チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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実家へ

2021年04月01日 | チエの玉手箱
今日、私はケアハウスから依頼された物を届けるため、ケアハウスを訪問しました。
母がこの前の(私と話したいと強情を張る)ようになると困るので、今回は母に会いませんでした。
担当者によると、昨夜、母は夕飯を食べたことを忘れたということです。
「いつもそういう状態ではないんです。普段は変わらず穏やかに過ごされているんですけど・・・」

それから、私は実家へと向かいました。祖父が植えた満開のレンギョウが私を迎えてくれました。
そして、昨年移植したタラの木を確認しました。
鹿に食べられた跡があるものの、また新しい芽を出していました。
周りの草は、昨年収穫しないままだったアサツキが伸びたもの。
アサツキって、本当に強い!動物も食べないし。
これに肥料をあげて、太らせ、来年用の種にしようと思います。

こちらは実家の庭にあったプリムラ・ジュリアンを我が家の花壇に移植します。



作業をしながらも、いつの間にか母のことを考えてしまう。
母の認知症発症は、私自身が思っている以上に、私を打ちのめしているようだ。