第4回
『江戸の鬼小町』
江戸に入った龍馬。
早速千葉道場に挨拶に向かう。
道場主・千葉定吉の娘・佐那が龍馬と立ち会い。
龍馬は手も足も出ない。
「佐那に敵うものはおらん。」
佐那は千葉道場の鬼小町と言われていた。
龍馬は熱心に稽古に励む。
一方土佐では、武市が若い藩士に声を掛け、
剣術と学問を教えていた。
弥太郎にも声をかける武市。
しかし弥太郎は乗らなかった。
「江戸から龍馬が戻って道場を開いたら、
武市道場なんか終いじゃ。
武市半平太にも嫉妬がいうものがあったぜよ。
こりゃ、面白い。」
“広い世の中を見るという初心はどうした。
初心を忘れてはいかんぜよ”
乙女からの文を受け取った龍馬。
そのことを知った溝渕に
置屋に連れて行かれる龍馬だったが、
父からの戒めがあるから女とは寝ないと言う。
すると、それを聞いていたひとりの男が近付いて来た。
「お主は偉い!!」
その男は桂小五郎と名乗った。
「世界は日本の何千倍も何万倍もでかいんじゃ。
その内、世界は日本を必ず狙って来る。」
龍馬は有り得ないと笑うが、
幕府は既に対応に追われていたのだった。
繁盛する武市道場に対向し、
弥太郎も塾を作ると言い出す。
最初は全く関心のない農民の子供ばかりが集まった。
だがそこになんと加尾が現れた!!
「私に勉学を教えて下さい。」
「夢じゃ・・・」
龍馬は子供たちを教えることになった
その稽古に佐那を招待する。
稽古後、子供たちの稽古に加わった佐那。
稽古が楽しかったと笑顔を見せた。
そんな佐那の心の変化に気付いた父。
もう佐那に龍馬は斬れないと言われ、
怒りを隠せない佐那。
龍馬に相手をしろと詰め寄ったが、
あっさりねじ伏せられてしまう。
女の限界を感じた佐那は涙を流す。
「私はどうして女に生まれてきてしまったの?」
「何を言われるがですか!
わしは、お佐那さまほど、凛々しい女子を見たことがないがです。
他の誰にも真似出来ん、お佐那さまだけの凛々しさじゃ!
女に生まれんかったら良かったなんて、
そんな勿体ないこと言うたら、いかんがです!」
「私は弱くない。
あなたが強過ぎるのです。」
「そうじゃ、お佐那さまは強い。
乙女姉やより強い。」
その時!!
「異国の船が!!
浦賀に、おっそろしくでかい異国の船が現れたそうです!!」
龍馬たちも見に行くと、そこには黒船が。
加尾や・・・
何故弥太郎に?
やけくそ?(笑)
龍馬と佐那のシーン良かったですね。
佐那、かっこいいですよ。
次回はペリー登場ですか~。
面白くなりそうです。
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