チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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「中間貯蔵施設」という名の永久処分場

2015年02月28日 | 大地震
政府に中間貯蔵施設の搬入容認伝える 福島県と2町(朝日新聞) - goo ニュース

福島県福島市在住@チエちゃんです

やっと、中間貯蔵施設への搬入が決まった。
大熊・双葉両町の住民感情を考慮してのことだとは思うけれど、遅すぎです。
石原元大臣の金目発言で、遅れてしまったともいえるかもしれません。
誰が考えても、あそこに保管するしかないでしょう。
多くの福島県民は声に出しては言えないけれど、そう考えていると思います。

さらに、国は30年後に県外に永久処分場を造り移動させると言っているけれど、他にどこが保管を受け入れてくれるというのでしょう?
沖縄の基地問題と同じです。
気の毒にとは思うけれど、かといって自分の所に来るのは絶対NOです。
私は、もうとっくに「中間貯蔵施設」という名の永久処分場になると覚悟しています。

男性看護師さん

2015年02月24日 | チエの玉手箱
ヒロシは、先週延期となってしまったシャント拡張術に再挑戦しました。
今日は無事終了です。

今日の担当看護師さんは若い男性でした。
名称が看護婦から看護師と変更になって、男性もいるんだろうなとは思っていましたが、実際に遇うのは初めてのことでした。
看護師の世界では、柔らかさとかきめ細かさとかの点で、やはり女性と比べて男性は不利なんだろうなと想像するのですが、その彼は看護技術はともかく、患者との会話が上手だと思いました。
彼の気さくな言葉かけに、ついこちらもいろいろと話し込んでしまいました。

私:どうして看護師になったの?
彼:ええ、まあ、若いうちにやっておこうかなと思って・・・
私:それじゃ、ずっと続ける訳じゃないの?
彼:う~ん、・・・・(困ったような顔)

ヒロシ:夜勤もあるんだろ? 月、何回くらい?
彼:9回くらいです。
私:それは、たいへんですね。若くなきゃできないね。
彼:もっと多い人もいますよ。
ヒロシ:その割に給料安いんだよな?
彼:(苦笑いの後)そんな夢の無くなるようなこと言わないでくださいよ。
  ここに、看護師を目指している人がいるんですよ。

と、ヒロシの車いすを押してくれている看護学生さんを見たのでした。

がんばれ! まだまだ、ひよっ子の男性看護師さん!




阿武隈川の白鳥

2015年02月23日 | チエの玉手箱
花見山の帰り、阿武隈川の白鳥飛来地に立ち寄ってみました。

白鳥の数は、以前の半分以下になってしまったでしょうか。



ここで白鳥に餌付けをしていたのですが、鳥インフルエンザの発生に伴い餌付けを止めてしまったのです。
本当に酷いと思います。
人間の身勝手です。
餌付けをするなら、最後まで責任をもたなければならないと思います。
それでも、こうして忘れずにやって来てくれる白鳥さんたち。
エサは足りているのかと心配です。
そう思っても、どうすることもできない私。



羽根が灰色の幼鳥もいます。
訪れる市民がパンくずなどをあげています。




早春の花見山 2015 その2

2015年02月22日 | チエの玉手箱
早春の花見山はまだまだ灰色ですが、よ~く見ると春の気配がそこここに感じられます。
梅もチラホラ咲き始めていました。
咲いている木と全然咲いていない木があり、日当たりのよい所が咲いているようです。

木の間から見える福島市街です。




こちらは、まだ残っているナンテン。




こんな看板が・・・。
日本語・英語・中国語・韓国語。まあまあ、なんと国際的になったことか!?




ここは、桜のトンネルになる場所。2011年と比べてみてください。
まだ、雪が残っています。




切り倒された桜の木に、きのこを見つけました。




60分コースを歩きました。ちょうどよい運動です。
さて、帰るか!

駐車場までの畑(?)には、ボケがつぼみを膨らませていました。




シーズン前なので、まだ営業していないお店。




道路で見つけた側溝のふたには、福島市の鳥シジュウカラがデザインされていました。




3月になったら、また行ってみようと思います。





早春の花見山 2015 その1

2015年02月22日 | チエの玉手箱
蝋梅(ロウバイ)が見頃とTVで放送していたので、花見山はどんな感じかなと思い立ち行ってみました。
春の花見山は2011年に行ったきりです。
昨日なら晴れていて散歩日和でしたが、今日はどんよりとした曇り空で風が冷たく感じられました。

景色はまだ冬枯れていますが、花見山のすぐ前にある菜の花畑は、もう淡いグリーンでした。
ほら、つぼみを持っています。



花見山到着! 登り口に蝋梅がありました。辺りには甘い香りが漂っています。






吾妻颪(あづまおろし)治まって 蝋梅の花が咲く

何度も行っているのに、この句碑に初めて気が付きました。


同じ黄色で似ていますが、こちらはマンサク。これもよい香りがしていました。




こちらは、たぶんモクレン。つぼみが大きく膨らんでいました。




椿も、たくさんつぼみをつけていました。









刻みねぎ

2015年02月21日 | チエの玉手箱
料理と呼べないようなねぎを刻んだだけのものですが、冬のスタミナ食品としてチエちゃん家ではよく食べていました。
ねぎの白い部分だけを刻んで、削り節をかけ、醤油をかけて混ぜるだけです。
作ったばかりはねぎの辛みが強いので、少し時間を置いてから食します。
納豆に混ぜたり、湯豆腐にのせたり、そのままご飯にのせて食べたりします。
味噌と合わせたものにお湯を注げば手作りインスタント味噌汁にもなります。
スーパーで売っている硬いねぎは適しません。
畑から採りたての柔らかいねぎでないと美味しくないのです。
今日は、実家からねぎをもらったので作ってみました。

シャント拡張術が延期となってしまったヒロシが、この土日外泊で帰ってきています。
来週、再挑戦することになりました。

ヒロシの入院

2015年02月17日 | チエの玉手箱
1年前にも行ったシャント拡張術の再手術のため、ヒロシは1泊2日の予定で入院しました。
例によって私も付き添いです。
ところが、今日は直前になって具合が悪くなり、冷や汗をかいて嘔吐したため、手術は中止となってしまいました。
お正月に風邪をひいて以来、体調が思わしくなかったヒロシ。
「俺、どうしてこんな身体になっちまったのかな~?」
体調がよくないと、考え方までネガティブになってしまうようです。
今日はとりあえず入院、明日血液検査をして、様子を見ることになりました。

ガラスバッジ結果

2015年02月11日 | 大地震
福島県福島市在住@チエちゃんです

昨年9月~11月の3か月間、ガラスバッジ(個人積算線量計)の測定結果報告書が届きました。
私も、ヒロシも0.1ミリシーベルトでした。
これを4倍すれば、推定ですが年間の被ばく放射線量が分かります。
私たちは0.4ミリシーベルトで、政府が決めている基準1ミリシーベルト以下ということになります。

対象者(福島市の人口と思われる)287,747人のうち、ガラスバッジを申し込んで回収に応じた人数は46,998人(16.3%)だそうで、少ないなと思います。それだけ、関心が薄れているということの証かもしれません。
年間の推定被ばく線量が1ミリシーベルト以下の人は、今回の測定では95.57%となっているそうです。
ちなみに今回の数値は、測定値から自然放射線量を差し引いた値、つまり原発事故による被ばく線量ということになります。

築地 精養軒

2015年02月07日 | チエの玉手箱
おじいちゃん一代記」を読み進めてるところですが、上京した祖父が2回転職した後に就職した先は、なんと「築地精養軒」だったことが判りました。
祖父は、精養軒で修行したコックだったのです。
そういえば、よく”せいようけん”、”せいようけん”と言っていた気がします。
「せいようけん」の何たるかを知らなかった(一度も訪れたことはないので、今も知らないことに変わりはありませんが)私はスルーしていたのだと思います。
それに、洋食屋さんだから「せいようけん」を「西洋軒」だとばかり思っていました。
ああ!何という思い違い!

父の話によれば、祖父が精養軒の次に就職した先で、「精養軒で働いていた」と言ったら給料が20倍にも跳ね上がったとのことです。
この話だけで、当時の精養軒のすごさが分かる気がします。

機会があったら、精養軒でオムライスを食べてみたいと思います。
もう一度、おじいちゃんのオムライスに出会えるかもしれないから・・・

第197話 桜でんぶ

2015年02月03日 | チエちゃん
今日は節分ですね。
数年前から、関西の風習である恵方巻がここ東北にも伝わって(実は業界の陰謀だと私は睨んでいる)きて、スーパーマーケットや寿司チェーンでは盛んに宣伝をしていますが、我が家にはそんな風習はないので、恵方巻は食べません。(業界に乗せられて、たまるか!)
でも、スーパーで、海苔や寿司酢、かんぴょうなどに混じって陳列されていた「桜でんぶ」を、なつかしくなってつい買ってしまった!(このパターンが多いな~)

チエちゃんは、この「桜でんぶ」が大好きでした。
きれいなピンク色で、甘いのにお菓子とは違う味わい。
でんぶは普通、ちらし寿司やのり巻の彩りとして使われますが、チエちゃんはふりかけのようにご飯にかけて食べていました。
あるいは、おやつ代わりにそのまま桜でんぶだけを食べていたのです。
この不思議な食べ物は何でできているんだろう?

なぞが解けたのは、中学の料理実習でした。
ちょうどこの季節だったのかもしれません。
作る料理は、ちらし寿司とはまぐりの潮汁です。
材料が準備された先生の料理台の上には、なぜか三枚におろしたタラの半身がありました。
「ちらし寿司にこんなお魚を使うのだったかな?」
そう思っていると、先生が作り方を見せてくれました。
タラを茹で身をほぐしたら、鍋に入れて火にかけ、数本の菜箸でかき混ぜながら炒り付けます。
そして、砂糖、酒、みりん、塩で味付けをして、食紅で色をつけます。
「ああ~、あの桜でんぶって、こうやって作るんだ。あれは、お魚からできてたんだ。」

それから、自分も挑戦してみましたが、タラの身は半分以上お鍋の底に焦げ付いて、出来上がったでんぶはほんのちょっとだけでした。
こりゃあ、作るよりも、買った方が絶対いいね。
そう考えたチエちゃんは、あれ以来桜でんぶを作ることは二度とありませんでしたとサ。

それに「でんぶ」ってへんな名前です。もっと、可愛らしい名前はないの~?