壷井寺 柏原市法善寺1-10-20 河内西国巡礼第七番
壺井寺は平安時代この地にあった法禅寺の1院であったが、天授年間(1375~81年)の兵乱のため法禅寺の堂塔が焼失し、その後再建されたのが当山と伝わるのが詳細は不明(地名の法善寺はかってこの地に法禅寺という寺院があったことの名残と思われる)。
本山である大念仏寺に伝わる1677年(延宝5年)の文書「大念仏寺四十五代記録并末寺帳」には、1617年に道念が創建したとある。当初は浄福寺と称していたが、境内の壺井観音堂があったため、寺名を改めたという
山門
参道
本堂
観音堂
本堂前の鴟尾
柏原市
観音堂本尊の銅造菩薩立像は別名「避雷観音」といい、飛鳥時代後期に作られた金銅仏である。鍍金が施されていたが兵火に遇い剥がれ落ちている