コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

感情に名前をつける

2017-09-01 06:11:35 | Weblog
困ったことが起きたときや、
人間関係の問題が発生したときには、
私たちの胸の内にもやもやしたネガティブ感情が発生します。
その感情をそのままにしておくと、
反覆されてしまいます。
その感情が延々と繰り返されてしまうのです。

ネガティブ感情の特徴はしつこいことで、
まるでストーカーのように私たちを追いかけ、
芋づる式に別のネガティブ感情の仲間を呼び出してしまいます。

そうして複雑化したネガティブ感情のなかでは、
自分を熱くさせる怒りや
元気を失わせてしまう不安などが
からみ合っています。

逆境になると、
気分が上下してしまい、
自分でもコントロール不能になることがあります。

それは、ネガティブ感情の連鎖が起こっているからです。

そこで感情に名前をつけてみます。
言い換えると、
見えない感情を「見える化」するのです。

たとえば、
身体の不調を感じたときに病院に行きます。

そこで、医師から的確な診断を受け、
なぜそういう症状が出ているのか、
何という病名なのかを知らされると、
とくに治療を受けなくても、
それだけで身体の調子が戻ったような
気になることがあります。

ネガティブな感情も、
実体が見えないとイライラや憂うつが続きますが、
名前をつけることで正体が明らかになると、
主導権が自分に戻ったかのような力強さを感じます。

例えば
「できない思われたくない」→不安鳥が飛んできた。
「給料が下がるかも」→心配アリが列を作っている。
「他人が羨ましい」→カミナリが落雷を光らせている。

てな感じです。

自分に合った表現方法を工夫してください。