★ 満開のあんずの花 ★
旅の続きです。
私は、過去一度もあんずの花を生で拝見したことがありませんので、今回の旅の楽しみの一つでした。
ガイドさんの説明によると、あんずの栽培は、江戸時代に宇和島藩主のお姫様が、松代藩の真田家に嫁ぐ際、故郷をしのぶように、とあんずの種を持参して嫁入りしたのが始まりだそうです。
へえ~ あんずにはこの様な歴史が残されていたのですね。
松代藩が栽培を奨励したあんずの里には、15万本のあんずの木があるそうです。
満開の花・花・花・・・まさしく桃源郷の世界でした。
幼木という感じでしたが、花はそれぞれの枝に鈴なりに咲いていました。
一本の枝を左右に広げ豪華に咲くあんずの花。
花の形は、桜や桃に似ていて花だけを見ると見分けがつかないような、艶やかな雰囲気のある花でした。
のどかな桃源郷の素晴らしい光景です。
垂直の枝にびっしりと咲く花姿には驚きました。豪快というか、元気があって気持ち良い花ですね。