プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

◇第8回大阪・淀川市民マラソン

2004-11-12 11:16:09 | スポーツ
 2004年11月7日。第8回大阪・淀川市民マラソン大会に出場した。本大会は、通算4回目(フル2回、ハーフ2回)の参加だ。
 今年は、妻と一緒にハーフマラソン・ペアの部にエントリー。二人の合計タイムで順位を競うのだが、このルールが面白い。レース途中、どう走ろうと自由だが、ゴール地点では、「二人手をつないでゴール」しないと失格になるというものだ。一人勝手に先に行ったら待つしかないことになる。夫婦とは限らないが、男女ペアが仲良く走るのが狙いだから当然といえば当然だ。

 だが、このルールを前日知った女房が怒り出した。「相手に気を使う分、ストレスが溜まって嫌だ」というのがその言い分。同じ走力レベルであれば、競い合うのもいいだろうが、元来、マラソンは個人競技だけに二人の合計タイムで順位をつけることに反対だと言う。過去、彼女がベストタイムを記録したレースは、必ず私がペースメーカー役を果たしているのにと、内心、不満だったが剣幕に押されて黙っていた。逆に、そのことが負担だったのかとも思われ、「楽しく走ればいいじゃないか」となだめたが、最後まで納得しなかった。

 ところが、妻は数日前からの風邪をこじらせて当日朝、発熱しレース自体を棄権せざるを得なくなった。ホテルに妻を残し、私は出場したが、張り合いを失い、平凡なタイムに終わった。精神衛生上、良くないので、今後は一緒にゴールするというルールならペア競技に出場しないことに決めた。