私の元へ訃報が届きました。
それをネット上に書くべきかどうか、迷いましたが、私の役目なのではないかと考え、ここにお知らせいたします。
インターネットを通じて知り合い、私のホームページにリンクさせていただいていた「
古代への道」の管理人さんでいらっしゃるたこさんが、10月27日、天国へ召されました。
ご親友の方が、ご丁寧に連絡をくださったのです。
実際にお会いしたとがあるわけではなく、ネット上だけのお付き合いでしたが、やはりその知らせは、私にとって大変ショックでした。
ご家族やご親族、ご親交のあった方々のご心痛は如何ばかりかと推察いたします。
たこさんは古代史について造詣が深く、古代史に興味のあった私にとって「古代への道」は、バイブルのようなサイトでした。
後半年して退職されたなら、もっともっと、サイトを充実してくださるものと楽しみにしていたのです。
そして、私は、いろいろなことを教えていただこうと思っていたのです。
残念です。いいえ、私などより、たこさんご自身が何より、残念であったことでしょう。
ご新居へ転居されたばかりで、もっとあちこち遺跡を訪ねてみたかったでしょうし、何よりお孫さんの成長を楽しみにされていたご様子でした。
でも、たこさん、ご愛用のギターを処分されたことから推察すると、もうご覚悟はできていらしたのでしょうね。
私たちはこの世に生まれた限り、いつかは死を迎える運命なのですよね。
訃報に接した時、私はいつも思います。
残された私たちが精一杯生きること、そして、時々、思い出してあげること、それが私たちができる最大の供養であると。
たこさん、今は病気の苦しみや痛みから解放され、やすらかにお眠りください。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
そして、願わくは「古代への道」のサイトが今後も存続し、多くの古代史ファンが訪れますように。