コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

目標と想像力

2018-05-08 05:57:33 | Weblog
「目標をもって始めなさい」とよく言いますよね。

でも、それってどういうことでしょうか?

ジグソーパズルを作った人なら分かると思います。
1000個のピースを、
大きなテーブルの上にぱっと広げます。
次に箱のふたを取り、
何を作ればいいのか確認します。
すると、「絵がない!」
どんな絵になるかもわからずに、
どうやってパズルを完成するんだ?
動揺するはずです。

一瞬でいいから、
完成図を見たい。
そんな思いになるはずです。
完成図を見るのと見ないとでは天と地ほど差があります。
完成図がないと、
どこから手をつけていいかわかりません。

「目的を持って始める」とは、
これと同じです。

目的を持って始めるということは、
まず想像力を働かせることです。

家を建てる前には
設計図や青写真を描きます。

料理を作る前にはレシピを確認します。

論文を書く前には目次や大筋をたてます。

これが人生には欠かせません。

想像力というツールを使って、
今から目的を待って始めるということを体験してください。
だれにも邪魔されずに一人になれる場所を、
まず見つけてください。
さて、
今度は頭の中を空っぽにしてください。

そして集中します。
深呼吸して、
それから心を開きます。
イメージしてみます。
扉の向こうから誰かがやって来ます。
それがだれなのか、
初めはわかりません。

だんだん近づくにつれて、
はっと気づきます。
信じられないかも知れませんが、
「自分」です。

でも今の自分ではありません。

1年後に自分がなりたいと思っている自分です。


第3案を模索する

2018-05-08 05:35:30 | Weblog
人と話し合いをするときに
対立することがよくありますね。

そんな時には
自分の意見を無理やり通そうとしたり
上司の意見に迎合しようということがよくあり
感情的な対立も生まれます。
これでは良い関係は築かれないでしょう。

しかし、
一流の他人との意見の対立を歓迎すします。
一流の人は意見の対立を受け入れるだけでなく、
それを成長の糧として歓迎する。
一流の人は論理にもとづいて意見の対立に前向きに取り組む。

普通、
自分の意見を抑えてまで意見の対立を避けようとするのは、
自我が傷つくのを恐れる心理に起因します。
だから普通の人は優れた解決策を思いつくより
組織に迎合しようとする。
普通の人は虚弱な精神の持ち主で、
意見の対立を耐えがたいと感じます。

一流の人は意見の対立を不快なものではなく、
問題を立体的に見る契機ととらえます。

広い視野に立っているので、
誰が問題を解決して功績をあげようと気にしません。
物事を論理的に考えるから、
反対意見が正しい可能性を考慮します。
意見の対立が生じるのは、
組織が方針をチェックしてバランスよく機能している証しとみなすのです。

そこで、
意見の対立が見られたら
次のような対策を講じるように心がけたらどうでしょうか?

1 自分の意見を通さない
2 相手の意見も通さない。
3 両者の考えを考慮して、第3案を考える。

常にこの第3案を考えるようにすると、
結構、建設的な関係になることに
気づくはずです。