ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

県南地方へ・・・その二

2010-10-04 23:18:00 | 旅行
旅行二日目も雨。
小降りの間に、蕪島と白浜海水浴場へ行くことに。
蕪島はご存じ、ウミネコの生息地、繁殖地です。
でも、繁殖期は過ぎたせいかウミネコが蕪島にはいませんでした。
がっくり来てもう少し海の近くへ行くと、いるわいるわ、数え切れないほどのウミネコ。
ニャアニャア、本当に猫のような声。


写真を近くで撮るつもりで少し近寄ったけど、なかなかうまい具合にいかない。
そこでクッキーがあったので、かけらをほんの少し、一匹に向けて放ってみた。
と、一匹が気づいてさっとクッキーのかけらを口にくわえたら、そばにいた他のウミネコが
それに気づいたから大変。争いになったとたんに、他のウミネコたちが一斉に鳴きながら近寄ってきて、私たちはこのままではウミネコに車ごと占拠される、まずい!!
と思って急いで車の窓を締め、逃げることに。

それにしても、言葉の話せない彼らに、どうして一塊のクッキーがばれたのか、すごい連携プレー。いや、もしかすると、人間がえさを持っているのを知っていて、何か不穏な動作をするとえさをもらえると思っているのかも。
うーん、ウミネコ、恐るべし!!
集団は怖かった・・・。おそわれるかと思いました。
えさを与えてはいけませんね・・・。甘かったと反省してます。

白浜海水浴場は、夏のシーズンが終わり閑散としていたけど、まばらにではあっても何人かの人たちが遊んだり散歩したりしていました。

ここもウミネコかカモメがたくさん。

夫は十三湖以来、海に行きたがり、今回も行こう!と言いました。
前回は日本海。今回は太平洋。日本海側でしか生活したことのない私たち夫婦は、何か太平洋側にあこがれます。というか、海の町に住んでないので、海の近くの町にあこがれますね。驚いたのは、八戸港のイカ釣り船がたくさんいたことでした。八戸と言えばイカ。当然の姿です。でも目の前のイカ釣り船は圧巻でした。

さて、お昼も近くなり、十和田市へ向かいました。
ここに行く目的は二つ。十和田バラ焼きを食べることと美術館を見ること。
十和田バラ焼き、バラとは牛バラ肉のこと。タマネギと一緒に甘いたれで焼きます。
B級グルメブームの昨今ですが、これは黒石焼きそばに次ぐ人気です。

ネットの口コミで「大昌園」という焼き肉屋さんを見つけ、ここで食べました。
定食になって出てくるのかと思ったバラ焼き、いや、ここは焼き肉店。やはり鉄板で自分で焼くのです。うまく焼けるかと心配したところ、ちゃんとレシピがあり、それに沿って焼くといいそう。
で、鉄板で焼きました。それでわずかの一人600円。安いので、来店した人たちみんな「バラ焼き下さい」・・・でした。

火加減が大切らしい。はじめ強火、中は中火、最後は強火。

そのあとは十和田市現代美術館へ。
と、ところが、です。月曜日は休館日だったんです。
愚か者でした・・・。
仕方なく、館前の花柄の馬

赤い大きな蟻、館向かいにある公園の女の子やカボチャ?の像を写しました。




二日間の締めくくりは、はじめて行く「夜越山森林公園」と浅虫温泉の「ゆーさ浅虫」。
夜越山公園では、大きなサボテンとランを見ました。

休暇はあと2日だけ。二日間の思い出を胸に、明日は買ってきた山ぶどうでジャムを作り、
ハムやソーセージで料理しよう・・・。
それにしてもあっというまの二日間でした。
皮肉なことに明日からは晴れだとか。
ま、二人で雨の中濡れつつ各所を巡ったのも、忘れられない思い出でしょうね。



県南地方へ・・・その一

2010-10-04 22:25:19 | 旅行
日曜日は考え抜いたあげく???結局、小湊の教会の礼拝にあずかることにしました。
浪岡から車で約1時間くらいで到着します。
ここの教会の牧師先生、何を隠そう(いや、隠すつもりもありませんが・・・)神学校時代の先生でして。
久しぶりに先生のメッセージを聞いて、神学校のことを思い出しました。
先生のその日のメッセージはストレートに心に響いて、神様の聖さと愛とを覚えさせられたことでした。


さて、日曜は朝から雨。
悲しいかな、旅行の出だしから雨・・・。

礼拝後は、かねてから訪問したかった七戸の東八甲田のローズカントリーへ行きました。
こんな雨では無理か?と思っていたのに、見学しはじめたら、雨が小降りに。
神様、感謝します!!


ここのガーデンはかなり広くて、運動不足を解消してくれました。
ここにたくさんのバラが咲いています。

遠くに見えるのはバラのハウス。

ここで多くのバラが育っていました。

赤、ピンク、黄が中心です。時折白いバラもありました。
秋のバラは、春よりも色が濃くなるものです。良い香りがして、雨のうっとうしさを消してくれました。

赤とんぼがバラに。

ここのブログを毎日見ている私。切り花を売っている販売所にいた女性に、ブログを見ていて、コメントもしたことあります、と告げると、とても嬉しく思うとのこと。
コメントが頂けるのは嬉しいですよね。

ここの売店で、ドライのバラとクッキーを買いました。

ドライのバラの詰め放題。
と言っても花首だけのドライなので、たくさん詰め込んでも大丈夫。それがわずかの300
円。やすーい。
これをクリスマス用に飾ろうと思います。

七戸の道の駅にも行きました。
ここは馬の像が迎えてくれます。

七戸は馬の産地ですからね・・・。

近くには「美術館」もあります。
この日は、そこの手打ちそばを食べました。

こしがあって、だしもおいしいです。ここにはそば粉の餅があって、五平餅のようにあまい味噌だれがついておいしいですよ。

ここの産直には、地元の野菜をはじめ、海産物やシャモロックのローストしたものや、海軍コロッケなどもあります。
私たちは、「山ぶどう」と「白神山からの贈り物」というお菓子と「クルミゆべし」と「手作り無添加ハムとソーセージ」を買いました。

ジャムにします。


特に「白神山・・・」のお菓子は、一見まんじゅう風なのに、中にはあんこでなく、白神山でとれた木の実、果物、野菜などをまぜてあんにしたものが入っていて、とても食感がよく、香ばしくておいしかったのです。これ、津軽にはないものです。


さて、私たちは八戸に一泊しました。
新八温泉という所。ここは初めてでしたが、温泉も適温で、従業員の方たちも親切でした。

すぐ近くに「八食センター」があり、ここにはおいしい回転寿司屋があるので、行くようにと何人もの方から言われたので、かなり期待して行きました。実際、本当に新鮮なネタ、種類も豊富、珍しいネタもあり、私たちはこれまで北海道のお寿司やさんに何回か入りましたが、ここは負けていませんね。
回転寿司といえども侮れませんよ。
今回初めて食べたのは「さが」というお魚。知ってますか?さが。
佐賀県とは関係ないと思いますが、生まれてはじめて口にしました。あっさりしておいしかったです。
それと驚いたのは、「げそ付きやりイカ」。小さいイカに足がついてる寿司・・・不思議。
でも、これは珍しい。イカのおいしさはもちろんです。

私の隣のおじさん・・・きっと地元の人。次々と私の知らない魚の名前を言って注文する。
さすが、八戸人は違う!!魚の種類を知らないと注文もできないなー。今度はもっと勉強してから参戦だ・・・。(えっ?食べるのに、戦うつもりかい、きみ・・・。)

夜の八戸は大雨。
おなかを満たしたあとは、大きな本屋へ立ち寄り、そして温泉に戻り、ゆったりと温泉三昧。とてもリラックスできました。
つづく・・・。


休暇2日目は北へ

2010-09-30 22:10:06 | 旅行
朝から良い天気。きのうから計画していたのは、きょうの一日は散策すること。

いつもの五所川原の「わとな」(狼野長根公園)という里山を歩くこと。
朝の9時半に到着し、11時近くまで散策。
ここは毎年2回は来て、鳥を見たり、素材採取したり、植物を見たり、写真を撮ったりしています。ここは自然の宝庫ですよ。

私たちは、カメラ2台、双眼鏡、水筒、お菓子などを持って散策しました。
赤とんぼがたくさんいました。ここでは小動物とも出会えます。蛇も、トカゲも。


この日、念願の「サンキライ」または「サルトリイバラ」と呼ばれる木もみつけました。
松ぼっくり、ドングリ類も採取しました。クリスマスの飾りにします。

もっと赤くなります。

その日は、もう一つの目的である、収穫をしたばかりのぶどうの「スチューベン」を買いに
行くことにしていました。
ところが、夫が突然、「十三湖に行こう!!」と言うのです。
私はなぜ?と思いましたが、スチューベンは逃げないからね・・・。

そこから約30~40分ほどで十三湖の道の駅「十三湖高原」という所に到着。

牛の形の道の駅です。
ちょうどお昼だったので、「しじみラーメン」を二人で食べました。

私たちは以前、弘前の「和歌山」という店のしじみラーメンと、青森空港のしじみラーメンを食べていて、しじみラーメンのファンです。
ここのラーメンは塩仕立てでした。空港のものと同じ。でも、少し残念なのはシジミの身が
ふっくらしていなかったこと。そこさえもう少し変わればな・・・。
でも、おいしいですよ。


三角頭の岩木山が見えます。

風力発電に力を入れている地域です。自然の中に巨大なロボットがいるようで、何か違和感。

はじめて(私は、です。)十三湖に来て見てびっくりしたのは、湖水がなんとも茶色過ぎたこと。十和田湖のように澄んでいると思い込んでいたので、えっ!?と思いました。



こんな濁ったところにシジミが生息するのか・・・。不思議でした。
と、そこに湖面に浮かぶ鳥が・・・・。あれは確か「かんむりカイツブリ」のはず。
くちばしが長くてピンク、胸が白い。
後で調べたら当たってました。


湖面にかかる大きな橋を渡り、向こう岸へ。そこにはなんと珍しい木が。
葉の裏が真っ白。葉の肌触りはまるでフェルトのような感触。これって何???


橋を再度渡り、売店で「乾燥シジミ」を買い、ふと見るとなぜかここに「巨峰ソフト」が。
どうしようか迷ったあげく、誘惑に負けて買い、二人で食べました。実は結構おなかがいっぱいだったんです。

鉄分豊富です。

一口食べてから写真を撮ったので、本当は先がもっととんがっています。

そして、十三湖を離れ、いざ「スチューベン」へ。
ところが、またまた夫が急に方向を変え、「海に行こう!!」というので、「いいけど」と
言い、「スチューベンは逃げないよね・・・」と心の中で思ったわけ。

海のにおいをかぎたかったと言う夫。まるで子供のようにテトラポットにのっかったと思いきや、今度は下を見始め、貝拾いに興じまくり、私は夫がやけにはしゃいでいるのを横目に見て、「ああ・・・久しぶりに遊んでいるなー・・・」と思いました。良かった、良かった。これでこそ休暇。
というわけで、この日、結構貝を拾えました。これもいつか何かに使えそう。
ここで出会ったのは「ハマシギ」という水鳥。はじめて見ました。

くちばしが長いのです。
そしてもう一つの出会い、それはこれ。わかりますか?

カニです!!砂に同化しています。

ようやく私たちは今度こそ「スチューベン」買いに、鶴田の道の駅へ。
「あるじゃ」という道の駅。「あるじゃ」とはどういう意味?「あるよ」という意味かいな?なんでもあるのかな・・・。
ありました、ありました、収穫したての「スチューベン」たちが。
なんと4房も入って500円。これは安い方です。とっても甘ーーい!!
本日の目的をこれで達成。後はゆっくりと帰宅すればいい・・・。

道々、りんご畑とたんぼの写真を撮りまくりました。

なんの品種でしょう?真っ赤なりんごです。

最近、田んぼの風景が昔と変わってますね。田んぼに特有の稲を干す場面が見当たらない。
特に北津軽方面ではほとんど無かったです。南津軽ではまだたくさんあります。棒を立てて
干したり、地面に直接立てて干したり。

こんな秋の風物詩も、農業をする人たちの高齢化の故か、機械化が進んで、無くなってしまうかと思うと寂しいです。(仕方ないですけどね・・・。)

帰宅後、スチューベンと乾燥シジミの炊き込みご飯で、今日の一日を楽しく振り返った私たち夫婦でした。
きょうの収穫・・・

貝類と木の実です。

みなさんも秋の味覚を楽しんで下さいね。
ここあでした~。