羽田空港の国際線ターミナル4階には、日本橋界隈を再現した一角がある。「旅立ちは 昔も今も日本橋」の立札を見ながら橋を渡り、40店舗ほどが軒を連ねる江戸小路に足を踏み入れると、不思議な感覚に包まれる。
9月17日、私達夫婦の北ドイツを巡る7日間の旅は、羽田12:20発のルフトハンザ航空0715便で始まった。
今年3月末、羽田発の国際線が増便されたのに伴い、ルフトハンザが、ANAとアライアンスを組み、羽田~ミュンヘン、フランクフルト間の直行便を就航させたおかげで、金沢からのアクセスが格段に良くなった。
以前なら、成田・関空いずれを利用しても、前泊や後泊を伴うところを、出発当日の朝に家を出て、午前9時50分の集合時間に間に合ったし、帰国日のうちに金沢へ戻ることが出来た。
羽田を発って、約12時間後の現地時間17:25(時差7時間)にミュンヘンに到着。1時間40分の待ち合わせで国内線を乗り継ぎ、ハンブルクに着いたのは、20:30分。入国審査を受け、ホテルにチェックインしたのは、22時に近かった。