~二宮町でイタリア郷土料理を~
こんにちは。二宮町のイタリア料理店ルスティカの谷川通子です。
先日開催しました「ウンブリア州のワインと料理の会」、とても余韻の長い(まるでこの日のワインのように!?)素敵な会だったように感じます。
初めに、「カーサブォーナ」の店長、渡辺篤さんからのご挨拶に始まり、そのあとはウンブリア州の「ディ フィリッポ」のオーナー、ロベルト氏よりお話しを、そして映像でもブドウ作りやワイナリーの様子をご覧頂きました。今回の通訳は、「カーサブォーナ」の渡辺麻衣子さんです。
▲ブドウ畑では、馬やアヒルも活躍しています
お話は多岐にわたり、非常に興味深い内容でした。ブドウ栽培で有機農法を取り入れて数年後に、ビオディナミ農法へと移行したそうです。
おじいさんの代では一般的だった月の満ち欠けに合わせた農法と暮らしを、現代の技術も取り入れながら実践しているそうです。
そしてこれから飲んで頂くワインの紹介。「ディ フィリッポ」の素晴らしいワインです。
ワインと料理をお楽しみいただきます。
▲前菜の「自家製コッパ サラダ仕立て」
▲パスタは「蝦夷鹿のラグー 自家製ストゥランゴッツィ 黒トリュフ添え」
▲メイン料理は「茨城産仔鳩のロースト レンズ豆添え」
今回のワインに合わせた料理のメニューは、ロベルトさんに「完璧!」とのお言葉を頂きました。特に、白のグレケットに「コッパ」をもってきたことには、なんども素晴らしい組み合わせだと!お昼には、ロベルトさんにも一緒にお食事をしていただき、シェフのウンブリア料理を食べてもらいましたよ。シェフにとってはウンブリアの方にウンブリア料理を食べていただける緊張の経験でもありました。
▲昼の部のあと、料理とワインの話をあれこれと。勉強になります!
今回の料理は、コッパ(豚の舌、耳、ホホ肉等で作るハムのようなもの)や蝦夷鹿、仔鳩など、ちょっと食べ慣れない方も多い内容で、ちょっぴり不安な方も多かったようですが、美味しかったとのお言葉に、ホッとしております。パスタの上に乗ったかぐわしい黒トリュフも好評でしたね~。また、3つ目のワイン、ウンブリアの貴重なブドウ「サグランティーノ」は、重厚で香りの展開も深く、強いタンニンが特徴ですが、メイン料理のハトとぴったりだったのではないでしょうか。
そして食後には、こちらが登場。
▲パッシートワイン
今回特別に、「ディフィリッポ」で作るデザートワインをご用意しました。甘く、そしてタンニンもあるとても美味しいドルチェヴィーノは、イースターの朝に家族皆で飲むそうです。こちらもとてもおいしいワインで、大好評でした。
ロベルトさんの農法やワイン作りとそのワイン、またお人柄の全てがとても魅力的でした。ご参加下さった皆様にはいかがでしたでしょうか。
このような機会をもつことができたことに大変感謝しております。ありがとうございました。
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二宮のイタリアンレストラン ルスティカ
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電話 0463-26-5373
定休日:月曜・第3火曜日
(※祝日の場合は営業し、翌営業日を振替休業します)
毎週平日の火曜日のランチは休業、夜のみの営業となります
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