東京湾。日没近くまでセーリング練習。
練習を切り上げてマリーナに戻るとき、
東京・荒川に掛かる、JR京葉線と東関東自動車道が走る橋の下を、
スピネーカーを張ったまま通り抜けた。
川上からも川下からも、
接近してくる船がないことを確認した上で、
エンジンもスタンバイして、
いつでもスピネーカーとメインセールを降ろせるようにクルーを配置して
ある願いを込めて、セーリングで鉄橋をくぐった。
そうしたら
なんと、願っていた通り、橋の下に差し掛かると、
京葉線の上りと下りの電車が一本ずつ、
その橋の上をナイスなタイミングで通り過ぎた。
あの電車に乗っていた数千人の乗客の内の、
海側の窓から外を見ていた数百人の内の、
数十人くらいはきっと、
羽田の向こうに沈もうとしている夕陽をバックに、
オレンジ色のスピネーカーを揚げて
風に乗って東京湾から荒川を遡ってくるヨットを見てくれた、
と思いたい。
その数十人の内の、
数人が、
その光景を見たことをきっかけに
ヨットという船のことや、海に出て遊ぶことに興味を持ってくれたとしたら、
本日のぼくの企みは大成功。
小さな一歩一歩であっても、
日本の国土に住む日本人たちが、
海やセーリングに興味を持つようになることに役に立つにはどうしたらいいかを、
常に頭に置いて行動したいと、
これまでも、これからも、願っている。
練習を切り上げてマリーナに戻るとき、
東京・荒川に掛かる、JR京葉線と東関東自動車道が走る橋の下を、
スピネーカーを張ったまま通り抜けた。
川上からも川下からも、
接近してくる船がないことを確認した上で、
エンジンもスタンバイして、
いつでもスピネーカーとメインセールを降ろせるようにクルーを配置して
ある願いを込めて、セーリングで鉄橋をくぐった。
そうしたら
なんと、願っていた通り、橋の下に差し掛かると、
京葉線の上りと下りの電車が一本ずつ、
その橋の上をナイスなタイミングで通り過ぎた。
あの電車に乗っていた数千人の乗客の内の、
海側の窓から外を見ていた数百人の内の、
数十人くらいはきっと、
羽田の向こうに沈もうとしている夕陽をバックに、
オレンジ色のスピネーカーを揚げて
風に乗って東京湾から荒川を遡ってくるヨットを見てくれた、
と思いたい。
その数十人の内の、
数人が、
その光景を見たことをきっかけに
ヨットという船のことや、海に出て遊ぶことに興味を持ってくれたとしたら、
本日のぼくの企みは大成功。
小さな一歩一歩であっても、
日本の国土に住む日本人たちが、
海やセーリングに興味を持つようになることに役に立つにはどうしたらいいかを、
常に頭に置いて行動したいと、
これまでも、これからも、願っている。