♪ 猿江公園南側の日本庭園 ♪
私は退職した時、友人と東京都の公園を制覇しようと、話し合ったのですが、実際はとても無理でした。
制覇は計画倒れです。
同じ公園に何度も足を運んだ分、訪れていない公園も多いです。
今回、マンションの長時間断水2回目の5/31日、ふと思い立ち「都立猿江恩賜公園」を初めて訪れました。
断水当日の朝になっても、何処へ行くか?何処へ行きたいのか?計画が立てられず悩んでいたのですが、急に猿江恩賜公園を思い出し行って参りました。
パンフレットによると、猿江恩賜公園の南側は、かつて猿江貯木場として材木を水に浮かべて置く場所だったそうです。
最初は幕府の貯木場だったが、その後明治政府に引き継がれ、皇室御用材の貯木場となり、大正13年に都に払い下げられ、昭和7年猿江恩賜公園として開園されたそうです。
まず、南側の日本庭園の写真を載せます。
木々の緑も色濃く、静寂に包まれた公園です。
以下は、北側地区公園の写真です。
北側の池には「スイレン」が咲いていました。
北側も、貯木場として使われ、戦後は林野庁の管轄となり、全国の山々から切り出された材木を浮かべていたそうです。
昭和51年、貯木場は同じ江東区の潮見へ移転したため、約250年続いた猿江貯木場の歴史は閉じられたそうです。
この様な歴史があったのですね。
この公園を訪れなければこの歴史を知らなかったと、思います。
メタセコイヤ。秋に黄葉すると綺麗です。
時計塔とスカイツリー。スカイツリーは、今は話題性がなくなりました。
公園のアクセスは、都営地下鉄新宿線の住吉駅で下車です。
地上に出ると、道路の両側(南北)に緑豊かな大木が連立していて、すぐに公園だと分かったのですが、予備知識がないので、さて、どちら側が猿江公園?なのか分からず、適当に散策しました。
管理棟も???人影もなく、歩いていても落ち着かなかったのですが、偶然散策中の親子連れに会い、南側も北側も「猿江恩賜公園」です、と教えて頂きました。
日本庭園や、公会堂、野球場、テニスコート、そして色々な広場があり、とにかく広~~~い公園でした。
災害時の避難場所になっていました。
私がこの近くに住んでいたら、四季折々の花々を眺めながら、毎日散策したいな、と思ったほど静寂で、緑豊かで、開放感抜群の公園でした。
入園料は0円です。