♪ 秩父宮記念公園の入り口 ♪
きょうから12月です。
今年も残すところあと何日になりましたね・・・という言葉が飛び交う時期になり、何となく気ぜわしい心持です。
さて、今日の更新は、旅の2日目に散策した御殿場市内の秩父宮記念公園です。
公園の入り口に入った途端、目の前に天を突くように長く伸びたひのき林が鬱蒼としていて、静寂に包まれ、時折小鳥のさえずりが聞こえ、まるで別世界に身を置いているようでした。
散策している人間が小さく見えるほど、大きなヒノキ林でした。圧巻です。
この公園の中に、故秩父宮様の別邸があり素晴らしい自然環境ですが、3か所の防空壕が残されていて、戦争当時の厳しさが伝わってくる雰囲気でした。
故秩父宮様は、今は亡き昭和天皇の弟で性格は勝気。何にでも関心を持ち、好奇心が旺盛だったそうです。が、自分の置かれた立場をわきまえ、一歩引いた立場で天皇を補佐した、と言う説明を受けました。
しかし、結核という病にかかり、昭和28年50歳の若さで亡くなられました。
その宮様が療養生活を送った場所がこの御殿場の別邸です。(母屋)
ヒノキ林に入ると冷気を感じました。夏は涼しく天然クーラーのようになり、人々を暑さから解放することでしょう。
樹齢130年のしだれ桜。花が咲くころは大勢の観光客で賑わうそうです。
園内には、しだれ桜の他に山野草や、四季折々の花々を楽しむことが出来るそうです。
母屋のリビング。ここで何を語らったのでしょうか。
敷地面積は18000坪。東京ドームの約1.5倍あるそうです。広いですね。
以上、秩父宮記念公園でした。