6月17日、出雲大社の参拝後、バスでJR出雲市駅に戻り、12時35分発の特急「やくも18号」で、岡山で新幹線に乗り継ぎ、新大阪から特急「サンダーバード」で金沢到着は19時13分の長旅だった。
岡山まで3時間余の乗車だが、車内販売も自販機も無いので、飲み物を買い込み、改札口へ向かうと、非情なアナウンスが響いた。 「やくも18号は、信号故障の為、運休します」。
急ぐ旅では無かったが、「1時間後のやくも20号は、予定通り発車するが、岡山到着の時間は未定」と言われると、指定券の変更も出来ず、成り行きに任せるしかない。
思わず、「大社にお参りしたご利益がこれか?」と、駅員に毒づいたが、「ご利益は、金目の問題でしょ!」とは、言わなかった。
さいわい、その後の運行は順調だったが、自宅に着いたのは、いつもなら眠りにつく時刻で、こわっぱが天下人を批判したたたりに違いないと、反省(?)した。