当初は北京冬季五輪とパラリンピックの間の期間中に決着をつけようと目論んでいたプーチンのウクライナ侵略。 2日で陥落すると予想された戦闘は長引いており予想外にロシア軍が攻めあぐねているらしい。 作家の古谷経衡は「ロシアが前線に旧式装備の新兵たちによる小部隊を突出させているのが不思議だった。それらはウクライナ軍にたやすく撃破された。なぜこんなことをするのか。 しかしプーチン氏が核の . . . 本文を読む
日本では衆参本会議で、ロシア批判の決議が採択されたが、国連総会の緊急特別会合でもロシアを非難し、軍の即時撤退などを求める決議案が賛成多数で採択された。 中国やインドなど合わせて35か国は棄権し、ロシアを含むベラルーシ、シリア、北朝鮮、エリトリアの計5カ国が反対した。 決議案には欧米や日本など合わせて141か国が賛成し、ウクライナ情勢をめぐるロシアの国際的な孤立がいっそう際立つ形となったが、いつも . . . 本文を読む
まさに「言うだけ番長」にまでなり下がった橋下徹だが、こやつの、「私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ! と言っていた者はウクライナに行って戦え」という煽りツイートによってかどうかはいざ知らず、本気で行動を起こした連中がいたという。 もっとも橋下徹のツイートには多くの批判があり撃沈した模様である。 正気の人間が喋る内容じゃ無いな?戦争を正当化し戦火を拡大させるかのツイート。何で議員が . . . 本文を読む
2年ほど前だが、COVID-19による感染者数が増え始めたころ、緊急事態宣言が法的な強制力が弱いということから、「やはり憲法に緊急事態条項を明記すべきだ」という声が自民党内から上がっていた。 極めつけは、200年は5月3日の憲法記念日における日本会議向けの安倍晋三首相のビデオメッセージであった。
そもそも現行憲法においては、緊急時に対応する規定は、『参議院の緊急 . . . 本文を読む
米国主導の北大西洋条約機構(NATO)の「東方拡大」継続はロシアの脅威であり、ウクライナ国内のロシア系住民を保護する必要があると主張していたプーチンは、ウクライナがNATOに加盟しないことを条件として、米国と交渉するかのような言動をしていた。 日本の一部の外交評論家も知ったかぶりでそんな見方をしていた時期があった。 しかし、したたかなプーチンはかなり前から時間をかけて「軍事演習」と称した侵攻準備に . . . 本文を読む
本来は「政治の貧困」の副産物のような多くのボランティアによる「こども食堂」。 少なくとも母親が家にいて食事の支度ができるのならば、わざわざ子供を「こども食堂に」に行かせる必要はない。 しかし現実は両親が共働き(昔は共稼ぎと呼ばれていた)しなければ父親の収入だけでは満足な生活ができない日本の労働者の賃金実態。 この10年間以上、勤労者の平均年収が上昇どころか下降している日本は先進国に比べてはるかに劣 . . . 本文を読む
またもや、突っ込みどころ満載だったらしい昨日の「戦前回帰儀式」。安倍晋三首相「天皇陛下万歳!!」「バンザーイ!!」「バンザーイ!!」これもう戦前だろ?? pic.twitter.com/lhh4TA9QTd— 但馬問屋 (@wanpakuten) October 22, 2019 話し変わって、わが国の「三権分立」を根本から覆しているのが、司法の正当な行為を覆す行政による「恩赦」という遺物。 「素 . . . 本文を読む
またもや大型台風19号がやって来る前の、さわやかな秋晴れの朝。 昨日の国会における代表質問で、「金品の原資は電力料金か税金に由来する『原発マネー』。関電の隠蔽体質と利権による資金還流は原発政策の根幹に関わる大問題だ」と立憲民主党の枝野幸男が指摘していたが、それに対しては、「第三者の目を入れて徹底的に全容を解明することが不可欠だ」と他人事のような答弁をしていた安倍晋三。 原発マネーが単なる特定の電力 . . . 本文を読む
「台風は季節を変える」とある気象予報士が言っていたが、台風10号以降、とりわけ関東地方での昨夜の雨によって一気に気温が下がっていた。 なにしろ暑さでは定評のあるオジサンの書斎の室温が9時過ぎで25℃であった。 この気温はかなり冷房の効いた室温だが、エアコンによるこの温度では寒すぎるはずである。 やはり自然冷房の効果は大きい。 もっとも日本の気候はこれから9月にかけて「残暑」という暑さが続くのだが、 . . . 本文を読む
8年前の福島第一原発の大事故(原発震災)に伴い、電力会社所有の原発への目が厳しくなったが、熱い夏になり家庭でのエアコンの使用頻度が高まると、電力供給状況が毎日ネット上で表示されることがあった。 これはあくまでも原発が日本の電力の主役であるという、電力会社のパフォーマンスであった。 その後「脱原発」の世論の動きに合わせ、「持続可能エネルギー」という、太陽光、風力、波力、バイオマス等々の自然エネルギー . . . 本文を読む
74年前の今日、日本の降伏で戦争が終わった。 まさに全面降伏であり明らかな敗戦であったはずであった。 しかし時の経過とともに、「戦争が終わったのだから終戦記念日」という意識が国民の中に生まれたことは否めない。 それでも「敗戦記念日」にこだわる人たちも多くいるが、1982年の閣議決定では、「8月15日を『終戦記念日』として『戦没者を追悼し、平和を祈念する日』」とされた。 しかし「終戦記念日」の用語が . . . 本文を読む
暑い部屋ではゴメンだが、涼しい部屋で新鮮な魚の刺身は格別である。 成長と共に名前が変わる魚は出世魚と呼ばれるのだが、そのなかでも代表的なのがブリかも知れない。 実は、そのほかにもスズキとかボラも出世魚なのだが、ボラはあまり知られていない。 そのボラの幼魚を「二才魚」と呼ぶことから、未熟な男性を「青二才」と言い、最後にトドになるので、「最後に行きつくところ」の意味で「とどのつまり」と言う。 政令指定 . . . 本文を読む
梅雨明け宣言が30日ほど遅れたが、その遅れを取り戻すかのように関東地方を中心に連日猛暑日が続いている。 朝刊の天気予報欄のコメントには、毎回「うだるような暑さが続き熱中症に注意」と書かれている。 もっと涼しくなるような気の利いたコメントは無いものかと思ってしまう。 こんな暑さも後わずかで秋風が吹くころには、夏の日差しが懐かしくなるかもしれない。 来年夏の五輪カレンダーを見ると、8月初旬は野球やサ . . . 本文を読む
先月末に、2015年に東京都のギャラリーで催され盛況を博した「表現の不自由展 消されたものたち」を発展させ、「表現の不自由展・その後」を開催するという、「<くらしデモクラシー>あいちトリエンナーレ あすから『不自由展』 『政治性』で規制の作品」というニュースを読んだ時、「よくやった!」と快哉の声を挙げながらも一抹の不安がよぎっていた。 同記事中では、美術批評家・黒瀬陽平の「公立美術館では、ほとんど . . . 本文を読む
「わが国の経済について、雇用や所得など内需を支えるファンダメンタルズ(基礎的条件)はしっかりしている。リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、消費税率を10月に引き上げる予定だ」と5月13日の記者会見で菅義偉官房長官は従来と変わらぬ認識を強調していた。 その本音は、「リーマン・ショック級の出来事」が起これば当然消費税率の引き上げは再延期するという含みを持たせているのだろうが、現実は、「景気『 . . . 本文を読む