プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★GoToのあり方(番外編):見直し案

2020-11-25 07:42:50 | 日記・エッセイ・コラム
 GoToトラベルを利用してみて、「地域共通クーポン」の有効性を実感した。旅行期間中に使用しなければいけないので、直接、地域経済に貢献し、しかも、おつりが出ないので、プラスαの消費を喚起する。

 しかし、宿泊費の補助率は下げるべきで、10~20%のリターンがあれば、文句を言える筋合いではない。

 一方、gotoイートの場合、政府推奨の「マスク&イート・ドリンク」は、非現実的で、実践できない。また、人数制限は、キャパと環境で決めるべきで、営業時間の短縮は、逆に「密」を招きかねない。

 むしろ、通常営業を認め、「入店予約・在店時間制限」+「感染対策掲示」を義務付ければ、店側は、死活を賭けて感染対策を講じる。

 客は、公開情報を見て安全な店を選択できるので、感染は、自己責任(=マナー)の次元になる。

★GoToのあり方(3/3):元凶はマナー

2020-11-24 06:31:10 | 旅行記
 キャンペーン見直しに追い込まれた政府の対応を、私は冷めた目で見ている。

 11月21日、上越妙高から金沢までの北陸新幹線の指定席は、満席で、その80%位を若い人が占めており、3連休初日らしい活気があった。

 20日、金沢から長野までの新幹線の乗車率は、20~30%で、三セクの「北しなの鉄道」や「妙高はねうまライン」にいたっては、ガラガラだったので、首都圏からの入り込み客の多さを実感した。

 しかし、私たちの指定座席のリクライニングとヘッドレストは、使いっぱなしのうえ、駅弁の箱が残されており、不快な思いで片付けた。

 通路を挟み、右側の若い男女は、マスクを外したまま、スマホゲームに熱中していたし、マスクをせずに通路を行き来する若者もいた。

 新型コロナの感染リスクは、gotoトラベルやイートの施策ではなく、利用する人のマナーに起因することを窺わせる一コマだった。"(-""-)"

★GoToのあり方(2/3):制度の矛盾点

2020-11-23 07:32:26 | 日記・エッセイ・コラム
 GoToトラベルは、キャンペーンに登録した旅行会社主催のツアーに参加する場合を除き、旅行形態によって、損得が発生する奇妙なカラクリになっている。

 個人旅行の場合、交通機関を使う人もいれば、マイカーで行く人もいる。また、宿泊先をネットで予約したり、宿へ、直接、電話する人もいるし、旅行代理店に依頼する人もいる。

 先般、宿泊施設をネット予約した後、JTBに交通機関の手配を依頼したら、宿泊施設とセットでないとgotoトラベルの扱いが出来ないと言われ、ネット予約を取り消し、一切を任せたら、「手配手数料」まで補助の対象になり、クーポン券も想定より多かった。

 自分で手配する方が安いと思っていたが、利用方法の組み合わせを考えないと、損をする可能性がある制度設計になっていることに、矛盾を感じた。

★GoToのあり方(1/3):現実分析を

2020-11-22 07:43:42 | 日記・エッセイ・コラム
 11月20~21日の日程で、善光寺参りに出かけたが、行く先々で、土産物店の前に「gotoトラベル」の文字が溢れ、クーポン券を手にした人で混んでいた。

 一部の都市では、「プレミアム商品券」を買い求める人で長蛇の列ができ、販売を中止したり、救急搬送される人が出たりと大混乱を招いている。

 また、gotoイートについては、営業時間の短縮や、4人以下に制限する動きがあるが、その効果のほどについては、客観性が無い。

 「アクセルとブレーキの調整が難しい」として、見直しの声が上がるなかで、政府に現方針を変える考えはなく、「オリンピックまで期間延長」との声すら上がっている。

 経済効果を認めたうえでも、やはり、「GoToキャンペーン」の制度設計を見直すべき時期だと思う。

★旅好きなら(完):GoTo見直しを

2020-11-21 07:53:00 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナの感染者数が急増傾向に転じ、世論調査で「GoTo」キャンペーンの中止を求める意見が多く、政府や与党の見解と正反対になっている。

 これから、クリスマスや忘年会・新年会と大勢で会食する機会が増えるに従い、感染リスクが高まるのは必至の情勢だ。

 個人的には、「GoToイート中止、GoToトラベル一部修正」が好ましいと思っている。しかし、政府が、GoToキャンペーンの継続に執着するなら、制度設計の見直しが必要だ。

 政府も国民に、「3密を避けろ」と強いる一方で、「3密を密造」するジレンマを抱えているはずで、この奇々怪々な政策をとらざるを得ないところに、新型コロナのしたたかさがある