畑作業が終わって、少しの時間をもらい、
周辺を散策しましたが、やはり小鳥は雨のせいか
あまりいませんでした。
そこで、秋の植物を少しとチョウを撮りました。
「ヒヨドリ草」。少しピンクがかっています。
まだつぼみですが、咲くと、糸のような細い花びらが
たくさん咲きますよ。
ヒヨドリが好きなのでしょうかね??
エンドウのようなマメ科の花。
まだつぼみでしたが、これは「クサフジ」という名前らしいです。
春に咲く、良く似ている「ナヨクサフジ」もありますが、
こちらは夏から秋にかけて咲くそうです。
開花すると、きっと藤の花に似たかわいい花でしょうね。
これは「オトギリソウ」。
漢字ですと「弟切草」だそうですが、
なんとも気味の悪い名前ですよね。
オトギリソウは薬草として用いられていましたが、
その薬効は秘密にされていたのに、弟が秘密を漏らしてしまい、
兄が怒って、弟を殺したという伝説があるそうですよ。
花壇や花屋に良くある「ヒペリカム」の花に
良く似ていると思っていたら、仲間だそうです。
「オトギリソウ」、名前の由来で印象に残ってしまいました。
さて、この日は昆虫もあまりおらず、
このチョウだけでした。「コジャノメ」。
ジャノメチョウの仲間です。
最初はヒカゲチョウだと思いましたが、
ジャノメチョウとのことでした。
目のように見える模様が不思議です。
秋に見るチョウは、羽がボロボロの事が多いです。
このコジャノメも、がんばって生きて来たのですよね。
***
昨日のブログで「セミがもう鳴いていない」と書きましたが、
近くの公園では、アブラゼミがまだ鳴いていました。
せっかく元気に鳴いていたのに、
スズメバチに捕らえられて、下にバタッと落ちました!
相手がスズメバチなので、私も助けられず、
仕方なく遠くから様子を見ていました。
セミの羽音がゆっくり、静かになって行くのを聴いて、
気の毒になってしまいました。
あともう少しで地上の生を生き抜くセミだったのに。
これもまた仕方のないことですね。自然界の厳しさです。
一方で夏枯れだった公園には、
小鳥たちが戻って来ていました。
それは、とても慰めになりました。
こちらは気温25℃前後の日々、
日陰はとてもさわやかです。
ここあでした。
特にヒヨドリが寄っているわけでもなさそうなのに・・・?
オトギリソウには怖い秘話があったのですね。
今度見る時は、イメージが変わってしまいそうです^^;
週末に行った公園でカマキリに捕えられたセミを見かけました。
近くにいた子供は助けようとしていましたが、手が届きません。
可愛そうですが、カマキリも必死なので「仕方ない事」と割り切って通り過ぎました。
いつもコメントをありがとうございます。
植物の名前には変わったものや、不思議なものが結構ありますね。今回、オトギリソウの由来には、さすがに引きました。(><)調べてみると面白い由来はたくさんありそうですよね。
かわいそうなセミを見たのは、今季2回目だったので、命短いセミだけに、とても気の毒、かわいそうに思いました。スズメバチもカマキリも、あんなに大きなセミを食べてしまえるなんて、ホントにビックリしますよね。ましてカマキリの雌は、交尾が済んで用が無くなったら、雄を容赦なく食べてしまうので、すごいなあと思ってしまいます。それに比べたら、セミは優しいし(やかましいけど)、害がないから、一層かわいそうだと思ってしまいます。
私たちがそれぞれ見たセミたちが、来年に命を繋げていたらいいですね。