2004年8月31日快晴。ワイルドライフ・ツアーに参加した。
デナリ国立公園といえば、世界でも屈指の自然の宝庫。日本の四国以上の広さがあるこの公園は、野生の動物をそのまま手付かずにしている。世界中の動物好きや自然派を惹きつけてやまないデナリナショナルパーク。動物が主役で、訪れる人間はお邪魔する脇役に徹するのがここのルール。そういった配慮がツアー中、いたるところに見られた。
弁当や飲み物は、車内で飲食し、車外持ち出しはいっさい禁止。
空き缶や弁当(紙製のランチボックス)も捨てずに持ち帰るのはもとより、車内に回されるリサイクル袋に解体して入れることになっている。また、途中休憩時にコーヒーブレイクがあったが、バス内で紙コップにコーヒーの粉末・砂糖等を入れ下車し、バス後部にある給湯器のお湯をサーブして飲む。これは、コーヒーの粉末が地面にこぼれるのを防止するためだそうで、野生の動物に人工的な食べ物を一切与えないための対策だ。
広大な公園内には、自然道が1本通っているだけで、マイカーは特別の許可がある場合以外、乗り入れ禁止。主役の動物が道路を横断する時、バスは臨時停車するので計画通りに運行されない。すべて、運転手の判断によって運行される。運転技術はもとより、動物達との接遇やガイドまで一人でこなすので、きわめて厳しいテストに合格しないと運転手にはなれないそうだ。危険がつきまとうので、生命保険料の掛け金が二倍になったとドライバーは苦笑したが、その顔は自然とともに生活する喜びに満ち溢れ輝いていた。
デナリ国立公園といえば、世界でも屈指の自然の宝庫。日本の四国以上の広さがあるこの公園は、野生の動物をそのまま手付かずにしている。世界中の動物好きや自然派を惹きつけてやまないデナリナショナルパーク。動物が主役で、訪れる人間はお邪魔する脇役に徹するのがここのルール。そういった配慮がツアー中、いたるところに見られた。
弁当や飲み物は、車内で飲食し、車外持ち出しはいっさい禁止。
空き缶や弁当(紙製のランチボックス)も捨てずに持ち帰るのはもとより、車内に回されるリサイクル袋に解体して入れることになっている。また、途中休憩時にコーヒーブレイクがあったが、バス内で紙コップにコーヒーの粉末・砂糖等を入れ下車し、バス後部にある給湯器のお湯をサーブして飲む。これは、コーヒーの粉末が地面にこぼれるのを防止するためだそうで、野生の動物に人工的な食べ物を一切与えないための対策だ。
広大な公園内には、自然道が1本通っているだけで、マイカーは特別の許可がある場合以外、乗り入れ禁止。主役の動物が道路を横断する時、バスは臨時停車するので計画通りに運行されない。すべて、運転手の判断によって運行される。運転技術はもとより、動物達との接遇やガイドまで一人でこなすので、きわめて厳しいテストに合格しないと運転手にはなれないそうだ。危険がつきまとうので、生命保険料の掛け金が二倍になったとドライバーは苦笑したが、その顔は自然とともに生活する喜びに満ち溢れ輝いていた。