福島県福島市在住@チエちゃんです
もう4月も半ば、2カ月近く更新が滞っていました! 反省
季節が冬から春にいつの間にか移り変わり、今年も桜が咲いている。
季節を感じる暇もなく、忙しく日々を過ごし、ふと気が付けば、桜が散っている。
私の春は、いつもこんな感じ。
仕事でパソコンを使うことが増え、ブログを更新するゆとりがないのが実情です。
2013年3月11日、東日本大震災から2年が過ぎ、ここ福島市は一見すると震災前と変わらない日常が戻ってきています。
でも、仮設住宅の数は減っていません。(原則2年の入居期間が4年に延長されたらしい)
遠くに避難している家族も大勢います。
除染も一向に進んでいません。
除染といえば、3月末から4月初めに4~5日間をかけて、実家の除染が行われたそうです。
費用は自治体負担のようです。最終的には、東電かな?
屋根や雨樋を洗い流したり、庭の土を入れ替えたりしたそうです。
この除染を移染という人もいます。
確かにそのとおりだと思います。
放射性物質は、洗い流した水に含まれて地中に染み込む。
側溝から川に流れて、やがて海へ注ぐ。
根本的な解決にはなっていません。
毎年、茂庭地区の山菜を楽しみにしているヒロシが先週
直売所に行ってみると、
今年はすべての山菜が出荷停止になったとの情報を得ました。
想像ですが、山の木の枝に付着した放射性物質が2年の間に地面に落ちて、汚染が広がったということではないでしょうか。
こんな風に、時が経つほどにますます深刻さが増していることもあります。
福島原子力発電所では今年になって、冷却装置の電源を失ったり、汚染水が漏れ出したりと、不安になることばかりです。
桜が咲いている平和な日常と、震災の爪痕が共存している。
こんな風に進んでいくしかないのかな?