完璧主義から抜け出す

完璧を求めることは必要なことです。
しかし完璧を求めすぎるのは
注意が必要です。

短期的に続けるのならかまいませんが、
長期間に渡って
ずっと続けていこうと思えば、
自分にプレッシャーをかけ過ぎてしまい、
続けること自体がだんだんと苦痛になってきます。

人はどんな状況であろうと
精一杯やっています。
パーフェクトなんてありません。
やればやるほど
上が見えてくるからです。

ですから、
「完璧はいつまでたってもありえない」
という前提で取り組んでみましょう。

完璧主義はそれだけでストレスになります。
目指しているところが高いので、
うまくいかなかったときに
理想と現実のギャップが大きく、
達成がはるか先のことのように感じられてしまいます。

未達成でも
自分に対しても
他人に対しても根に持たないことです。

なぜなら続けられるからです。
今日やりたいと思ったら今日やればいいし、
明日にしようと思ったら今日は少しだけにすればいいのです。
その代わり手抜きはしないことです。

やり切っていると一時は疲れるかもしれません。
でもまた明日から頑張ろうと思えてきます。
少なくとも達成感が味わえるからです。
反対に中途半端だと回避モチベーションが働いているので
いつまでも落ち込んだり、
心配したりします。

もちろん、
できなかった事実はそのときは辛いでしょうが、
長い目でみたら失敗の経験は良いことです。
続ける力は挫折によって強化されていきます。

ですから、
だいたい60点から80点でも
合格にしたいですね。

達成するたびに
快適感情を味わい続けることです。