DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

クリスマスイブ決戦(統一スーパーバンタム級ほか)

2024年11月24日 05時51分38秒 | 世界ボクシング

ちょうど一ヶ月後となる12月24日、東京有明アリーナで予定される興行です。
4団体統一スーパーバンタム級戦:
王者井上 尚弥(大橋)対 挑戦者サム グッドマン(豪)

WBOバンタム級戦:
王者武居 由樹(大橋)対 挑戦者ユッタポン トンディ(タイ)

OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級戦:
王者佐々木 尽(八王子中屋)対 挑戦者坂井 祥紀(横浜光)

WBOアジア太平洋ミニマムバンタム級戦:
王者小林 豪己(真正)対 挑戦者高田 勇仁(ライオンズ)

日本スーパーバンタム級戦:
王者下町 俊貴( グリーンツダ)対 挑戦者平野 岬(三松スポーツ)

*複数の世界戦が同時に開催されるより、日本やアジア圏タイトル戦を含んだ方が一試合一試合の重みが出てきますね。

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今週末の試合予定

2024年11月23日 05時19分34秒 | 世界ボクシング

2024年11月第四週末の主な試合予定です(2024年11月23日から29日まで)。

*この期間、数多くの興行が世界各地で予定されています。しかし主要団体の世界戦など、大きな試合の予定はないようです。

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ラミレス、WBO王座を吸収(2団体クルーザー級)

2024年11月22日 05時46分38秒 | 世界ボクシング

先週末16日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
2団体クルーザー級戦(王座統一戦):
WBA王者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)判定3対0(116-112x2、116-113)WBO王者クリス ビラム=スミス(英)

*今年の3月にWBA王座を獲得し、2階級制覇を達成したラミレス。6年前までは2階級下のスーパーミドル級(168ポンド/76.2キロ)のWBO王者でした。下の階級から上がってきたラミレスですが、2017年の秋のプロデビュー以来クルーザー級(200ポンド/90.72キロ)で戦い続けているビラム=スミスに全く体負けせずにフルラウンドを戦い抜くことに成功。僅差ながらも明確な判定勝利を収め、ビラム=スミスが保持していたWBO王座を吸収しています。

スーパーミドル級王座を返上してから6年。徐々に体重を増やしながら、同級の参戦してきたラミレス。その間にはこの2階級の中間に位置するライトヘビー級での世界戦も経験しています。しかしそれでも32ポンド/14.5キロというのは凄まじい増量ではないでしょうか。

元々その技術に定評があったラミレス。この試合でもそのスキルを随所に見せています。サウスポー(左構え)から丁寧に右ジャブを付きながら英国人を責め立てるラミレス。ビラム=スミスもそれに対し左ジャブで堂々と応戦していきます。そんな中、メキシカンが大柄な体格にそぐわない、細かい左右の動きでWBO王者のパンチを外していくという芸当を見せます。

両者がお互いに譲らない激しいパンチの応酬が続いた一戦でしたが、結局はその小さな動きが結果に反映されることになりました。欧州の強豪たちを連破し、早くも2冠王となったラミレス。今後は残り2つのベルトを追い求めていくことになるでしょう。

 

一戦ごとに同級での存在感を増しているラミレス。下記はラミレスが2冠を保持しているクルーザー級の、2024年11月21日現在の王者たちとなります。

WBA:ヒルベルト ラミレス(メキシコ/防衛回数1)
WBC:ノエル ゲボール(アルメニア/0)
IBF:ジェイ オペタイア(豪/1)
WBO:ヒルベルト ラミレス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:デビット ニーカ(Nyika)(ニュージーランド/0)

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こういうのは止めてほしい、などなど(色々:11‐21‐24)

2024年11月21日 05時11分47秒 | 世界ボクシング

最近(2024年11月21日ごろ)のニュースです。

1)先週15日、米国フロリダ州のリングにあのマイク タイソン(米)が公式試合に出場。ユーチューバーとして知られるジャック ポール(米)とヘビー級8回戦で対戦しましたが、良いところなく判定負けを喫しています。

(ポールの何でもないパンチでもグラついてしまったタイソン)/ Photo: PBS

2)収入や視聴者数など、興行としては大成功だったそうです。しかしあと数年で60歳に届き、約20年ぶりの試合となった元世界王者と、27歳のエンターテイナーの1ラウンド2分という試合を公式試合として認めるとは。

(試合前の記者会見で、タイソンの平手打ちが炸裂!)/ Photo: Sky News

3)タイソンは勿論の事、ポールの知名度もあり、普段ボクシングに興味のない人たちにも関心を与えた今回の試合。ボクシング界を盛り上げるため、こういう興行もアリだとは思います。しかしせめてエキシビションマッチとして行われるべきでしょう。

4)タイソンほどではないにしろ、過去の存在になりつつあるディオンティー ワイルダー(米)。タイソン フュリー(英)に地獄の入り口を見せたフランシス ガヌー(カメルーン/仏)との対戦を希望しています。

5)WBAヘビー級レギュラー王者マヌエル チャー(独)とクブラト プーレフ(ブルガリア)の一戦は、現在のところ来月7月に予定通りに行われるようです。

6)同胞の先輩アンソニー ジョシュア(英)に快勝し、その評価を大いに高めたダニエル デュボア(英)。次戦の対戦者候補に、WBO暫定王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)や、張 志磊(中国)の名前が挙がっています。

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コラーゾ、ノックアウトをKO(2団体ミニマム級)

2024年11月20日 05時08分37秒 | 世界ボクシング

先週末16日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
2団体ミニマム級戦(王座統一戦):
WBO王者オスカル コラーゾ(プエルトリコ)TKO7回1分29秒 WBA王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)

*もう10年も前となる2014年10月に、まずは暫定王者としてWBAの最軽量級王座に就いたフレッシュマート。この2年あまり、様々な要因でブランクを作ってしまいました。しかし9月には豪州のリングで防衛を飾るなど、まだまだ過去の存在ではない事をアピールしています。

対するコラーゾは、コロナ禍直前の2020年2月にプロデビューを果たし、昨年5月に現WBC王者メルビン ジェルサレム(比)を破りWBOタイトルを獲得したばかりの新鋭世界王者。実力もさることながら、最軽量級としては珍しく大手プロモーターに目をかけられるなど、幸運時的な面もあります。常に日陰を歩む最軽量級にとり、ある意味救世主的存在と言っていいでしょう。

試合はタイ人がプレッシャーをかけ、プエルトリカンが力強く迎え撃つ展開となります。コラーゾが左右のボディーでフレッシュマートに襲い掛かれば、WBA王者がそれを的確な右ショートパンチで迎え撃つ。見ごたえのある攻防が続きます。

経験の浅いWBO王者が試合を有利に進みる中、6回に大きな動きがあります。その回の終盤にコラーゾの見事な右フックが炸裂し、不倒のノックアウトがダウン。その回終了のゴングに助けれらるのが精一杯でした。

痛烈なダウンからのダメージが抜けきらないまま7回を迎えたノックアウト。誰が見ても彼がノックアウトされるのは時間の問題でした。そしてこの回の中盤、プエルトリカンの右フックが再び炸裂し、タイ人がまたしてもダウン。驚異的な精神力で再度戦いに臨んだノックアウトでしたが、最後は左アッパーで仕留められゲームセット。コラーゾが見事なパフォーマンスを見せ、これまで保持していたWBOタイトルの防衛回数を伸ばすと同時に、WBA王座の吸収に成功しました。

敗れたとはいえ、好試合の立役者の一人としてその役割を果たしたノックアウト。本人次第で、まだまだ世界のトップ戦線で戦い続ける事が出来るでしょう。

 

長期政権を築いていた王者が陥落し、大きな動きが起こった最軽量級。下記は2024年11月20日現在の、ミニマム級王者たちとなります。

WBA:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/防衛回数0)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/1)
IBF:ペドロ タドゥラン(比/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/4)
OPBF(東洋太平洋):石井 武志(大橋/0)
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/1)
日本:松本 流星(帝拳/0)

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今週末の試合予定

2024年11月16日 05時21分37秒 | 世界ボクシング

2024年11月第三週末の主な試合予定です(2024年11月16日から22日まで)。

16日 土曜日
サウジアラビア
2団体クルーザー級戦(王座統一戦):
WBA王者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)対 WBO王者クリス ビラム=スミス(英)

2団体ミニマム級戦(王座統一戦):
WBA王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)対 WBO王者オスカル コラーゾ(プエルトリコ)

WBCライト級戦(暫定王座決定戦):
ウィリアム セペダ(メキシコ)対 テビン ファーマー(米)

スーパーライト級戦(12回戦):
ファン カルロス ラミレス(米)対 アーノルド バルボサ(米)

 

21日 木曜日
後楽園ホール
2団体ライト級戦(王座統一戦):
OPBF(東洋太平洋)王者宇津木 秀(ワタナベ)対 WBOアジア太平洋王者保田 克也(大橋)

 

22日 金曜日
韓国
WBOアジア太平洋スーパーミドル級戦:
王者帝尊 康輝(一力)対 挑戦者ユン ドクノ(韓国)

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ロドリゲス、実力者をストップ(WBCスーパーフライ級ほか)

2024年11月15日 05時45分01秒 | 世界ボクシング

先週末9日、米国ペンシルバニア州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦(王座統一戦):
王者ジェシー ロドリゲス(米)TKO3回2分47秒 暫定王者ペドロ ゲバラ(メキシコ)

*6月にスーパーフライ級で世界王座に返り咲いているロドリゲス。2度目のスーパーフライ級での初防衛戦では、15年以上のキャリアを誇る実力者ゲバラをその軍門に下しています。

試合開始早々からベテランを飲み込んでいったロドリゲス。サウスポー(左構え)からの長い右ジャブと、左右のボディー攻撃でゲバラを追い詰めてきます。

3回終盤、見事なワンツーでダウンを奪ったロドリゲス。最後はこれまた見事な右ショート・アッパーで再びダウンを奪い、そのままゲームセット。ゲバラに48戦目にして初のKO負けを与える事になりました。

存在感をさらに高める事に成功したロドリゲス。下記はロドリゲスが活躍するスーパーフライ級の、2024年11月15日現在の王者たちとなります。

WBA(レギュラー):フェルナンド マルティネス(亜/防衛回数0)
WBA(暫定):デビット ヒメネス(コスタリカ/0)
WBC:ジェシー ロドリゲス(米/1)
IBF:空位
WBO:ブメレレ カフ(南ア/0)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:川浦 龍生(三迫/0)
日本:高山 涼深(ワタナベ/2)

 

IBFウェルター級戦:
王者ジャロン エニス(米)判定3対0(119-107、117-109、116-110)挑戦者カレン チュハジアン(ウクライナ)

*昨年1月に、空位だった同暫定王座を賭け対戦している両雄。その時はエニスがフルマーク(120-108x3)の判定勝利を収め、暫定ながらも世界の頂点に立ちました。その後両者共に2つのKO/TKO勝利を加えて臨んだ再戦。結果的にはエニスがチュハジアンを再び退ける事になりましたが、ウクライナ人の健闘が大いに目立った一戦となりました。

普段はスピードとパワーで対戦したを飲み込むエニスですが、お互いに知った者同士による再戦だったためか、チュハジアンには米国人の脅しが通じません。エニスが勢いよく襲い掛かるも、その都度チュハジアンも反撃し王者にペースを譲りません。

5回、右アッパーでライバルからダウンを奪ったエニス。しかしここからも挑戦者が大崩れすることはありませんでした。主導権を握り続けるのは地元のエニスではありましたが、時折チュハジアンのクリーンヒットを食らう場面もしばしばありました。

結局は初戦同様に試合終了のゴングを聞く事になったこの戦い。エニスが防衛記録を伸ばしてはいますが、ディフェンスの甘さも暴露する形に。エニスの勝利に疑いの余地はありませんが、いくら何でも119対107というのはあり得ないでしょう。

かなり過大評価されている印象のあるエニス。彼が主戦場とする2024年11月15日現在のウェルター級の王者たちは下記のようになります。

WBA:エイマンタス スタニオニス(リトアニア/防衛回数1)
WBC:マリオ バリオス(米/1)
IBF:ジャロン エニス(米/3)
WBO:ブライアン ノーマン(米/0)
OPBF(東洋太平洋):佐々木 尽(八王子中屋/1)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/4)
日本:セムジュ デビット(ウガンダ/中日/0)

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フォースター、4ヶ月で王座に返り咲き(WBCスーパーフェザー級)

2024年11月11日 05時15分01秒 | 世界ボクシング

今月2日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフェザー級戦:
挑戦者オシャキー フォースター(米)判定2対1(115-113x2、113-115)王者ロブソン コンセイサン(ブラジル)

*7月に対戦しているフォースターとコンセイサン。その時はフォースターがワンサイドに試合を進めるも、驚くなかれ下された判定は2対1でブラジル人の勝利を支持。その判定結果に激怒したWBCは、最近では珍しく両者による直再戦を行うよう指令を出しました。

4ヶ月の期間を経て再び対戦する事となった両雄。軽打ながらもクリーンヒットを重ねるフォースターが、コンセイサンのパンチをほぼブロックするという試合展開は変わりませんでした。10回にはブラジル人をぐらつかせるなど優位を保ったフォースター。米国人が明白なリードを奪い12回を終えたように終えましたが、今回も判定は2対1と割れる形に。しかし今回はしっかりとフォースターが勝利を収め、順当に王座への返り咲きを果たしています。

勝つべき選手が勝利を収め、前王者がベルトを奪回したWBCスーパーフェザー級戦線。2024年11月11日現在の同級の王者たちを確認しておきましょう。

WBA:レイモント ローチ(米/防衛回数1)
WBA(暫定):アルベルト バティルガジエフ(露/0)
WBC:オシャキー フォースター(米/0)
IBF:アンソニー カカーチェ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
WBO(暫定):オスカル バルデス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):波田 大和(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:渡邊 海(ライオンズ/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/1)

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西田、初防衛戦が決定(IBFバンタム級ほか)

2024年11月10日 05時46分52秒 | 世界ボクシング

12月15日、大阪市住吉区スポーツセンターで予定される興行です。
IBFバンタム級戦:
王者西田 凌佑(六島)対 挑戦者アンチャイ ドンスア(タイ)

WBOアジア太平洋ミドル級戦:
王者国本 陸(六島)対 挑戦者竹迫 司登(ワールドスポーツ)

OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級戦:
王者タノンサック シムシー(タイ)対 挑戦者谷口 将隆(ワタナベ)

*どちらかと言うと控え目(地味)な興行になりますが、興味深いカードが連なっています。ミドル級の中堅選手たちによるトーナメントは、興行自体は面白かったのですがそれに見合った収入が得られなかったため、消滅してしまったようです。

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今週末の試合予定

2024年11月09日 05時16分09秒 | 世界ボクシング

2024年11月第二週末の主な試合予定です(2024年11月9日から15日まで)。

9日 土曜日
米国ペンシルバニア州
IBFウェルター級戦:
王者ジャロン エニス(米)対 挑戦者カレン チュハジアン(ウクライナ)

WBCスーパーフライ級戦(王座統一戦):
王者ジェシー ロドリゲス(米)対 暫定王者ペドロ ゲバラ(メキシコ)

12日 火曜日
後楽園ホール
日本スーパーフライ級戦:
王者高山 涼深(ワタナベ)対 挑戦者青山 功(セレス)

15日 金曜日
米国テキサス州
WBCウェルター級戦:
王者マリオ バリオス(米)対 挑戦者アベル ラモス(米)

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