コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

断られることをあらかじめ想定する

2017-09-25 06:24:43 | Weblog
先週
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックについて
お話しました。

事前に、
断られることを想定し、
本命の依頼を考えておくことは大切です。

相手に断られることを承知の上で、
いうなればダミーの依頼を最初にしておきます。

「相手に断らせたところで、
二度目に本命の依頼をする」のが、
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックでの奥義です。
より高度なのは、
二段階でなく、
三段階の依頼にすることです。
二度も断ると、
三度目も続けて断るのはかなり難しくなるからです。

例えば、
初めてデートに誘いたい女性がいるとしましょう。
普通に誘ったのでは、
断られるかもしれません。
まず
「オレ、クルマ持ってるんだよ。よかったらドライブに行かない?」
と誘います。
ふたりだけでドライブというのはハードルが高いので、
おそらくはNGでしょう。

そこですかさず
「そうか、じゃあディズニーランドに行かないか?」
と二度目の誘いをかけます。
これでOKならよし。
それでもダメなら、
ガッカリした表情を見せて、
「わかったよ。じゃあ、せめて食事につき合ってよ」
と三度目のトライします。

二度も断っているだけに、
彼女がOKしてくれる可能性はかなり高いでしょう。
あるいは、
相手に何かプレゼントをして誘うという両面作戦も有効です。
通常の人なら、
プレゼントを受け取った上で
何度も誘いを断るのはかなり後ろめたいものですから。

ただし、
このテクニックを使うなら三段階が限度です。
三度以上断ると、
もう断り慣れてしまって、
断ることに抵抗を感じなくなるからです。