まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

謎解きはディナーのあとで 第1話

2011-10-19 23:58:36 | ドラマ

第1話

『名探偵登場!

・・・殺人現場では靴をお脱ぎください!?』





「まるで、昨日のことのようでございます。」


唐沢から赤ん坊の写真とタイを渡される影山。


「後は頼みましたよ、影山くん。」


深々とお辞儀をする影山。



殺人現場。


呼び出しを受け、白いスーツにサングラス姿。

そしてオープンカーで現場へ向かう風祭警部。

一方、麗子も現場へ。

風祭から白いハンカチを買ってくるよう電話が。



殺人現場へ入る風祭。

遅れて麗子も到着。

風祭にハンカチを渡す麗子。

今、執事が交代時期だからバタバタしてると言う風祭。


風祭は中堅自動車メーカー、風祭モーター須の御曹司。

年商は500億ちょい。

何故か国立署の警部。

なんで警察官になったのかの問いに、

本当はプロ野球の選手になりたかったと、

答えになってない答えが返ってきたので、

麗子はそれ以上、聞くのをやめたらしい。


『とにかく、私はこの人が苦手である。

本人は薄々も気付いてなさそうだけど。』



被害者はこの部屋に住む派遣社員の吉本瞳。

出血はなし、死因は絞殺。

部屋の中なのにブーツを履いてるのを変に思う麗子。


「全く恐ろしい奴だな。僕って男は。

実はこの現場を見た瞬間に、

犯人が誰かを絞り込むことが出来てしまった。」


そして推理を語り出す風祭。

小学生でも思いつくような推理を決めポーズ付きで。


「ああ、そうそう。

君にも分かりやすく補足してあげると、

女が死体を担いで運んで行くのは

無理だからってことだけどね。」


「ですが警部。

女性でも2人組であれば運べるのでは?」


「言われるまでもない。

僕もその可能性を考えていたさ。」


(今言われて初めて考えたでしょ。

この絶対勝ち組男が!!)


遺体は運び出され、部屋の中を調べる2人。

ベランダの洗濯物がかかってるロープを見て、

凶器だと思った風祭。


「ロープで殺害後、

わざわざ犯人はロープをベランダに張って、

洗濯物を吊るしたなんて

言いだす気じゃないですよね?」


「フフフ、まさか誰がそんな想像を。」


(他でもないあなたが!)


その時、向かいのマンションの廊下を

掃除している男に気がつく麗子。

男は影山。


被害者には交際していた男性がいたらしく、

部屋の合鍵があった。

取り敢えず被害者の周りの人物の事情聴取を行う。



警察署から出て来る麗子。

事件の解決が長引きそうだと思っていた時、

風祭が車で現れ、送っていこうか?と。

麗子は断り、風祭が車を走らせブレーキランプを5回点滅。

すると麗子の電話が鳴った。

5回点滅は『ア・イ・シ・テ・ル』じゃなく、

『ま・た・あ・し・た』だと風祭からメールが。


イラッとした麗子は石を蹴り上げる。

すると風祭とすれ違いに高級車が現れ、

その車に石が当たってしまった。

中から人が出て来て車をチェック。

麗子は謝りながら慌てて駆け寄った。


「ごめんなさ~い。 修理代はお幾らくらい?」


「7、80万程度でしょう。

ほんのかすり傷ですよ。 お嬢様。」


「もうビックリさせないでよ。

他人の車かと思ったじゃない。」


「失礼致しました。」


「あなたが唐沢の後任?」


「はい。影山と申します。

そろそろご帰還される頃かと思いまして、

お迎えに上がりました。」


「ふ~ん。 勘がいいのね、影山。

刑事になれるかもよ。」


「とんでもございません。 私は執事。

お嬢様のような才覚溢れた

高貴なお方とは比べ物になりません。

刑事など とてもとても。」


「お上手ね。」


車に乗り帰宅する麗子。

麗子は世界有数の財閥、宝生グループの総帥の一人娘。

正真正銘のお嬢様。



麗子がダイニングに行くと豪華なディナーが。


「さすが、唐沢が選んだだけのことあるわね。

さっき会ったばっかりなのに、

私の好みがよく分かってる。」


「恐れ入ります。

ただ一言申し上げるならば、

初めてお会いしたのは今日のお昼でございます。」


「お昼?」


「ええ。 お嬢様が殺人現場のベランダにいらっしゃる時に。」


「ベランダ・・・あっ! 影山 あなた何やってるのよ。」


「お嬢様を見守っていただけでございます。」


「見守る?」


「お嬢様、我々執事の最大の使命は、

なんだかご存知でらっしゃいますか?」


ご飯を用意したり、ワインを選んだりと言う麗子。

それも確かに大事だと。 しかし・・・


「最も大切なのは、主であるお嬢様を守ること。

そのために私は常にお嬢様を

見守っているのでございます。」


娘のことが心配で仕方がない父の代わりに。


「これは唐沢さんから

責任を持って引き継いだ仕事でもあります。」


「引き継いだ?

唐沢も私のことつけてたってこと?」


「はい。」


「いつから。」


「いつからって・・・

それは勿論、生まれた時からずっとでございます。」


「嘘でしょ!?」


野良犬に襲われた時に、

高級松坂牛のステーキ肉投げたり、

落としてしまったお弁当をいつの間にか補充したり。


「それらは全て唐沢さんが

お嬢様を守っていたからなのでございます。

全て唐沢さんの日記に書いてありました。」


「ちょっと待って。

生まれてからずっとってことは・・・」


部屋に戻り慌てて写真をチェックする麗子。

すると全ての写真に唐沢が写っていた。



食事に戻った麗子。


「あ~あ、ただでさえ変な事件抱えてるのに。」


「変な事件? と申しますと。」


「死体が靴を履いたままってこと。

死体を動かしたと考えれば不思議じゃないんだけど、

どうしてわざわざ死体を動かすのか、それが分かんない。

分かる? 影山。」


「いえ。さっぱり分かりません。」


「そうよね。 あなたに聞いた私がバカだったわ。」


「ただ、お嬢様がもう少し詳しくお話下さるのならば、

或いは私なりの考えを

お伝えすることが出来るかもしれません。」


「詳しくって?」


「お嬢様は今日、何人かの方にお話を聞いているはず。

証言の内容だけでもお聞かせいただければ。」


影山に話すことで事件の整理が出来るかもと考えた麗子。


「分かった。それじゃあ、詳しく話してあげる。」


「ありがたき幸せ。」


事件の概要と事情聴取の内容を話す麗子。


1人目は死体の第一発見者の同じアパートに住むOL。

不自然さはなし。

その時、影山は隣室から麗子を見守る。


「どうやって隣の部屋に入ったのよ!」


「宝生グループの力を持ってすれば、

造作もないことです。」


2人目はアパートの大家さん。

被害者の様子が変だったと証言。


3人目は同じアパートに住む大学生。

階段を駆け下りる音を聞いたと。


そして被害者が交際していたらしい

田代の家へ行く麗子と風祭。

玄関に白いハイヒールがあった。


田代には喫茶店で話を聞くことに。

被害者とは1年前に会社で知り合い、

仲良くなったが被害者が移動してからは自然消滅。

部屋に鍵があったのは別れてそのままになってただけ。

田代にアリバイを聞くと、

会社の仲間と釣りをしていたと。

麗子が玄関に会ったハイヒールのことを聞くと、

新しい恋人のものだと言った。

その時、影山は優雅にティータイム。


「で、どう? 影山。 何か思いつくことはあった?

どんな些細なことでもいいのよ。」


「はあ・・・」


(そりゃそうよね。

プロの刑事を相手に素人が推理を語るなんて

勇気がいるわよね。)


「あの、よろしいですか? お嬢様。

思ったことを申し上げて。」


「勿論よ。 遠慮することないわ。

なんでもどうぞ。」


「ホントによろしいのでございますね?」


「ええ。 間違った推理を言っても笑わないから安心して。」


「では、率直に思うことを述べさせていただきます。

失礼ながら、お嬢様。」


「何かしら?」


「この程度の真相がお分かりにならないとは、

お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」


立ち上がりバルコニーのドアを開け一息つく麗子。

振り返り影山に「クビ」を連発し、

落ち着けと影山に言われる。


「この私が執事にバカにされるなんて有り得ない!!

こんなの聞いたことない!!

クビよ! はい決定!

今すぐこの屋敷から出て行きなさい。 さあ、早く。」


「かしこまりました。

では、私はこれで失礼を。」


出て行こうとする影山を引き止める麗子。

そこまで言うなら真相が分かるのかと。


「さようでございます。

この事件はさほど難しくはございません。」


「そこまで言うなら聞かせてもらおうじゃないの。

この事件の犯人は一体誰なのよ!」


「犯人はまだ申し上げられません。

何故なら、この段階でお嬢様に申し上げても、

お嬢様にはご理解していただけないと思います。」


麗子は心の中で葛藤中。


「大丈夫ですか? お嬢様。」


「影山。」


「はい。」


「お願いだから、私にも分かるように説明してちょうだい。」


「かしこまりました、お嬢様。

ただ、まだ食事の途中でございます。

謎解きはディナーのあとに致しましょう。」



アパートの大家の証言におかしいところがあると。

何故吉本瞳は帰って来たのにポストを見なかったのか。

そして「お帰り」と言われて

「どうも」と中途半端なことを返すのか。

普通に「ただいま」と言えばいい。

吉本瞳は帰って来たのではなく、

出かける途中で戻って来たのかもと。


大学生が聞いた足音は、

吉本瞳が慌てて階段を駆け下りる音。


家を出て忘れ物に気付いた吉本瞳は、

引き返した時に大家さんに会ったのだと。

忘れ物とは洗濯物を取り込むことだった。

しかしここでブーツの謎が残る。

麗子ならどうするかと聞かれ、影山に頼むと。

けど彼女に執事はいない。

となると、一般人はブーツを履いたまま

膝をついて中に入って行く。

その時、犯人に殺されたのだと。


犯人の目星もついている影山。

1人目の証言から吉本瞳は

戸締りをきちんとすることが分かっている。

そこから犯人は合鍵を持っていることに。

しかし田代にはアリバイもあるし、

大家も違うとなると・・・


「誰よ。私の知ってる人なんでしょう?」


「はい。正確に言えば、

その方の靴をご存知と言うべきでしょうか。」


そこで田代の部屋の玄関にあった

白いハイヒールを思い出す麗子。


「ここからは、私の想像が混ざりますので、

そのつもりでお聞き下さいませ。

犯人の女性、仮に彼女を

白井靴子と呼ばせていただいてもよろしいでしょうか。」


「まんまじゃない! まあいいわ。」


偶々鍵を見つけた白井靴子は、

恋人の浮気相手の部屋の鍵ではないかと疑い、

情報を集め吉本瞳を見つけ出す。

吉本瞳が出かけるのを確認し、

合鍵を使って部屋の中へ入る靴子。

そこへ吉本瞳が戻って来てしまい、

見つかった靴子は咄嗟にロープ状の物で

首を絞めて殺害してしまった。


「と、事件の概要はざっとこのようなものだったと

推測される訳ですが、

如何でございましょうか、お嬢様。」


「え? そうね。なかなかよろしくてよ。

確かに白井靴子が犯人みたいね。

でもどうして殺したのかしら。

相手が入って来たところで逃げればいいのに。」


「それは彼女のプライドが許さなかったのでございましょう。」


靴子は気位が高い。

恋人の浮気相手に忍び込んだところを見つかるのは、

屈辱以外の何物でもないと。

しかも乱雑な部屋に住み、

ブーツのまま部屋を這うような女と

同等に扱われたと知った時、靴子はどう思ったか。

気分は良くないかもと麗子。

影山はそこに殺意が生まれることもあると。

けど、そもそも吉本瞳とは

自然消滅したって田代が言っていたから、

浮気相手は吉本瞳じゃないと麗子。


「お嬢様。 それはおそらく嘘にございます。」


「嘘?」


「田代は吉本瞳とまだ繋がっていた。

だからこそ靴子は、強い嫉妬心を抱いたのでございましょう。

勿論、田代にとっては、

ただの遊び相手だっただけかもしれませんが。」


確かめに行くと麗子。

麗子は影山と田代の部屋へ。

白いハイヒールがあるのを見て上がり込む麗子。

影山も靴を揃え上がって行く。


「白井靴子さん。

単刀直入にお聞きします。

あなたは何故、吉本瞳さんを殺したんですか?」


部屋にあった物を取り突きつける靴子。

影山が麗子の前へ。

そして靴子が乗っていたカーペットを引き、

靴子が転んで凶器を放す。


「もう一度だけお聞きします。

何故、吉本瞳さんを。」


「あの女が美人で大金持ちのお嬢様とかだったら、

まだ許せたかもしれない。

でもゴミだらけの部屋にいるあんな女が・・・」


「お前・・・なんてことしてくれたんだよ!」


「黙らっしゃい!!」


吉本瞳とはまだ続いてたのか田代に聞く麗子。

田代のせいでこの事件は起こったのだと。

今すぐこの場で靴子に謝れと言う。

そう言われ、素直に謝る田代。



事件は解決。


「やっぱりあなたの言う通りだったわね。

どうせまた私のことアホだと思ってるんでしょ?」


「いいえ。 ただ、お嬢様のように

純粋なまま大人になった人間はごく稀でございます。

多くの人間は多かれ少なかれ

悪意を持っているということを、お忘れなきよう。」


「影山。」


「なんでございましょう。」


「寄って欲しいところがあるんだけど。」


「失礼ですが、お嬢様。夜更かしはお体に・・・」


「唐沢のところ。

24年も蝶よ花よと育ててくれちゃって。

おまけにずっとストーカーしてたなんて。

たっぷりお説教してやんなくっちゃね、あの髭ジジイ。」


「かしこまりました。」


「影山。」


「はい。」


「あなた、大した推理力だけど

どうして執事なんかやってるの?」


「ホントは私、プロの野球選手か

プロの探偵になりたかったのでございます。」


「だから、それは答えになってないっつーの。」





面白く見れましたよ。


原作を知らないから良かったのかな。


しかしあのカバチ風なのは何故なの?(‐∀‐;)


そして風祭のキャラが若干ウザイ・・・


お嬢様もキャバ嬢にしか見えない・・・


まぁ、これも慣れるのかしらね。



そうそう!!


脇役に野間口さんと中村さんが出てるのが嬉しい。


何気に好きな俳優さんです。



いやいや、それより大変美味しゅうございました(笑)


翔くんのメガネに執事姿がなんとも萌えますね♪ (>艸<*)


毎週楽しみだわ~。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私が恋愛できない理由 第1話 | トップ | レアル因縁のリヨンに快勝 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
執事はサイコー (なおみ)
2011-10-20 00:22:02
マカさん、こんばんは。
始まりましたね、キューティー・櫻井主演ドラマ!

>しかしあのカバチ風なのは何故なの?(‐∀‐;)
>そして風祭のキャラが若干ウザイ・・・
>お嬢様もキャバ嬢にしか見えない・・・

全て制作陣の「初動ミス」ですね。
「らしく見える」のはチェリー・櫻井の執事くらいでしょうか?

>翔くんのメガネに執事姿がなんとも萌えますね♪

もうね、彼を見られるだけどありがたき幸せ。ですよね♪
返信する
>なおみさん (マカ)
2011-10-20 00:32:13
なおみさん、こんばんは。
お楽しみの始まりましたね~(゜▽゜*)

>全て制作陣の「初動ミス」ですね。

ですね(-_-;)
ホント、らしく見えるのは執事くらいですね。

>もうね、彼を見られるだけどありがたき幸せ。ですよね♪

ありがたき幸せ♪ですよ~(>艸<*)
それだけがもう豪華なディナーのよう(笑)
返信する
おはようございます。 (BROOK)
2011-10-20 05:04:50
アメコミ風な演出がちょっとくどかったですが、
まずまず楽しめる、気軽なミステリーでした。
麗子と影山の台詞の掛け合いも面白かったです♪

とりあえず、影山の過去が一番気になりました。
その辺りも明かされていくのに、期待。
返信する
>BROOKさん (マカ)
2011-10-20 13:54:30
こんにちは。

>アメコミ風な演出がちょっとくどかったですが、

ですよね。
なんであんな風にしたんでしょうね~。

けどなかなか楽しめましたよね。
影山の過去は確かに気になります。
返信する

コメントを投稿

ドラマ」カテゴリの最新記事