、ローガン神父が警察に自分のことを言わないかとハラハラしても
いる。警察に疑われても本当のことが言えないローガン神父は、気の毒である。彼は神父
になる前に恋人だったルースと会っていたことがわかり、ますます窮地に立たされる。
追い詰められていくローガン神父を、モンゴメリー・クリフトが繊細に演じている。悲惨な
結末だが、おもしろかった。ただ、ラストがちょっとあっさりしすぎていたのが気になる。
まあ古い映画だし、仕方ないのかな。
モンゴメリー・クリフトは美形俳優だったが、45歳の若さで亡くなった。残念である。
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