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★気まぐれ二人旅~お好み焼き談義~

2009-05-18 15:10:22 | 日記・エッセイ・コラム

 今回の旅の楽しみの一つに、ご当地グルメとして、「広島のお好み焼き」があった。

 広島風お好み焼きとの出会いは、忘れもしない1988年の夏。当時、私は名古屋に単身赴任中だったが、職場の上司が広島出身で、部下に大阪出身者がおり、ある日、「広島風と関西風のどちらが美味いか」と議論になった。大の男が、お好み焼きを巡って口角泡を飛ばすのも大人げないが、お互いに譲らないので、食べ比べをしようということになった。

 私の社宅に職場の仲間が10数名集まり、お好み焼き対決をすることになった。二つのホットプレートを使い、全員で試食して判定するルールだったが、甲乙つけ難く、延長戦になった。酒の勢いも手伝い、何枚も焼くうちにヒートアップし、ブレーカーが飛び引き分けとなった。

 上司の説得力の巧みさもあって、私は以来、広島風お好み焼きのファンになった。金沢でも月に1回は広島風の店に足を運んでいるが、本場の味と見劣りしないと実感したので、これからさらに頻度を増すに違いない。