チエちゃんの昭和めもりーず

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ふくしまのお米 なう

2012年02月11日 | 大地震
福島県福島市在住@チエちゃんです

昨年の秋、最初に23年県産米の放射性物質検査をした時は、地区ごとに数点のサンプル検査をしただけで、放射性物質が検出されなかったため、福島県知事は安全宣言を出しました。
私は、てっきり全部のお米を検査したものとばかり思っていました。
ところが、福島市のある農家が自宅用にと取っておいたお米を自主的に検査に出したところ、基準値以上の放射性物質が検出されてしまったのです。
それ以降、再検査をしたところ、あちこちのお米から基準値を超えた放射性物質が出てしまいました。
県は、あわてて出荷停止を要請し、全戸検査と特に放射線量が高い地区では全袋の検査を行うことにしました。
その結果が、2月4日の新聞に掲載されました。

福島市・旧伊達郡・旧安達郡の県北地区では、10%前後の割合で放射性物質が検出されました。
新聞のベージュ色で表示されている部分は、4月からの新基準100ベクレル(現在は500ベクレル)以上の放射性物質が検出された地区を示しています。
ほとんどの地域が該当しています。
やはり、私が心配した通りになってしまいました。

けれども、すべてのお米から、放射性物質が検出されたわけではありません。
90%のお米は安全です。
日本人にとって、お米は特別な食べ物です。
毎日食べるものだから、消費者は絶対に安全な物を望んでいます。
福島ブランドの信頼を回復するためには、汚染されたお米は絶対に市場に出さないことだと考えます。
そのためには、手間とお金がかかってもお米の全袋検査を当然やるべきです。