公開処刑人「森のくまさん」。
犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼だ。
捜査本部は血眼で犯人を追うが、
それを嘲笑うかのように惨殺は繰り返され、世間は騒然となる。
殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助長する鬼畜教師など、
指弾されても仕方ない悪党ばかりで、
ネットには犯人を支持する者まで出始めていた。
一方、いじめに苦しみ、自殺を図ろうとした女子高生の前に、
謎の男が現れ…。
早々に犯人に目星がついてしまった・・・(‐∀‐;)
アナグラムもね。
その辺りは残念だったけど、
比較的サラッと読めるのがいいかな。
ただ化粧品の話はなくても良かった。
ラストでの女子高生2人のインパクトが凄い。
特に明日香が強烈。
そこは予想外で面白かった。
既婚の精神科医・真木誠との不倫関係を清算。
図書館勤務に加え、
地元の観光プロジェクトやエッセイ執筆など、
仕事に打ち込むアラフォー独身女性・岩谷ヨリ。
だが、故郷での生活にどこか煮詰まりも感じていた。
そんなヨリに東京へ出てくるように口説く
人気作家・無限堂遙(むげんどう はるか)の存在。
一方、ヨリを諦めきれない真木は、
ある計画を実行に移すことに・・・。
ヨリや真木の妻など、
次々と明かされるキャラクターの過去や秘めた思い。
そして、この巻のラストでは衝撃の展開が・・・!?
純粋で真摯な思いが絡み合う、
アラフォー男女の恋愛模様、ますますヒートアップ!
なんだかな~って読んでいたら、
ラストに衝撃的展開が待っていた!!
誰の子???
真木が離婚したいがために画策してる時に、
そんな展開ってある!?
出来れば間違いであって欲しいなぁ・・・と。
ヨリは無限堂にあんなこと言われて若干揺れつつあったけど、
真木のあんな姿を見て嫉妬とは(‐∀‐;)
やはりヨリは真木なのかな?
2人には早く幸せになって欲しい。