ニセコクラシック対策練習として、雛鶴峠へ。いかんせん登れないことには始まらない。雛鶴峠方面とか山伏峠方面とか、ダラダラしつつアップダウンもある登り基調の道が苦手なのだが、逆に言えばそういう道こそ練習する甲斐があるということ。
道中にある連光寺坂を自己ベスト更新狙いで全力で踏み切るが、4分12秒と自己ベストタイ。6月中に4分を切りたいな。
やはり道中の大垂水峠でもう一度全力疾走。9分39秒。自己ベストが9分1秒なので全然ダメ。登り方を忘れたか。
雛鶴峠までは、前述の通りダラダラしつつアップダウンもある登り基調の道。ペダリングモニターのおかげでわかるのだが、結構鋭い登りもあって脚にくる。ダンシングで登ると脚が削れて仕方ないので、ギアを軽くして80rpm前後のシッティングで踏み回すイメージで登る。探りながらギアを軽くしていくと、ふっとペダルが落ちるギアが見つかるのだが、そのギアが良い感じ。
だらだらと代わり映えのしない道を走っていると、いつの間にか雛鶴峠に着いてしまった。相変わらず、始点がわからず終点の気配の分からない峠である。時刻はちょうど12時。先に進むには時間がないので、きた道を戻ることにするが、なるしまフレンドジャージの人がバラバラと登ってくる。道中なるしまジャージを幾人か抜いてきたが、Eランで雛鶴峠まで走ってきたとのこと。うちのチームはなるしまの分派みたいなもので、そもそもバイク買ったのもなるしまフレンドでもあり、親近感がある。
峠でジェル2種を摂ったものの、補給としては心もとなく、コンビニも遠い。なるしまの人たちが峠の下にあるまんじゅう屋にいくというのでついていくことにした。なるほど、まんじゅう屋があるとは聞いていたが、ひっそりとだが確かにあった。150円の大きなまんじゅう、あんこと味噌をいただく。素朴な味だが、いい補給食。しかしながら、こんなところにまんじゅう屋があっても、止まるのは自転車乗りくらいじゃないかな。なるしまメンバーの中にうちのチームにも顔を出しているS氏がいて、話をしたら僕のFBを見ていたため、トライアスロンの話になった。お恥ずかしい限りである。
まんじゅう屋を後にし、きた道をそのまま帰るのも面白くないので、和田峠を裏から登ることにする。以前、ハンガーノックの状態で登ってしまったことがあり、その時は死ぬほど苦しかった。本日も雛鶴峠を登りきったところで脚はとっくに売り切れていたので、ひどい状態で登る。二叉路が交わるところからスタートで、28分18秒。平均235w。ひどい出来である、本当に脚がなかった。裏和田峠は、峠道に入る住宅地みたいなところが一番の激坂で登っていくにしたがって勾配が緩くなっていく、変な峠。それでも頂上付近は12〜13%あるので、そうなると時速は2桁を下回る。一度、脚がフレッシュな状態で登って、ちゃんと記録を取らないとな。
和田峠以降は、家にまっすぐ帰る道。八王子のあたりで、今度一緒にエンデューロに出ることになった(別の)S氏が、車から声をかけてくれた。自転車乗りにメジャーな道を通っているとはいえ、チームジャージを着ているがため、声をかけられた日。まがりなりにもチームのジャージをきているからには、ジャージに恥じない走りは、しないとなあ。
久々の山方面のトレーニングだったので、ちょろい練習のつもりが、走行距離151km、獲得標高2077m、TSS375の一大ライドになってしまった。ま、ニセコクラシックまで1ヶ月ちょっとだから、これくらい走りこまないと間に合わないか。
帰ってからは、回復のため食べてマッサージ。それと、一昨日雨の中で走ってしまったのでチェーン周りの洗車。走っていて確信したが、なるしまフレンドでフィッティングしてもらったおかげで、バイクのセッティングは1mnも動かしたくないくらい完璧。あとは、ライダーだ。