ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

政府、「脱」でなく「減」原発依存へ

2011-07-30 16:03:48 | 震災関連
菅総理の「脱」原発依存を発表して数週間、その後、それは菅さんの「個人的」見解との釈明。そして、最近、政府の発表として、緩やかに原発依存から抜けていく「減」原発を発表。

まあ、今まで自民党の下では、推進一筋で来た日本の原子力政策なのですから、ここまで進歩したのは嬉しい事ではありますが。

小出先生曰く、「」原発と「」原発の意味も全く違う、との主張ですから、「減」原発ということは、先生にとっては「あり得ない」話なのだと思います。

ちなみに「反原発」は、原発そのものに対してNOという立場。つまり、何をおいても即刻廃止という立場。

しかし、「脱原発」というのは、その廃止の時期や段階が「即刻」というのではなく、ある人にとっては「ゆっくりと」、ある人にとっては「多少早めに」となる立場。

つまり、先生の見解では、「脱原発」も「減原発」も大して差がない、という意味だと私には思えました。

確かに、原発という恐ろしいモノは、無害になるまで10万年もかかる事実を考えれば、今すぐやめるべきだというのは、当然ですものね。
そういう意味で言うと、私も「反」原発です。

その事実を深刻に考えずに、経済の面、産業の面だけを考えたら、どうしても段階的な廃止論に落ち着くのは、日本人の「中庸」を好む国民性としては受け入れやすいのかも知れない。
でも、事はそんなにのんびりしたモノではない。

原発に関心がない人たち、新聞などをあまり読まない人たちの、その無関心は、電気が足りなくなるという脅しをまともに受けてしまい、「だから原発がないと経済もだめになる」という国・官・業・マスコミなどの間違った情報を鵜呑みにする。
かつて、私もその無関心の一人だったから、反省してます。

菅さんの後を受け継ぐ人は誰なのでしょう。

権威は神からのものであると聖書にはあります
ならば、今、菅さんが許されて首相という立場に置かれている以上、私たちクリスチャンは少しでもこの「脱原発依存」社会から脱出できるように、立てられている菅さんを祈りで支えていこうではありませんか。

そして、神様がその地位を退けるまでの間に、次のふさわしい人物が備えられていくように祈りましょう。

ここあでした。








うどんこ病に酢水は効くの?

2011-07-30 15:28:39 | 
久しぶりの夏らしい暑さになりましたよね。
ただいま気温は室温で31度。これ、2階の気温。
去年は2階は33度という事はざらでしたから、今年はやはり涼しいのかも。

昨日までジージー鳴いていた蝉、今日は暑いのに、なぜか鳴かない。
とうとうお亡くなりに?ふ・し・ぎ。

思えば、あなたにはかなり泣かされたもの・・・。
あなたが暑苦しさ構わずジージー鳴くので、「泣きたいのはこっち!」と、ついあなたに対して愚痴ったものね。

7日のいのちとは聞いていたけれど、10日以上鳴いていたよね・・・。急に声が聞こえないと寂しいような、切ないような。

さ、気持ちを切り替えて!

数日前、ズッキーニのうどんこ病が出てきて、思わずアルコール消毒してみようと思いましたが、結果はあえなく失敗。次の日も盛んに出ていました。

そこで、ネットで調べると、酢水がいいということ。
で、水50に対して、酢1の割合で(人によって濃度に差があるけれど。)酢水を作り、

朝さっそくズッキーニとバラにかけました。

さて、結果はどうなるんでしょうか。楽しみです。

隣の畑を我が家の屋根から撮ってみました。
向こう側がよその「枝豆」、手前が我が家の畑の作物。

トマト、ナス、ズッキーニ、しそ、細ネギ、ゆかり美人のナス、ピーナツを植えています。まずまずの生長具合です。


トマト


ナス


ネギとズッキーニ

7月もあと1日。早いですねえ。
日本列島、今年は災害だらけです。今、新潟と福島の大洪水で避難者が多く出ています。

前線があって、まるで梅雨の時のようです。いや、まるで秋雨前線のようでもあり。
北はオホーツク高気圧、南は太平洋高気圧。この2つがせめぎ合っていて、前線を生んでいるのですから。

この夏はやはりいつもの夏とは違います。
去年はラニーニャで酷暑。
今年は異変ばかりで、早い梅雨明け、早い猛暑、雨台風、前線による洪水。
一体全体、この先どうなってしまうのでしょうか?

8月は暑くなるの?涼しいの?

あれ?ふと気づけば、「ジージー」。
おや?亡くなっていたんじゃなかったのね??

ま、夏らしくていいやね-。
短いいのちなんだから、とことんお鳴き・・・。

ここあでした。

黒石市の運動場も土入れ替えを!

2011-07-29 18:50:54 | 震災関連
むつ市の運動場がセシウムに汚染されていたことは知られています。
今日から住民に説明して、土の入れ替え作業をするようです。

むつ市の数値は一応規定値内だそうですが、それでも市民の要望が強くて、入れ替えが決まったそうです。4億円かかるとか。4千万円かかるとか。

一方、黒石市の運動公園のセシウム汚染は、規制値内であるのは同じです。でも、むつ市の6分の1なので取り替えしないという結論のようです。

でも、子供を持つ親にしてみれば、そんなところで子供を安心してプレイさせられないのでは?

野球場は大人も子供も使うし、試合もしています。黒石市外からも利用する人たちがいると思います。

野球というと、ベースにスライドして、ほこりを吸い込む(内部被曝)事もあるでしょうし、ユニフォームなどにも土埃はたくさん付くわけです。
私なら親として、そんな所で遊ばせたり、練習や試合をさせたいとは思いません。

なんとか土を換えられないものでしょうか?

黒石市は私の通う教会の所在地です。ご存じのように、黒石は赤字財政が続き、黒字になるよう日々努力しています。
だから、土に数億のお金をかけるのは無理かも知れません

でも、少しでも削って安心できるようにしてほしいと思います!!

私は、残念だけど黒石市民ではありません。青森市民なんです。
黒石市民の方が声を出してくれたら、要望が届きやすいのでは?
祈りたいと思います。

ここあでした。



赤いリンゴのサイダーなど

2011-07-29 16:24:17 | スイーツ
きょうはなんと涼しいこと!
現在24度ほど。2階の室温です。

きのうまでの蒸し暑さはどこかへ行って、きょうは雨がちで涼しくて。
変な今年の夏です。
7月のはじめの暑さがありません。

でも、なぜか雨の中も蝉だけは相変わらずジージーとさわがしい。
ま、ほんの7日のいのちというので、寛容になりたいと思いますがね。
それにしても、この蝉、すでに10日も鳴き続けてる気がして。
長生き?なんですか?

ところで、連れがきのう無事にキャンプから帰還しまして、帰りがけに、浪岡のアップルヒルから何故か「大きなどら焼き」と「あんみつ」と「真っ赤なりんごサイダー」を買って来ました。本当の目的は朝食用のパン購入のはずなのに・・・。

この「どら焼き」、こんなにか!と思うくらいにあんこが多くてびっくり。
でも、おいしかったです。そんなに甘くなくて。

食べ方を迷いました。結局は縦に切って二人で分けて食べましたよ。

「真っ赤なリンゴ」というのは、五所川原市で作られている、果肉が赤いりんごで、それをサイダーにしたものが、これです。

味は確かにりんご、でも、どことなくアセロラのような味も。さわやかです。

夏はバラが傷むのです。アイスバーグの2番花もとうとう傷みました。
でも、秋にはまたきれいに咲くでしょう。

フィジーの2番花。やはり傷みが・・・。こぶりでした。

山あじさいは、かなり真っ赤になりました。しばし変遷をご覧下さい。









最後に今日の収穫。ナスとしそです。


畑の恵みを神様に感謝してます。
ここあでした。

今度は腐葉土までも・・・

2011-07-28 11:59:19 | 震災関連
予想通りでした。
「汚染腐葉土」の各地への拡大。

これはまさにほんの一部にすぎないでしょう。

北海道から東北各地のホームセンターを中心に売られ、すでに消費者のもとに届けられています。

しかし、政府は回収しないと決めました!!
なんという事でしょうか。

この「腐葉土」は、栃木の北方、那須塩原あたりの葉らしいです。
那須塩原と言えば、放射線の線量が高いホットスポットの一つです。
それはわかっていたはずですよ!

那須といえば、御料牧場があり、確か震災後に、天皇からの指示というので、那須塩原に避難していた被災者たちに、御料牧場で作られている食品を提供しました。

これは宮内庁によると、震災以前の食糧とのことですが、本当に大丈夫なのでしょうか。
政府も国も信頼できないため、本当なのかと心配です。被災者に線量の高い汚染物が渡ったなんてこと、考えたくありません。

全国のホットスポットは幾つかあります。早く、一日も早くそういう所の、稲、麦、飼料作物などを測定するべきです。

全国の、農を愛する人たち、無農薬・有機肥料で努力している農家の人たち、私たちのように家庭菜園を楽しみ、少しでも安心な作物をと日々努力している人たちを、これ以上悲しませないでほしいのです!!!

きのう書いたEM、どうやらチェルノブイリの汚染地帯で、その効力が発揮されているとのこと。
私も勉強が足りず、家庭菜園を愛する者として、もっと詳しく学びたいと思いました。


ところで、今朝の朝日新聞に載りました「論壇時評」に、作家の高橋源一郎氏が掲載されていました。
うなづけるところがあったので紹介します。

「フランスのジャック・アタリ氏曰く「100%の透明性をもって公表せよ。民主主義国家でなければ、いかなる国でも原子力エネルギーを使うべきではない
原子力エネルギーは透明性を意味するからで、透明性がなければ民主主義国家ではない。」
という言葉を引用し、高橋氏は「情報公開、透明性を拒み続ける政府や電力会社に、原子力を託することはできない。」と述べています。」

これは私も同感です。
今の政府、電力会社、保安院、原子力安全委員会には、国民が信用できるような透明性も情報開示もありません。

今の日本の有り様は、第二次大戦前と戦中に逆戻りではないかと疑ってしまいます。経産省の「言論統制」かと思わせるような、反原発のブログやツイッターなどを見つけては圧力をかける行為もあるとか。

そして、過去の原発事故の隠蔽や数字の改ざん、現在の福島の事故のメルトダウンの公表の遅れなど、体質が変わっていません。
これでは、どうしてまともな民主主義国家といえるんでしょうか?

私たち国民は放射能という見えない恐怖と闘うことで精一杯なのに。

国より民間の方がよほど早くいろんな事に取り組んでおられます。

今や、当てにならない「国」よりも、民間の力に頼る方がましだと思ってしまいます。

いや、昔から民間の方が敏感で、何をするにも民間の知恵が先に立つことは多かったんだと思います。

市民運動もその一つです。エイズ訴訟、肝炎訴訟、水俣訴訟なんか良い例です。
原発問題も長い間叫び続けてきた人たちの実が結ばれて来ているんだと思います。
今のこの好機を逃してはならないと感じます。

小さな一声だけど、私たち小市民の声を出し続けて行きましょう!!

ここあでした。