コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

自分に興味をもつてくれる人を好きになる

2017-09-12 06:14:19 | Weblog
人は、
「自分に興味を抱いてくれる人」に、
基本的に好感をもつのです。

「『愛』の反対語は『無関心』である」という
マザー・テレサの名言がありますが、
人は自分が誰かに関心をもってもらうことで、
その人に何らかの
「影響を与えている」と自覚できるからです。
自分が影響力のある人間だと感じられれば、
自尊心が満たされるのです。

つまり、
相手に対して、
「興味を抱いている」という態度を示すことにより、
相手に好感をもたせることが可能だということです。
初対面の相手であれば、
相手のことを知らないのが当然なので、
いろいろと質問することで相手への興味を示します。

ただし、
相手のプライバシーに土足で踏み込むような質問はタブーです。
コツは、
「自分の情報を先に開示し、
相手の口を開かせる」ことです。

例えば
「私は愛知県出身なのですが、〇〇さんはどちらですか?」とか
「私はタバコを吸いませんが、××さんはどうですか?」などと聞けば、
相手も滑らかに会話できるはずです。

口調だけでなく、
相手が話し始めたら身を乗り出すように真剣に聞き、
相手のコメントに対しても、
「へえ、ワインがお好きですか?
オシャレですね。
そういう人に憧れちゃいますよ」などと、
なるべく同調しつつ感想を述べるとより効果的です。

何とかなるさ

2017-09-11 06:03:51 | Weblog
紀元前900年頃のヘブライ王・ソロモンの言葉に、
「希望にまさる妙薬なし」というものがあります。

まさにその通りです。
現代の科学に当てはめても立派に説明できる真理です。
しかし逆に、
「絶望は毒薬である」という真理をもあります。

人の心のなかで起きていることはすべて、
体内生化学反応の引き金になります。

心に希望をもち、
夢を抱いたり、
未来に広がる目的をもつとき、
体内生化学反応には明らかに変化が生じます。

人を好きになったり、
恋したり、
愛したりするときによく感じますね。

心が明るく希望的に物事を考えているときは、
快楽ホルモンであるベータエンドルフィンの血中濃度が増してきます。
このホルモンはさまざまな機能をもっていますが、
何といっても特筆すべきは、
人間本来の免疫力を高め、
脳の働きを活性化することです。

ですから、
肯定的で楽観的な人のほうが、
否定的で悲観的な人より良い結果を出すことは、
誰もが知っている哲学でしょう。

「笑う門には福きたる」という諺や、
「幸福な人は不幸な人よりより健康である」という言葉にも、
昔の人の知恵が宿っています。

困ったことが起こっても、
「なんとかなるさ」と楽天的に物事をとらえ、
常に肯定的な思考をしていると、
人生自ずと開けてきます。
人間の脳には、考えたことをそのまま実現していくという
しくみがあるからです。

幸せになりたかったら善意を貯えなさい

2017-09-08 06:13:19 | Weblog
ストレス学説を打ち立てたハンス・セリエ博士は、
次のように語っています。

「幸せになりたかったら善意を貯えなさい。
そうすれば、あなたの家は幸福の貯蔵庫になります」

お金や権力だけを求めて、
たとえそれが果たされたとしても、
その人が本当に満たされているとは限りません。
むしろ、
孤独で不幸せな権力者や金持ちを探すほうが容易でしょう。

お金は、
その人目身や家族が幸福に生きていくために
必要な条件のひとつですが、
絶対的な条件とはいえません。
権力も周囲の尊敬や同調を得るために必要なものですが、
これも幸福のための条件のひとつには違いありません。
絶対的なものではありません。

隣人を助けて善意を得るよう努めていると、
いつの間にか自然と、
より裕福でより満ち足りた暮らしを実現してくれると、
セリエ博士は勧めています。

善意とは、
愛や感謝と置き換えて考えることも可能でしょう。

人間の心と体にとって、
まず必要なものは「愛」です。
人を愛することは、
何よりも心に潤いをもたらします。
愛は私たち人間の欲求の中心であり、
幸福感の絶対条件です。

愛にはまた、
さまざまな顔があります。
親と子の愛、
兄弟姉妹の愛、
家族や身内の者への愛、
友人や仲間たち、
男女の愛、
自分自身への愛もあります。

隣人愛や、
広く人類全体への愛を感じることだってあります。
さらに相手は人ばかりとは限らず、
動物や植物などの生き物に対して抱く愛、
学びや仕事を愛する気持ち、
音楽や文学など芸術を愛したり、
スポーツや冒険などを愛する心と、
その世界を広げていったらきりがありません。

愛するという心の状態は、
私たち人という存在そのものの土壌へ
水を引き込むようなものです。
その可能性に満ちた世界を、
どこまでも広げてくれる力があります。

また、
誰かを憎むことは自分を憎むことであり、
誰かを愛することは自分を愛することです。

何かを愛したり、
愛されていると感じるとき、
私たち人間は快楽ホルモンの
シャワーを浴びているような状態になります。

快楽ホルモンは免疫力をアップし、
心身共に「快」となります。

愛は心のエネルギーです。
使えば使うほど強く大きくなっていきます。

愛は長続きし、
そして幸福も長続きします。

幸せな人というのは、
途中から幸せになるのではなく、
最初から幸せなものです。

どんな境遇にあっても、
その考え通りの人生を送っています。
幸不幸の分かれ目は、
心がどちらの方角へ向いているかで決まってきます。

そして、
それを決定づける最大の要素が、
愛なのです。


なくても「ある」と思い込む

2017-09-07 06:07:29 | Weblog
人は誰でも目標達成装置というメカニズムをもっています。

もし目標を達成できないのは、
その目的達成装置に想像体験としての
目標を実際にインストールしていないからです。

なぜそうなってしまうのか?

それは
「自分に自動目的達成装置があるのかどうか疑わしい」
「想像するのも苦手だ」
「インストールがうまくできたかどうか、確かめる方法がない」
などです。
あるいは、
目標を達成できないのは、
「努力が足りないから」
「運がないから」
「能力が不足していたから」などと、
悲観的にとらえているかもしれません。

しかし、
「もし欲しいものがあるなら、
もうすでに手中にあると思って行動しなさい」
という聖書の言葉もあります。

たとえば、
高級車が欲しかったら、
「もうすでに高級車に乗っている」つもりになることです。
恋人が欲しいのだったら、
「自分には結婚を前提におつきあいしている恋人がいる」
つもりになって、
すべての行動をしてみなきいということです。

なんと楽天的で、
ポジティブな発想法でしょう。

この言葉は、
想像の大切さを教えると同時に、
自信をもつことの大切さも教えています。

なくても「ある」と思い込み、
そう振るまうことにより、
夢を夢で終わらせない力が働くようになるのです。


本能に従い立ち進む

2017-09-06 06:16:44 | Weblog
春に生まれたたリスには、
冬の経験がありませんない。
それにもかかわらず、
秋にはせっせと木の実を貯え、
食料が獲れない冬の間をしのぎ、
冬眠します。

渡り鳥も、
巣作りや飛行を教わりません。
にもかかわらず何千キロも、
ときには大海原を越えて飛行します。

天気を教えてくれる新聞やテレビがあるわけでもなく、
温暖な地へ向かう地図があるわけでもありません。
にもかかわらず、
寒い冬が訪れる時期、
それに何千キロも離れた温暖な地の正確な場所を
知っています。

不思議なことですね。

人は、
動物には「本能」があると説明します。
この本能を分析していくと、
動物が環境にうまく適応する
仕組みをもっていることがわかります。

人の場合はどうでしょう?

人はどんな動物よりもはるかに優れていて、
もっと複雑な本能をもっています。
そしてさまざまな目標を生み出します。
人だけが、
自らのメカニズムを方向づけることができます。

このメカニズムは、
人の活動の源であり、
人が向上するための主な原動力です。

これを失うと、
人は動物の状態と変わらなくなります。

ですから、
人は潜在意識で感じた本能に
素直に従い、
迷わずに立ち進むことが大切です。

一流ブランドスーツが欲しいのはなぜ

2017-09-05 05:57:38 | Weblog
ときには、
本当の目的を間違えるがあります。

「一流ブランドスーツがほしい」と言う男性がいます。
一流ブランドスーツをほしがるのは、
決して悪いことではありません。

しかしこの男性がほしいのは、
本当に一流ブランドスーツなのでしょうか。

それとも一流ブランドスーツを着て、
生き生きしている自分がほしいのでしょうか。

あるいは一流ブランドスーツを着ることによって
生まれる自信がほしいのでしょうか。

もしかすると、
自信をもって生き生きしている自分になったら
集まってくるはずの、
友だちがほしいのかもしれません。

もし、
本当は友だちがほしくて、
そのために一流ブランドスーツを買っていたりすると、
一流ブランドスーツは集まるけれど
友だちはさっぱり集まらない、
ということになったりします。

友だちがほしいのであれば、
実は自分自身のちょっとしたかかわり方を
変えればよかったりするのです。

高価な一流ブランドスーツなど、
いらないかもしれないのです。

ですから
「何かをしたい」と思っているのなら、
「その何かをすることで、
自分は何をつくりたいのか」を探ってみることです。
それを探究していくことで、
隠れている意図や目的が見えてきます。
本当の意図や目的が見えてはじめて、
正しい方向が定まってくるのです。


エネルギーとバイタリティー

2017-09-04 06:29:42 | Weblog
台所に、
汚れた食器や鍋が山のようになっているとします。
お母さんは
その気になってとりかかれば、
洗うのに何時間もかかるわけではありませんが、
洗い物の山を見ただけでくたびれてしまいます。

ただしこれは、
本当に疲れたわけではありません。
実際に行動したわけではありませんから。
しかし、
「見ただけで疲れたから、後にしよう」
と思ってやらないでいると、
洗い物がもっともっとたまります。

するとますますバイタリティーが落ちてきて、
本当は始めてしまえば数分で終わるのに、
始まられなくなってしまいます。

エネルギーは減っていないのですから、
大切なことは
問題はちょっとしたきっかけです。

たとえば、
何となく台所に来たとします。
そのとき
「ええと、何をしに来たんだっけ」と思ったとします。
「あっ、水を飲みに来たんだ」と思い出したとします。

ところがシンクには汚れたコップが
いくつか置いてあります。
そのとき、
「とりあえず、
今水を飲むためのコップを洗おう。
それだけやってしまおう」と考えます。

それで、
ジャブジャブとコップを洗うと、
コップがきれいになりました。

行動したので、エネルギーは減りました。
しかし自分が意図したことを行動に移し、
結果を出せたので、
実はバイタリティーはアップします。

きれいなコップで水を飲んだとたん、
「ああ、気持ちよかった」となります。

そのときにもう一歩踏み込んで、
「せっかく洗剤をつけたのだから、
コップだけでも洗ってしまおう」と考えます。

洗うことでエネルギーは減っていきますが、
食器が次々にきれいになっていくと、
バイタリティーはどんどんアップしていきます。
ついでにお皿も鍋もとなって、
最後は換気扇まで洗うような ことになります。

すっかりきれいになった後は、
エネルギーはだいぶ減って疲れているかもしれませんが、
その疲れは心地のよい疲れです。

これは、行動を引き起こすコツなのです。


感情に名前をつける

2017-09-01 06:11:35 | Weblog
困ったことが起きたときや、
人間関係の問題が発生したときには、
私たちの胸の内にもやもやしたネガティブ感情が発生します。
その感情をそのままにしておくと、
反覆されてしまいます。
その感情が延々と繰り返されてしまうのです。

ネガティブ感情の特徴はしつこいことで、
まるでストーカーのように私たちを追いかけ、
芋づる式に別のネガティブ感情の仲間を呼び出してしまいます。

そうして複雑化したネガティブ感情のなかでは、
自分を熱くさせる怒りや
元気を失わせてしまう不安などが
からみ合っています。

逆境になると、
気分が上下してしまい、
自分でもコントロール不能になることがあります。

それは、ネガティブ感情の連鎖が起こっているからです。

そこで感情に名前をつけてみます。
言い換えると、
見えない感情を「見える化」するのです。

たとえば、
身体の不調を感じたときに病院に行きます。

そこで、医師から的確な診断を受け、
なぜそういう症状が出ているのか、
何という病名なのかを知らされると、
とくに治療を受けなくても、
それだけで身体の調子が戻ったような
気になることがあります。

ネガティブな感情も、
実体が見えないとイライラや憂うつが続きますが、
名前をつけることで正体が明らかになると、
主導権が自分に戻ったかのような力強さを感じます。

例えば
「できない思われたくない」→不安鳥が飛んできた。
「給料が下がるかも」→心配アリが列を作っている。
「他人が羨ましい」→カミナリが落雷を光らせている。

てな感じです。

自分に合った表現方法を工夫してください。